バスケットボール部女子
完敗!
9月12日(土)久喜高校にてウィンターカップ県予選2回戦を戦ってきました。強豪が集まる西部地区でコンスタントに県大会に出場し、3年生が残る朝霞高校に対して、高校の県大会でのプレー経験がほぼキャプテンのみの1,2年生チーム熊谷西がどこまで食らいつけるかがポイントであったゲームは、結果から言うと「完敗」でした(朝霞83-53熊谷西)。敗因は、事前のスカウティングから2人のインサイドプレーヤー(2人とも西高の一番大きな選手より一回り大きい!)を自由にプレーさせないことを中心に戦略を立てていましたが、逆に余裕を持ったアウトサイドのシューターに3ポイントシュートを高確率で決められたこととリバウンド奪取率の違いでした。
敗れたとはいえ、県大会での当たりの強さを経験した部員たちは、おおいに刺激を受けたようで、次の日は気合のこもった良い練習ができました。ここから再スタートです。まずは新人戦北部支部予選を突破し、県大会の出場権を得ることが目標です。組合せ抽選は10/12(月)。組合せが決まりましたら、また報告します!
ウィンターカップ県予選対戦相手決定!
9/5(土)からウィンターカップ県予選が始まりました。今年は新型コロナウィルスの影響でインターハイなど多くの大会が中止となったこともあり、ウィンターカップ県予選の出場チーム枠を48チームに増やしました。8月下旬に各地区で予選が行われましたが、西高女バスは新人戦で県ベスト16に入ったことで、地区予選が免除となり直接県大会2回戦からの出場となります。この大会は3年生も出場できますが、西高女バスはすでにお伝えしたように、3年生は進学に向け引退したため1・2年生の新チームで出場します。この夏は合宿や遠征など行うことができず、近場のチームと数試合練習ゲームを行ったのみで、まだまだ足りないところだらけではありますが、経験を積むつもりで思い切り戦ってきます。9/5の1回戦の結果、対戦相手は西部地区の県立朝霞高校と決まりました(大宮北60-68朝霞)。相手は3年生が残る強豪チームですが、臆することなく今できるベストを尽くしてきます。結果はのちほどお知らせしますので、こうご期待!
なお、下の写真は8/30(日)に女子バスケット部で行った花火大会の一コマです。今年は夏休みが短く合宿もできなかったため、夏の締めくくりとして企画しました。本来であればこの日は文化祭2日目。西高文化祭の名物の花火が豪華絢爛に夜空を彩る時刻、徐々に日が暮れていく中でささやかにはかなく消える花火は、さらに部員同士の絆を深め、みんなの心を一つにしてくれたようです。
2学期も勉強にバスケットボールに全力で取り組むぞ!
女子バスケットボール部体験入部・・・逃した方はぜひ見学を!
熊谷に本格的な暑い夏がやってきました! そんな猛暑の中、8月9日(日)中学3年生対象の女子バスケット部体験入部が実施されました。
中学3年生13名が参加してくれましたが、バスケットボールを本格的に行うのがかなり久しぶりな状況も考慮し、1時間程度の基本的な練習をした後はミニゲームを行いました。初めは中学生・高校生ミックスしたチーム編成で行い、最後に中学生を2チームに分けての対戦になりました。ミックスチームでのゲームでは、やはり高校生への遠慮が多少見られましたが、最後の中学生同士の対戦では、のびのびと積極的にプレーし、随所に好プレーが見られたのが印象的でした。
練習後には、少人数のグループに分かれて、熊谷西高校についての質疑応答などが行われました(写真参照)。ほとんど雑談に近いものもあったようですが、笑い声も交えながら和気藹々と交流し、熊西女バスの雰囲気は理解してもらえたのではないでしょうか。来年の今頃、君たちが説明する側にまわっていることを期待しています。
なお、今回の体験入部には都合がつかなかったけれど、ぜひ雰囲気を感じてみたいという方あるいは高校の部活動について話を聞きたいという方、夏休み中、練習見学はいつでもOKです。西高での練習予定を載せますので、予約なしで結構です、西高体育館をのぞいてみてください。
8月17日(月) 9:00~
18日(火) 12:00~
20日(木) 12:00~
22日(土) 9:00~
ボールをペンに持ち替えよ・・・3年生引退!
