活動の記録

自然科学部

【自然科学部】日本顕微鏡学会へ参加しました。

 自然科学部では毎年、株式会社日立ハイテク様から電子顕微鏡をお借りしています。今回、その成果を日本顕微鏡学会の「第1回中高生によるポスター発表」、6月2日(日)幕張メッセ国際会議場において発表してきました。

 まずは講演会がありました。幾原先生による「原子の世界とナノテクノロジー」、上田先生による「全身・全脳透明化のその先へ」を聞き、透過型電子顕微鏡により水素原子を観察できるまでに解像度が上がったことでコンデンサに添加されたランタノイドがどこにあり、なぜ性能向上に寄与したのか分析できたり、マウスの脳を透明化して観察することでカルシウムイオンが睡眠を誘導していることを直接観察できたりと非常に刺激的で面白い科学の最先端を知ることができました。

 次はポスター発表です。主に関東圏からの出展が多く見られました。

 本校からは『キハダ由来農薬の実現に向けて』を理数科3年嶋田と普通科3年田幡でポスター発表を行いました。

 多くの方が二人の発表を聞きに来てくださいました。

 研究成果を知ってもらうため、一生懸命説明しています。

 専門家の方々から難しい質問を受けても、自分達の実験経験や論理的に予想して一生懸命に答える姿が印象的でした。研究を通して生徒の成長を大いに実感できました。二人とも今まで本当に一生懸命取り組んでくれて、ありがとう。良い発表でした。お疲れ様でした。

【自然科学部】チームアライグマ野外調査

熊西のチームアライグマでは、アライグマのほかにクビアカツヤカミキリについても調査を行っています。

いずれも特定外来生物です。

GWの3日間で、クビアカツヤカミキリの調査(およびセンサーカメラ設置)を行ってきました。

特にさくら運動公園のソメイヨシノは、クビアカツヤカミキリによる被害が壊滅的な状態でした。

防除がまったく追いついていない様子でした。

 

【自然科学部】チームアライグマセンサーカメラ回収

自然科学部生物班は、特定外来生物のアライグマの生息状況について調査しています。

現在は近隣5カ所にセンサーカメラを設置させていただき、撮影を試みています。

3月に設置したカメラを、先日回収してきました。

さて、何が写っているのか!?これから判別していきます。

 

【自然科学部】チームアライグマミーティング

4月21日㈰、川越女子高校にて合同ミーティングを開催しました。

今年度最初のミーティングで、今年度の活動内容について確認しました。

また、外部の方を招いてツヤハダゴマダラカミキリ(特定外来種)についての講演も行っていただきました。

熊西の自然科学部生物班は今年、1年生が7人も入ったので、活動を活性化させたいと考えています。

変化は現場で起こっている!ので、積極的にフィールドに出ていきたいと思います。

【自然科学部】実験風景

熊谷西高校も春休みとなりました。朝から晩まで実験するチャンスです(←言い過ぎました)。

また、3月末はつくばサイエンスエッジや化学クラブ発表会等の発表会が多くあります。

春休みですが、発表会のために発表資料の準備や発表のための考察を補足するための追実験に励んでいます。

先輩から後輩へ実験技術の継承も行いつつ、新入生歓迎実験の練習をしています。

ぜひ、新1年生のみなさん、自然科学部を見学してみてください。

【自然科学部】埼玉県代表として総文祭へ

6月20日(火)に埼玉会館において、埼玉県高等学校総合文化祭 開会式 兼 壮行会へ、理数科3年8組 新山・富岡・吉澤の3名が参加してきました。

 

 昨年度行われた科学振興展覧会(中央展)において県知事賞を受賞し、今年度の全国高等学校総合文化祭『かごしま総文2023』へ、自然科学部門(ポスター分野)の埼玉県代表として出場します。

 

壮行会では各分野における埼玉県代表の発表を観覧できました。どの分野の発表も素晴らしく、様々な文化活動を知ることができ、埼玉県の底力を感じました。

 自然科学分野は動画にて発表を行い、全国大会への抱負を述べました。

壮行会を通して、総文祭が近づいていることを実感し、緊張感が高まってきました。

全国から集まるレベルの高い作品に対して、埼玉県代表として全力を尽くしてきます!!

