バスケットボール部女子
バスケットボール・クリニック!
前回お知らせしていたバスケットボール・クリニックが早くも実現しました。1/20に行われた3x3のイベントのお手伝いをしたことがきっかけで、2/10㈯3x3S.LEAGUEのプロバスケットボールチームSAITAMA LIPLA鈴木徹選手に熊谷西高校体育館まで来校していただき、クリニックをしていただくことができました(怪我や病気で診療所を訪れるように、バスケットボールをうまくなるためにどうしたらいいかを尋ねられる催しをバスケ界ではクリニックと呼びます)。
まず「アニマル・フロー」と呼ばれるトレーニングから始まり(アニマルフローは動物の動きを取り入れた自重トレーニングで、道具を使わずに効率的に全身を鍛えることができ、しなやかな身体づくりに効果的だそうです)、3人制と5人制の戦術etc.の考え方の違いを教わりながら、具体的な練習を指導していただき、最後はチームに分かれての3x3の実戦形式のゲームを行いました。トレーニングでは普段使うことの少ない個所を鍛えたり、5人制にも増して重要な切り替えの速さやコミュニケーションを意識することで、短時間ではありましたが確実に向上した要素が多く見られ、充実した時間となりました。また、SAITAMALIPLAのスポンサーさんの商品(SOYDENOODLE)までプレゼントしていただき、最後はみんなで笑顔の記念撮影となりました。
さて、この日を最後に学年末考査に高校入試もあるため、西高女バスの活動はしばらく停止です。次に練習するのはほぼ3週間後となります。その間はひたすら脳ミソに汗をかかせてください。勉強に疲れたら、たまにはアニマル・フローをやるのもいいかもしれませんね。
最後に、受験生の皆さんへひとこと。がんばっている皆さんにがんばれとはいいません。来たるべき受験当日に自分の力が十分に発揮できることを祈っています。合格したあかつきには、ぜひ熊谷西高校女子バスケットボール部に顔を出してみてください。部員一同、皆さんの入部を歓迎いたします!
3x3 S.LEAGUE in KUMAGAYA に参加してきました!
1月20日㈯くまがやドームで行われた3人制プロバスケットボールリーグ(S.LEAGUE)に参加してきました。
熊谷市バスケットボール連盟からお誘いをいただき、熊谷市で初の開催となる3人制プロバスケットボールリーグのお手伝いをさせていただきました。午前中はU12、U15、U18のユースカップが行われ、U18部門で熊西女バスも4チーム参加してきました。3人制バスケットボールは5人制バスケットボールとはルールや用具が異なるため、戸惑うことも多く、特に使用するボールが大きさは同じで重さが男子用の重さになるため、大会当日に初めて手にした部員たちはシュート感覚を調整するのに苦労していました。どのチームも上位進出とはいきませんでしたが、3人制バスケットボール独特の魅力を感じられたようです。
午後はプロのゲームのTOや会場の受付等のお手伝い。小林熊谷市長や大野埼玉県知事も顔を出していただいたセレモニーやちびっこのチアダンスなどもあり多彩な催し物に楽しませてもらいましたが、何といっても間近で見る迫力満点のゲームに部員たちは思わず引き込まれたようで、参考になるプレイも多く充実した一日となりました。
最後にこの大会を主催したSAITAMA LIPLAさんからいただいたTシャツを着ての写真撮影をして解散となりました。この大会の運営から試合まで八面六臂の大活躍だったSAITAMA LIPLA#81鈴木選手(写真上段中央)からは、バスケットボールクリニックをしていただく約束までいただきました。こうした催しをきっかけにバスケ仲間のつながりが広がっていく楽しさ、うれしさも実感できた一日でした。
鈴木選手、早いうちにぜひお願いします!
新人戦県大会、ベスト32で終了!
