校長あいさつ

                  熊谷西高校の魅力                                                                                                      

                   埼玉県立熊谷西高等学校

   校長 金 室 紀 夫

 

 本校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。令和4年4月に着任しました

金室 紀夫 (かなむろ のりお) と申します。よろしくお願いいたします。

 熊谷西高校は地域の要望を受け、昭和50年に開校し、令和5年度で49年目を迎える伝統ある共学の高校です。各学年ともに普通科7クラス、理数科1クラスで構成され、全校生徒は約900名、卒業生は15,000名を超え、上級学校や社会の多方面で活躍しています。 

 本校の魅力を4点 紹介します。 

1 進学実績が伸びている

 *過去5年間で大学合格者数が毎年増加し、

  令和4年度の現役大学進学率は約92%、国公立大学合格者数は70名 (現役64名) 、

  私立大学については、いわゆる早慶上理GMARCHの合格者数は82名 (現役75名) となり、

  これらの数について過去5年間で最高となりました。

 

2 スーパーサイエンスハイスクール (SSH) 2期目に指定され、成果をあげている

 *潤沢な予算(年間750万円)のもと課題研究や探究活動に取り組み、令和4年度は文系・理系複数のグループが

  全国大会に出場するとともに、さらに2グループがアジアで開催される「グローバルリンク」(アジア大会) へ

  出場を果たしました。

 

3 学校行事や生徒会活動、部活動に積極的に取り組んでいる

 *生徒主体の魅力ある学校行事や生徒会活動が多数あります。一例を挙げると、令和4年度の修学旅行は、

  2~4日目はすべて班別自由行動で、特に2日目は「広島発・京都着」の班別自由行動でした。

  部活動については、延べ9割以上 (兼部を含む) の生徒がいずれかの部に所属し、令和4年度は県大会や

  関東大会 (写真部、将棋部) 、全国大会 (自然科学部、将棋部、書道部、美術部) へ複数の部が出場・出展

  しました。

 

4 新制服が令和2年度から導入されている

 *特に女子の制服の人気が高く 、スカート・スラックス、ネクタイ・リボンが選択できます(正装はネクタイ)。

  セーター・ベストについてもグレー・ホワイト2種類あります。

 

 全生徒に共通して最も大切なことは、「生徒一人一人の進路希望の実現」です。教職員が力を合わせ、

生徒を指導・支援・サポートしてまいります。

 新型コロナウイルス感染症の出口がようやく見えてきました。引き続き健康管理をしっかりと行う中で、

例年に近い形で日々の授業や学校行事、部活動などを実施し、実り多い充実した教育環境を提供してまいります。

 今後とも、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

令和5年度 学校経営方針

 

■教育目標

 知識と良識を兼ね備え、自他を愛し、調和のとれた社会人を育成する 


■目指す学校像

 生徒の力を最大限に伸ばす県北が誇る進学校 


■重点的な4つの取組

1 生徒一人一人の進路実現 

 日々の授業を大切にし、計画的に自学自習する力を身に付けさせるとともに、3年間を見通した進路指導方針及び計画に基づき、各学年に応じた進路意識の醸成ときめ細かい進路相談・面談等を行い、生徒一人一人の進路希望を実現します。

*令和4年度の現役大学合格率は約92%で、過去5年間で最も高くなりました。

 令和4年度の現役大学合格者数は以下のようになり、過去5年間で最も多くなりました。

 国公立大学                  64名(H30~R4年度:35→40→45→57→64名)

 早慶上理+GMARCH  75名(H30~R4年度:54→59→60→35→75名)

 

2 豊かな心の育成

 生徒主体の学校行事や生徒会活動、部活動等をとおして充実感や達成感を味わい、自己肯定感を育むとともに、相手の立場に立った考え方やチームワーク等の大切さを学び、生徒の豊かな心の育成を目指します。

 

3 思考力・判断力・表現力等の向上 

 文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクール (SSH) [2期5年目] としての強みを生かし、全校体制で探究活動や課題研究に取り組むとともに、主体的・対話的で深い学びを実現する授業を研究・実践し、生徒の思考力・判断力・表現力等を向上させます。

 *引き続きSSH3期目に指定されることを目指し、今年度中に申請します。

 

4 働き方改革の推進

 教職員が笑顔で心に余裕をもって生徒と接することができるように、健康第一で効果的・効率的に仕事を行うとともに、学校行事の内容や組織編制の改善等を行い、「働きやすい職場」「働きがいのある職場」を目指します。

 

■本校職員の心構え

 次の3つの言葉を大切にし、教育活動を行います。

「愛 情」 「協 力」 「信 頼」


・本校職員は、常に愛情をもって生徒を指導・支援します。

・本校職員は、「チーム西高」として連携・協力し、様々な事柄に迅速に対応します。

・本校職員は、保護者・地域の皆様と協力関係を構築し、信頼される学校づくりを行います。

 

【令和5年度入学式】式辞.pdf

【令和4年度卒業式】式辞.pdf

【令和4年度入学式】式辞.pdf

校長室

校長日誌

Science Edge で最高賞を受賞!