【自然科学部】SSH企業連携(共同研究):建設資材開発共同組合

3月11日(土)本校理数科の課題研究に対して、建設資材開発共同組合様と共同で研究を始めました。昨年12月に共同研究の打診をいただき、自然科学部の生徒3名と共に化学実験室にて実験を行いました。

 

 建設資材開発共同組合様は、令和4年4月で40年の歴史を迎え、地球を守る・環境を守る・生物を守るを三大目標とし、商品開発を行い、埼玉県を中心に活動されてきました。特殊吸着剤セラミック、鮮度保持ポリエチレンフィルム、無公害船底貝殻付着塗料など幅広く開発されてきました。

 

 生徒共に実験を行い、計測により結果を定量的に評価し、講義をいただきました。


 わずかな変化も見逃さないよう真剣です。化学反応は一瞬です。 

 実験結果を数値化し、しっかりと記録を取ります。
 一言も聞き逃すまいと、真剣な様子が伝わってきます。

  高校生には地域の企業様にご協力いただくこの機会を活かして、研究を通して多くのことを学んで欲しいと願っています。

【日立ハイテク】電子顕微鏡!!

 今年度も株式会社日立ハイテク様から電子顕微鏡をお借りしました。

 地域における科学教育の振興を目的とした理科教育支援活動として、株式会社日立ハイテク様より日立卓上顕微鏡TM4000をお借りしています。大変ありがとうございます。

 

 電子顕微鏡とはどんなものでしょうか?

 世の中で最も小さい電子を対象にぶつけて、その形状を見ていきます。そのため、光学顕微鏡よりも小さいもの、ミクロの世界をのぞくことが出来ます。ただし、電子をぶつけるため真空が必要であり、観察する対象は金属など導電性があるほうが有利です。

 しかし、日立卓上顕微鏡TM4000は真空度を制御して、導電性のない対象も観察できます。さらに、電子を対象にぶつけてその跳ね返りを見ているので、観察対象の材質の違いを見ることも出来ます。

 

 まずが生徒が持ってきた身近なティッシュ、ミンティアです。

 

ティッシュは細長い繊維が絡まっている様子がわかります。

 

ミンティアは爽やかでおいしいですが、表面はボコボコなのがわかります。

 

 さらに自然科学部では各自がテーマを持って研究しています。

その中で光学顕微鏡では観察することが困難な光合成細菌を観察してみました。

細長い楕円に見えるのが、光合成細菌と思われます。今回は非常に無理な条件のなかで挑戦してみました。来年度はぜひもっと 正確に観察できるよう腕を磨きたいです。

 

 また電気化学的な方法で二酸化炭素の還元に挑戦しているチームもあります。

電極に銅を用いていましたが、銅線表面にニッケルを電気めっきし、還元にのぞんでいます。その表面を観察してみました。

 

肉眼では銅線の表面をニッケルが薄く覆っているように見えますが、電子顕微鏡像からは銅線の表面を覆っているニッケルがひび割れている様子がくっきりとわかります。

 

 電子顕微鏡が本来の状況を正確に教えてくます。やはり研究では正確な観察が大切だと気付かせてもらいました。

【自然科学部】GSC全国受講生研究発表会

 GSC(グローバルサイエンスキャンパス)とは、将来グローバルに活躍し得る傑出した科学技術人材を育成することを目的として、大学などで高校生等を募集し、国際的な活動を含む体系的なプログラムです。

 熊谷西高校からは毎年理数科の生徒数名が東北大学の主催する「科学者の卵養成講座」に参加してきました。昨年度受講した生徒4名はその研究が認められ、東北大学の代表として全国発表会に参加しました。

 10月16日(日)研究について、プレゼンテーションによる口頭発表 、 および質疑応答をオンラインで実施しました。審査により44 件の発表の中から、上位に選ばれ二次審査へ進みました。

 11月6日(日)二次審査は、科学技術振興機構 東京本部別館にて一次審査を通過した12件の口頭発表を行いました。

 他班の発表も非常に素晴らしかったです。そして、どの研究も工夫が施され、非常に説得力のあるものでした。本校の生徒も力を合わせて精一杯の発表を行い、見事に優秀賞をいただきました。生徒の立派な姿に彼らの成長を感じました。よくがんばりました。

【自然科学部】全国大会へ

10/21(金)に科学展(中央展)が行われ、次のような結果となりました。

 

県知事賞:化学  自然科学部  フッ化物イオン添加による硫化亜鉛ナノ粒子の発光

優良賞 :植物  自然科学部  Hemerocallis 属における生息地の違いと種分化に関する系統解析

優良賞 :地学  自然科学部  クレーターからの白い足跡を追え!~光条ができる要因~

優良賞 :地学  自然科学部  風の学校~地域・学校の微気象を探る~

優良賞 :化学  自然科学部  電気化学的手法による二酸化炭素の還元

 

 県知事賞の作品は、日本学生科学賞へ進み、また、来年度の全国高等学校総合文化祭(鹿児島大会)の候補になります。

 

 どの作品も生徒は本当に一生懸命研究に取り組み続けています。受賞は嬉しいことですが、それ以上に努力し続ける生徒に敬意を表したいと思います。