1月12日㈮から新人戦県大会が始まり、熊谷西高校女子バスケットボール部は1回戦を突破しましたが、2回戦で敗れ県ベスト32という結果になりました。
前回お知らせしたように、初戦の相手は所沢高校でした。西高女バスの部員の中で、中学校時代に県大会に出場した経験のある生徒はわずか3人しかおらず、埼玉高校バスケの聖地ともいえる上尾運動公園体育館で行われる県大会の雰囲気にのまれてしまうのではないかという懸念もありましたが、ベンチが考える以上に部員たちは落ち着いてゲームに入っていってくれました。第1ピリオド出だしからシュートタッチも悪くなく、リバウンドへの意識も高く、このピリオドだけで10得点した#8野村(羽生東中出身)の活躍もあり、21-15の6点差でこのピリオドを終えました。第2ピリオドでも終始リードを保ちながらゲームが進みますが、やはり県大会の緊張感からかいつも以上に体力の消耗度が激しく感じられたため、途中からディフェンスを部内最長身の#11松本(上尾西中美術部出身)を中心としたゾーンディフェンスに変更すると、これがうまくはまり、相手が攻めあぐねたこともあり、41-29の12点差で前半を終了しました。第3ピリオドも10点前後の得点差でゲームが進行していき、残り1分を切ったところで13点リードしましたが、ここからのゲームマネジメントに失敗し、自分たちのミスから速攻を連続して決められ7点差までリードを詰められて最終ピリオドを迎えることになりました。嫌な流れで迎えたこのピリオド、最初に得点を決めたのがさすがのキャプテン#4堀内(樋川中出身)。オフェンスリバウンドをもぎ取ると、そこからのシュートファウルで得たフリースローを確実に2本とも沈め、チームに落ち着きをもたらしました。その後は相手#4のドライブ、シュートに苦しめられながらも10点前後の攻防が続きますが、第3ピリオドの反省も生かしながら上手く時間を使い最終スコア69-57で見事勝利を収めることができました。
翌日行われた2回戦は県シードの山村学園との対戦となりました。埼玉高校女子バスケ界をリードしてきた強豪チームとの一戦は、まさに「胸を借りる」戦いです。結果は28-72の完敗でした。オフェンスではボール運びなど日ごろ練習していることが通用する部分もありましたが、何といってもシュートがリングに嫌われすぎました。やはり相手の高さが微妙にシュートコントロールを狂わせたのかもしれません。負けはしましたが、県上位校の高さ、強さ、上手さを体感できたことは何よりの収穫です。この試合で得た課題と向き合い、春に向かってまた練習していきます。
近年部員不足に悩むチームが多い中、我がチームは1,2年でマネージャーを含めて20人という恵まれた環境にありますが、高校からバスケットを始めた部員やミニバスの経験しかない部員も多く、中学時代に県大会で勝利した経験のある部員は皆無です。ですから、今大会での1勝はチームにとってとても大きな1勝です。県大会での勝利の味を再び味わうために、さらに邁進していきます。今年も熊谷西高校女子バスケットボール部をよろしくお願いいたします。
最後に、平日も含め連日多くの保護者の方々が上尾まで応援に駆けつけてくれましたこと、感謝申し上げます。
バスケットボール県大会組合せ抽選&持久走大会結果報告
熊谷西高校では、12/12㈫に期末考査が終了し、女子バスケットボール部も活動を再開しました。
前回お知らせしましたように、12/4㈪に新人戦県大会の組合せ抽選が行われ、西高女バスの初戦は来年1/12㈮に上尾運動公園体育館にて所沢高校との対戦と決定しました。所沢高校は北部支部より圧倒的にチーム数の多い西部支部でベスト8に入り、県大会出場権を獲得している強豪です。実はこのチームとは10/7に熊谷女子高校にお邪魔した際、一度練習ゲームを行っていますが、対戦成績は五分五分といったところでした。まずは1回戦突破をめざして、テスト勉強で2週間近く動かしていない鈍った身体を元に戻し、戦略を構築して冬休みを迎えたいと思います。
さて、もう一つの報告は持久走大会です。バスケットボールにおける一番重要な要素を走力におく西高女バスは、例年持久走大会で活躍してきましたが、今年もがんばってくれました。コロナ禍で学年別レースが数年続きましたが、今年は装いも新たにやや長めの距離を走る部門と少し短めの距離を走る部門を自分で自由に選択して、部門別に3学年が一緒に走るという形式になりました。どちらを選択するかについてチームとしては強制せず、自分で判断するようにしたところ、怪我等で短めの距離を選択した部員はいましたが、多くの部員が長距離部門を選択しました。(長距離部門の)結果は、1年髙田(深谷中出身)が2位、2年新井(桶川西中出身)が5位、2年神岡(岡部中出身)が7位、1年スカトリニ(太田中出身)が9位と10位以内に4人が入り、11位~20位以内にも2年の野村(羽生東中出身)、須長(深谷南中出身)、堀内(桶川中出身)、原田(上尾東中出身)、大坂(北本東中出身)の5人が入りました。ただ、特筆すべきは1年マネージャー後藤(大幡中出身)が21位に入ったことです。普段気を遣うことは多くても、身体を動かすことは少ないマネージャーのがんばりは、他の部員への大きな刺激になり、「マネージャーに負けたのが悔しい!」と嘆く部員もいました。