つくば Science Edge 2022がつくば国際会議場で開催されました。
全国からのエントリー134チームのうち上位8チームに、本校の生物研究「Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析」チームが選ばれてオーラルプレゼンテーションを行いました。
その結果、最高賞3賞のうち未来志向賞を受賞しました。
受賞チームには「課題研究グローバルコンテスト Global Link」への招待状が贈られます。
Global Linkは日本、シンガポール、ベトナム、タイ、香港、中国の代表生徒による科学研究発表会です。例年は8月にシンガポールで行われますが、残念ながら昨年と今年はオンライン開催となってしまいました。
それでも本校生徒達は日本代表として堂々と発表し、各国の高校生たちと活発な研究交流をしてくれると思います。

→つくば Science Edgeの公式Web(今日現在「Live配信」ページで表彰式の様子が視聴できます)

→Global Linkの公式Web

修了式

令和3年度修了式を行いました。

<校長講話要旨>
北京オリンピックでは、日本人選手にとって不運なアクシデントがいくつかありました。あの羽生結弦選手でさえ「努力って報われないと思った」と口にしていました。たしかに、努力が必ず報われるとは限りません。しかし、それを口にしてよいのは、羽生選手のようにとことん努力した人だけです。皆さんも望んだとおりの結果が得られず「努力が報われなかった」と嘆いたときに、「そうですね」と周りから言ってもらえるような努力をしましょう。そのプロセスこそが人としての大きな成長を促すと思います。

卒業生を囲む会

先週卒業したばかりの先輩達が来校し、後輩に向けて受験体験を語る会を実施しました。
オンラインで1人ずつ話した後、直接対面で質問したい生徒達にも丁寧に対応してくれました。
高校生活のことをはじめ大学や学部の選び方、勉強方法、特に苦手な科目の克服など具体的に教えてもらうことができ、これから受験生になる2年生だけでなく、1年生にも大変参考になりました。
卒業生の皆さん、ありがとうございます。
こうして西高生のよい伝統が引き継がれてゆきます。

卒業式

第45回卒業証書授与式を挙行いたしました。卒業生の総数が15,000名を超えました。

<式辞要旨>
埼玉の三偉人はいずれもこの県北出身で卒業生の皆さんの大先輩に当たります。
偉業を成し遂げたことはもちろんですが、とても困難な状況の中でそれを成し遂げたことこそ尊敬に値すると思います。強い意志をもって困難に立ち向かえば、突破できる可能性はあると教えてくれています。
今、私達の周りもかなり困難な状況ですが、三偉人の後輩である皆さんは強い意志を持って立ち向かってください。皆さんが切り拓く未来に期待します。

球技大会

昨日と今日は球技大会でした。
感染症対策でもありますが、今回はドッチビーやボッチャといった新しい競技を導入しました。
ボッチャは東京パラリンピックにおける杉村選手の金メダルや団体戦での銅メダルなど盛り上がりましたから、タイムリーで生徒達の興味・関心も高かったようです。

教員志望者説明会

本校は教員になる卒業生が多いです。そこで、県教育局教職員採用課にお願いして、2年生向けに教員志望者説明会を毎年行っています。
今年度はオンライン開催となりましたが、教職の魅力や採用試験の仕組みなどについて詳しいガイダンスをしていただきました。

埼玉県理科教育研究発表会

県教育委員会主催の埼玉県理科教育研究発表会(高等学校の部)が開催されました。
例年は埼玉大学を会場に、県内で科学研究を行っている高校生数百人が参加して行われます。
今回は残念ながらまん延防止等重点措置に伴い、物理・化学・生物・地学の4分野に分かれてのオンライン開催となってしまいました。
この発表会での発表数最多はたいてい本校です。今回は全体的に縮小していますが、それでも38本中12本の発表数はダントツです(2番目に多い浦和第一女子高校が7本)。物化生地すべての分野に参加しているのも本校だけです。
熊谷西高校は「県内で最も科学研究が盛んな学校」と言って間違いありません。

生徒研究発表会

本校では理数科も普通科も課題研究を行っています。
各学年ともクラス単位や学年単位でこれまでに複数回発表会を実施し、全員が研究発表をしてきました。
本日はその中から選ばれた代表生徒による全校発表会です。
多種多様なテーマで大変力のこもった素晴らしい発表ばかりでした。

SSH運営指導委員会

大学の先生方に御参加いただき、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)運営指導委員会を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で今回もオンライン会議でした。午後の生徒研究発表会にも御指導いただく予定でしたが残念です。
委員会では、今年度の取組について貴重な御指導、御助言をたくさんいただきました。今後に生かしてまいります。

百人一首大会

毎年恒例の百人一首大会が行われました。
全員参加のクラス予選を勝ち抜いた選手たちなので、大変ハイレベルな戦いでした。
このような日本の伝統文化に触れることも大切な学びです。