第Ⅲ期SSHの取組
【探究の熊西】理数科交流会
3/12(水)3・4限に1・2年生理数科で交流会を行いました。
2年生が1年間かけて行ってきた課題研究の様子を1年生に紹介し、1年生は研究発表などをもとに
次年度の自分たちの課題研究のテーマを決める参考にするのが主目的です。
自分たちの課題研究についての説明を、ポスターセッションと同じようにまずは説明していきます。
物理分野「グリーンフラッシュ」 化学分野「スーパーボール」
生物分野「野菜」 地学分野「水琴窟」
自分たちの研究内容だけでなく、どのように研究テーマを選んだのか、その祭どのような点に気をつけたか
などのアドバイスも1年生は2年生に聞いていました。
2年生は来年度、今年の2月に理科教育研究発表会で提出した論旨等を元に日本語の論文をまずは作り、
それを英語にする研究論文の授業が1学期にあります。
1年生は今年各科目で行ってきたユニット型課題研究の手法を生かし、今度は自分自身でテーマを決めて
課題研究に取り組んでいきます。それが先輩たちの継続研究になるのか、自分自身で考えたテーマになるのか
はわかりませんが、今回の交流会で得た知識などを生かしてほしいと思います。
【探究の熊西】校内SSH生徒研究発表会(午後の部)
2月7日(金)今日は1年間取り組んできた探究活動・課題研究におけるまとめの全校発表会になります。
午前の部は、1・2学年や普通科・理数科関係なく、全員で楽しく発表を行いました。
午後の部は、体育館での代表による発表です。
前半はビブリオバトル(本の案内)と英語スピーチコンテストの学校代表者が発表し、普通科1・2年の各学年代表の発表が行われました。
〈校長先生から激励です〉
〈発表会 全体の様子〉
(1)ビブリオバトル・・・学校代表
『 十角館の殺人 』2年5組 鈴木
(2)英語スピーチコンテスト・・・学校代表
“ The Super Power of a Smile ” 1-7 WATANABE
(3)普通科1年:探究活動・・・学年代表
①「中高生の体力低下に対してどのような対策があるか」4組 内田、菊池、小板橋、中里
②「子育てしやすい環境を作るためにはどうすればいいか。」5組 柏原、木部、藤井、山田
③「食料廃棄を減らすには?」7組 門倉、小久保、髙橋、二瓶
④「音楽と記憶力の関係」6組 新井、石田、中島、與板
(4)普通科2年:探究活動・・・学年代表
①Re:Earth 「熊谷市をベッドタウンとして住みやすい街にするにはどうしたら良いか」本田、門井、柴、吉田
②「なぜ墓じまいをする人が増え続けているのか」清
③Re:Earth 「熊谷市の健康を促進するために求められる施設はなんだろう」福田、下山、反町、大坪
④全国探究コンテスト2024 最終審査 進出作品
Re:Earth 「籠原に若者から子育て世代を増やすためには?」 竹内、鈴木、新井、嶋村
後半は理数科1年のユニット型研究(化学・地学)の発表と、理数科2年生の各分野(物理・化学・生物・地学)の発表が行われました。科学展で優秀な賞を取った作品の発表も行われました。
(5)理数科1年:ミニ研究 科学プレゼン・・・テーマ代表
① 【化学】「硫化亜鉛電池の作成」疋田、平井、三浦、三上
② 【地学】「エタノールの過冷却とその破綻」石田、岡田、河内、高橋
(6)理数科2年:課題研究・・・SSH課題研究代表
①第75回 埼玉県科学教育振興展覧会 中央展 優良賞
【地学】「岩石天体の光条の形成要因」 松﨑、飯塚、大野
② 【生物】「野菜と水ストレス」柳澤、小島
③ 令和7年度全国高等学校総合文化祭 埼玉県推薦作品、
第75回 埼玉県科学教育振興展覧会 中央展 優秀賞
【物理】「グリーンフラッシュ(GF)の再現と条件の明確化」北内、中島、針谷
④ 第75回 埼玉県科学教育振興展覧会 中央展 優良賞
【化学】「キハダの産地と含有成分の量の関係」根岸、小曽根、鈴木
⑤第68回 日本学生科学賞 埼玉県推薦作品、
第75回 埼玉県科学教育振興展覧会 中央展 優秀賞
【化学】「硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング」神田、片野
各発表に多くの質問があり活発な質疑応答が行われました。難しい発表も多くあったと思いますが、質問によって理解が深まったり、新たな視点を得られたことと思います。また保護者の方からも温かく的確な質問がありました。本校の発表会を通して地域の科学教育を深めていく土台となれれば幸いです。
みんな1年間よくがんばりました。素晴らしい発表会でした。
【探究の熊西】自然科学部 チームアライグマ、彩の国環境大賞 優秀賞 受賞!
チームアライグマの長年の活動が認められ、今年度の彩の国環境大賞 優秀賞を受賞することができました。
2月7日、チーム代表を務める川越女子高校と越ケ谷北高校の生徒が授賞式に参加してきてくれました。
野生生物の経年調査は地味な作業ではありますが、地道なデータの積み重ねが大切です。
今後もチームの活動を、後輩たちに引き継いでいきたいと思います。
↓詳細記事はこちらです↓
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0501/r6kannkyou.html
【探究の熊西】自然科学部 センサーカメラ回収
先日、アライグマ用に設置しているセンサーカメラ5台を1か月振りに回収してきました。
設置させていただいている寺社の皆様には心より感謝申し上げます。
センサーカメラに映る動物は非繁殖期の行動を知る貴重な資料となります。
今後も継続して観察を続けたいと思います。
↓その場で写真を確認する様子
【探究の熊西】自然科学部 伊佐沼探鳥会
先日、北風の吹く中、伊佐沼探鳥会を行いました。他校の生徒、教員も含め34名が参加しました。
探鳥初心者が多い中、双眼鏡の使い方を確認した後、カモ類を中心に31種を観察しました。
集合前の下見でトモエガモ♂1羽がいましたが、全員が見ることはできず。
ハシビロガモの特徴的な嘴は全員が観察することができました。
参加者は、カモ類のオスの羽の光沢は、見る角度や日の当たり方によって全く異なった色に見えることを実感したようでした。
冬の定番、ツグミを見ることはできませんでした。今冬はツグミが異常に少ないです。どうしたのでしょうか。
最後は、絶滅危惧Ⅱ類のキタミソウを観察して解散しました。
これからも「フィールド」「現場」を大切にしながら活動をしていきます。
(なお、野鳥写真の無断使用はご遠慮ください。撮影者:自然科学部顧問)
↓タシギ
↓セイタカシギ
↓ハシビロガモ♂
↓カワウ生殖羽