持久走大会終了後の練習で部員たちに話したことは、「自分のベストを尽くしたか?」ということでした。かつてのUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の名将ジョン・ウドゥンの「成功とは、なりうる最高の自分になるためにベストを尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心の平和のことだ。」という言葉を念頭に、人間には得意不得意があるのだから、順位に差が出るのはやむを得ないが、順位ではなく自分がベストを尽くしたかどうかが大切であり、自分はベストを尽くしたと思って一日を終えることができたらどんなに素敵か、この後始まる期末考査に向けてもベストを尽くしてくれ、という話をしてテスト前最後の練習を終わりにしました。きっと各自がベストを尽くしてテスト勉強に励んでくれたことと信じます。
今年もまもなく終わりますが、西高女バスの2023年はまだまだ濃い時間を堪能します。来年2024年も熊谷西高校女子バスケットボール部をよろしくお願い申し上げます。
新人大会北部支部予選終了ー第5位で県大会出場権獲得!
10月29日~11月23日というほぼ1か月近くの長期間行われた新人大会北部支部予選が終了しました。熊谷西高校女子バスケットボール部は第5位(ベスト8)で県大会出場権を獲得することができました。
夏の県北選手権の結果1回戦シードとなった熊西は、1回戦で深谷商業に完勝した秩父と2回戦で対戦しました。秩父はノーシードとはいえ、夏の大会で優勝した正智深谷相手に56点取っており(ちなみにこれは夏の大会で正智相手に奪った最多得点です)、ノーシードの中では一番警戒していたチームであり、ここで敗れると県大会出場権を失ってしまうことから、まずはここを勝ち切ることを目標に準備を進めてきました。
第1ピリオドは互いにこの試合の持つ重要性に緊張したせいかターンオーバーが続出し膠着状態が続く中、#7須長(深谷南中出身)のバスケットカウントから熊西がリズムをつかみ、終始リードを保って15-7の8点リードで終了。続く第2ピリオドは出だしで#9恩田(寄居中出身)の連続得点で点差を2桁とすると、その後相手に流れが行きそうな場面で#6原田(上尾東中出身)の効果的な3P、#8野村(羽生東中出身)のリバウンドシュートで流れを渡さず、38-21の17点差で前半を終了しました。後半いろいろな戦術を試す中で点差を詰められる場面もあったものの、2桁点差をキープし、最終スコア 熊谷西 63 - 48 秩父 で勝利し県大会出場を決めました。この試合のハイスコアラーは#5新井(桶川西中出身)と#8野村でともに12点と決して多くはありません。出場した選手がまんべんなく得点し勝利に貢献してくれました。相手のシュート確率の悪さに助けられた部分もありますが、西高の3Pが6/18(33%)と西高にしては比較的多く得点できたことも勝因といえるでしょう。
中2日で決勝リーグ進出をかけた3回戦は熊谷農業との戦いとなりました。熊農とは昨年から合同練習や練習試合をよくやらせてもらっており、互いに手の内を知り尽くした相手です。比較的ドローに恵まれた熊農は、完全にこの試合に照準を定めていたようで、その集中力、気合いに完全に西高は後手に回ってしまいました。昨年先輩たちが延長戦の末敗れて出場できなかった県大会への出場を決めて気が抜けたわけではないのでしょうが、とにかくシュートがリングに嫌われ、3Pに至っては1/29(3%)という衝撃的な数字が残されました。ハイスコアラーも#4堀内(桶川中出身)と#6原田がかろうじて10得点で2桁に届いたものの、試合は 熊谷農業 78 - 49 熊谷西 で敗れ、熊西の新人大会北部支部予選が終わりました。
決勝リーグで上位校相手に現在の実力を測りたかったところですが、残念ながらその望みは叶いませんでした。しかしながら熊西女バスには県大会が待っています。この冬にもう一度バスケットボールと真摯に向き合い、県大会に備えます。県大会の組み合わせ抽選会は12月4日。抽選結果は、また後ほどご報告させていただきます。
今後とも西高女バスの応援をよろしくお願いします。
【女子バスケット部】夏季県北選手権大会、2年ぶりにベスト4進出!
夏の総決算として行われた夏季県北選手権大会で熊谷西高校女子バスケットボール部は2年ぶりにベスト4に進出し3位の賞状をいただきました。
8/11~8/24までの長期間にわたって行われたこの大会は新チームになって初めての公式戦であり、秋に行われる新人大会北部支部予選のシードを決める大会です。先輩たちが引退し、新チームになって初めての大会ということもあり、インターハイ予選の結果を参考にしたシードが崩れるケースが続出し、ベスト8までのシード8チームのうち4チームがシードを失うという結果になりました。16シードの枠に入った熊西女バスは、1回戦で東農大三を、2回戦で8シードの本庄を、さらに準々決勝で第3シードの早大本庄を破った鴻巣に勝ちベスト4に進出することができました。西高以外のベスト4には正智深谷・松山女子・滑川総合という県大会でも上位を狙う実力校が順当に勝ち上がり、波乱はありませんでした。準決勝で他校の様子をうかがうと、どのチームも髪はキリッと短く、体格もウェートトレーニングで鍛えられているようで西高に比べるとがっしりとしており、体格がまだまだひょろっとして髪は長くポニーテールなどにしてる部員が多くいる西高が場違いな感じもしました。準決勝では松山女子に第1ピリオドこそ1点差で接戦となったものの、その後は徐々に引き離され敗れました。3位決定戦は行われないため、この時点で熊西の今大会3位が確定しました。現時点での西高女バスの実力から考えると、部員たちは本当によくがんばりました。
じつは、この大会の山場と考えていたベスト8を決める本庄との対戦2日前に大黒柱であるキャプテンが練習中に捻挫をして出場を断念、さらには本庄戦でMVP級の活躍をした1年生ガードが発熱により3回戦・準決勝には出られず、おまけに3回戦ではスタートメンバーの一人が3Pシュートを決めた直後のディフェンスとの接触によりこれまた捻挫・・・準決勝はまさに満身創痍の中での戦いでした。ベンチとすれば選手の起用法に大いに悩みましたが、今年の西高女バスは誰か一人に頼るようなチームではなく、みんなで出場時間をシェアしながらチームとして戦うことを目指していたので、この逆境がチーム全体の底上げにつながったように思います。ひりつくような緊張感の中、4試合も経験できたことは大きな財産です。しかし、準決勝に進出した他の3チームと比べるとまだまだ力不足ですし、ベスト4以外のチームの中にも、西高女バスより地力があると思えるチームはたくさんあります。この秋、我がチームの課題を克服し、新人大会ではよりパワーアップした戦いを披露するつもりです。
今後とも、熊谷西高校女子バスケットボール部の応援、よろしくお願いします!
<大会結果>
1回戦 熊谷西 59 - 51 東農大三
2回戦 熊谷西 59 - 51 本庄
3回戦 熊谷西 71 - 49 鴻巣
準決勝 熊谷西 40 - 82 松山女子
【女子バスケット部】夏季校内合宿終了、いざ県北選手権大会へ!
8/4㈮~8/7㈪の3泊4日で校内合宿を行いました。この期間の熊谷市最高気温の平均がなんと37.6度! この過酷な環境の中、部員たちは全員で耐え抜き、最後まで乗り切ることができました。涼しい場所へ出かけて合宿を行うという選択肢もありますが、普段から練習しているホームコートで劣悪な環境の中でがんばり抜くことで得られるものも多いはずです。例えば、今回は普段西高の食堂を経営している業者さんの都合で食事をお願いすることができなかったため、合宿中の食事に関しては、部員が事前に検討し、あらゆる手配を行いました。顧問は見守るだけで大助かりでしたが、こうしたマネージメント能力は社会に出てもきっと役に立つはずです。また、部員たちの発案で、合宿中のリフレッシュのための時間も設けられました。すべてのことが一生の思い出です。今春卒業した先輩たちも顔を出し、後輩へ差し入れを持ってきてくれましたが、入学時からコロナの影響をもろに受け、1度も合宿を経験することなく卒業した彼女たちは、ちょっぴり後輩がうらやましそうでした。現役部員たちには、苦しくともこの日常生活がかけがえのないものだということを実感してもらいたいものです。そして今回、この合宿が保護者の方々をはじめ多くの方々の支えのもとに行われたということも実感できたはずです。すべての方々への感謝の気持ちを忘れずに自分のすべきことに全力で取り組んでいきましょう!
合宿明け最初の練習日である8/9㈬は西高女バス1回目の入部体験が行われました。体験に参加してくれた中学生の数はそれほど多くはありませんでしたが、みんな上手で何より楽しそうにバスケットをする姿が素敵でした。「英姿颯爽」たる西高生にぴったりな皆さんが来春西高の門をくぐり、来年の今頃は下の写真のような合宿風景の一員になっていることを願っています。
夏季県北選手権大会が8/11㈮から始まりました。その結果については、のちほどお伝えいたします。乞うご期待!
女バスより暑中お見舞い申し上げます!
夏休みに入り連日猛暑日が続きますが、西高女バスは元気に活動しています。
とはいえ、やはり熊谷の暑さは厳しい! 練習時間はやや短めにし、量より質を重視した内容で活動しています。7/26には、この暑さを楽しもうと、練習終わりに「かき氷大会」を催しました。かき氷はすぐに溶けてしまいますから、全員分ができるのを待って一斉に食べるというわけにはいきません。できたそばから食べていくのですが、最後の部員が食べるころには、もうお代わりを待つ猛者たちが列をなし、用意した氷はあっという間になくなってしまいました。8/4~8/7の3泊4日で校内合宿を行いますが、部員たちはその時にも再びかき氷大会を行う心づもりのようです(笑)。
異常な暑さがまだまだ続くようですが、熱中症に気をつけながら思い切り夏を充実させましょう! 受験生の皆さん、暑さに負けず、勉強に励んでください。西高女バスに入部すれば、暑くも楽しい夏が待ってますよ!
現在、夏休みの体験入部の申し込みを受け付けている最中ですが、女バスでは8/9㈫と8/18㈮の2回行います。両日ともに8/3㈭が申し込み締め切りになっています。少しでも西高女バスに興味を持っていただいている中学生の皆さん、ぜひ一度一緒に練習してみませんか? 皆さんのご参加をお待ちしております!
3年生引退!
6月17日(土)に3年生を送り出す引退試合が行われ、熊西47期生の3年生が正式に引退となりました。
6月10日(土)に3年生最後の大会となった高校総体北部支部予選が行われ、残念ながら熊谷西高校女子バスケットボール部は代表決定戦で本庄東高校に4点差で敗れ、県大会出場はかないませんでした。昨年夏に行われたウィンターカップ予選でも新チーム同士で対戦し、その時は20点差で敗れた相手にリベンジを誓った一戦でした。お互いの意地と意地がぶつかり一進一退を繰り返しながらもピリオドの終わりでは終始リードを保った熊西でしたが、最終第4ピリオドの時計が0を指したときのみ相手にリードを許し53-57で敗れました。当日は同会場で第1試合に試合を行った男子部員や大勢の保護者の皆様、バスケット部OG、部員の友人など多くの方々に声援をいただきました。最後に笑顔を届けることはできませんでしたが、西高女バスらしいバスケットを披露することはできたのではないかと思います。本当にありがとうございました。
週明けには新旧交代のセレモニーが行われ、新部長に堀内結衣(桶川中出身)、副部長に新井香菜里(桶川西中出身)が選ばれました。先輩の悔しさを晴らす決意が語られ、新チームの船出となりました。また、悔しい一戦から一週間後の引退試合では3年生部員たちにもようやく笑顔が戻り、はつらつとしたプレーで、後輩たちに手本を示してくれました。試合結果も3年生チームの5点差勝利と貫録を示し、笑顔いっぱいの引退試合でした。しかし、試合後の引退セレモニーでは、一転感極まって笑顔が涙に変わる部員が続出し、つられてみんなの目頭が熱くなる時間が続きました。やはり、これまでの辛いこと、苦しいこと、心強い仲間の存在・・・いろいろな思いがこみ上げてきたようでした。顧問としては、ここまで頑張ってきてくれたことにただただ感謝しかありません。部員不足が叫ばれる昨今、ひと学年でマネージャーを含め11人もの部員が最後まで続けてくれたことは顧問の誇りです。ベンチに入れずとも、試合に出られずともチームのために自分ができることに努力する姿には本当に頭が下がります。また、とりわけ個性豊かなメンバーがそろったこの学年をまとめ切った部長・副部長、お疲れさまでした。これからはボールを持つ手にペンを握り、自分の進路実現に向かって邁進していってください!
さて、まもなく熊谷に暑い夏がやってきます。夏休みには中学3年生対象の体験入部を実施する予定です。熊西女バスに少しでも興味がある方、ぜひ申し込んでみてください。詳細については、のちほどこのホームページでお知らせすることになります。お待ちしてます!
シード校撃破も代表決定戦で敗退!
ゴールデンウィーク期間中に開催された北部支部選手権大会(関東大会予選)で熊谷西高校女子バスケットボール部はノーシードから勝ち上がり、県大会代表決定戦まで駒を進めましたが、残念ながらそこで敗退となりました。
1回戦は前回お伝えしたように4月30日に小川高校と対戦しました。出だしから好調の西高は第1ピリオドで36-4と大量リードでほぼ勝敗を決定づけ、その後はベンチメンバーを中心に危なげなく試合を進め、最終スコア 熊谷西98-16小川 で勝利しました。
続く5月4日の2回戦はシードチームの成徳深谷高校と対戦。近年スカウティングに力を入れ、タレントがそろう成徳深谷は、新人戦ではベスト8に入り県大会へも出場しています。対する西高はシード校を相手に緊張がありありで、アップの段階から肩で息をする様子が多くの部員に見られ不安が募りましたが、予想通り普段であれば何でもないようなレイアップ・ゴール下といったイージーシュートをことごとく外し、第1ピリオドは15-17の2点ビハインドとなりました。第2ピリオド出だしでキャプテンの3Pシュートが決まり逆転すると、ようやく緊張がほぐれたか、ここから一気に連続得点で引き離し前半を10点差で終えるとその後は危なげなくメンバーチェンジを繰り返しながら最終スコア 熊谷西64-50成徳深谷 で代表決定戦に進むことができました。
5月5日の代表決定戦が行われた熊谷市民体育館は、ようやく入場規制がなくなり試合観戦が許可となったこともあり、多くの観客が詰めかけ、大観衆が見守る中での試合となりました。この日の西高の対戦相手は滑川総合高校。昨年のこの大会では県ベスト8になった強豪です。慣れない大観衆に部員たちの緊張はマックスとなり、第1ピリオド出だしは相手の勢いに受け身に回ってしまい、あっという間に2-10となりましたが、その後は互角の攻防が続き14-23の9点差でこのピリオドを終えました。続く第2ピリオドも出だしは滑川総合がリズムをつかみ、一時15点差となったところでたまらず熊西ベンチがタイムアウト。その後ようやくリズムを取り戻した熊西が追い上げ26-36の10点ビハインドで前半を終了しました。勝負の後半戦、第3ピリオドに最初にリズムを握ったのは熊西。6点差まで追い上げ、しばらく1桁点差の攻防が続きました。6点差からさらに点差を縮めるチャンスが何度もあったにもかかわらず、ここで詰めきれなかったことがこのピリオドの終盤に効いてきてしまいました。残り3分を切ったところから3Pシュート、オフェンスリバウンドをもぎ取られての得点を連続して決められ、このピリオド終わってみれば40-57と17点差まで広げられてしまいました。こうなると試合巧者の滑川総合が最終第4ピリオドをうまく使い、熊西は追い詰めることができず最終スコア 熊谷西52-72滑川総合 で敗退となりました。
敗れたとはいえ、熊西の持ち味であるスピードは十分通用していましたし、ウェートトレーニングなど一切やらない西高が身体のぶつかり合いでも十分対抗できていました。その分よりこのチームの課題が浮き彫りになったともいえます。まだインターハイ予選が残っています。3年生にとってはこれが最後の大会になります。最後の大会でうれし涙を流します! そして最後は全員が思い切り笑います! 「最後に笑うものが最もよく笑う("He laughs best who laughs last.")」のですから。