7月5日(日)、ついに3年生が引退しました。
6月22日から通常登校が再開し、ようやく1年生も入部手続きを完了させることができました。インターハイが中止になり、それ以外の大会もどうなるかわからない中、本来であれば3年生はもう引退して受験に向かうところでしたが、新入部員に少しでも西高女バスの伝統を伝えるために、期末考査までもう少しというこの時期まで活動することを無理を承知でお願いしたところ、全員が気持ち良くここまでがんばってくれました。そのおかげでまだまだ短時間での活動ではありましたが、西高女バスが基本としているメニューを1年生から3年生まで一緒に取り組むことができ、1年生もきっと何かを感じてくれたはずです。そして迎えた7/5、3年生を送る引退試合が行われました。
最初に3年生対1,2年生でのゲームを行いました。1,2年生も奮闘しましたが、さすがにまだまだ3年生には及ばず、3年生の貫録勝ち。続いて1~3年生ミックスで、住んでいる地域別に分かれての総当たりゲームを行いました。結果は桶川、北本方面チーム(自称「一番都会」チーム!)が全勝をかざりました。その後閉会式(新宴会部長の司会っぷり、良かったよ!)で、2年生から3年生へお礼の言葉と記念品の贈呈、そして3年生から下級生へ熊西女バスでの思いが伝えられましたが、送る側も送られる側も涙涙で、半分言葉になりませんでした・・・。最後に新部長から3年生への感謝の手紙が読まれ、記念写真を撮って終了となりました。
今年の3年生はこれまでの西高女バスの中では比較的大型なチームで期待も大きかったのですが、新チーム結成当初は結果が出ずに、悔しい思いばかりしていました。しかし、プレータイムの有無・多少にかかわらず、みんながチームのために尽くしてくれたおかげで徐々に上達していき、新人戦では格上のチームを連続して逆転でうっちゃり、県ベスト16に進出できました。(この結果により、ウィンターカップ予選では支部予選なしの県16シードとして大会に参加できるという知らせが先日届きました。1,2年生、先輩の残してくれた財産を活かして経験を積んでこよう!)もう一段上をめざそうとしていた矢先の各種大会中止は無念でなりません。しかし、人生には自分の思い通りにならないこともある、その中でその時自分にできる最善を尽くすことが大切だ、ということを君たちから教えてもらったような気がします。
今後はバスケットボールを持つ手にペンを握り、自分のめざす進路実現に向けて精進してください。西高女バスのモットーは、走りきること! 残りの西高生活を全力で走り抜けろ!
部活動再開!? ~オンライン・ミーティング~
コロナ禍の終息が見えてきたようなこないような、じれったい微妙な毎日が続いていますが、みなさんポジティブに過ごせていますか? 西高女子バスケット部では、新しもの好きの顧問の発案で5/19㈫にオンライン・ミーティングを初めて行ってみました。これは埼玉県がセッティングしてくれたG Suite for Education というツールの一つの機能であるGoogle Meetを使ったもので、久しぶりに全員の元気そうな顔が見られて、ホッと一安心したところです。とりあえず今回のミーティングでは、一人一人が現在の生活の様子を報告する形で行いましたが、それぞれが自覚を持ってメリハリのある生活を送っているようで、これまた一安心でした。
現在の状況でいけば、6/1㈪には学校が再開される見込みです。部活動でどのような活動が可能かは不透明な状況ですが、生徒も教師も今できることを模索しながら精一杯明るく前向きに進んでいきましょう。なんといっても、西高女バスが練習前に出す掛け声は、” KEEP THE SMILE ! " なのですから。
5/21(木)にはオンライン・トレーニングも予定しています。どのようなメニューにするかは、マネージャーが考えることになっています。初のオンライン・トレーニング、楽しみにしてますよ!
新入部員のための練習メニュー紹介 番外編
臨時休校が延長延長でなかなか高校生活がスタートできない新入生の皆さん(もう5月ですから、「新入生」という呼び方もいかがなもんですかね?)どんな毎日を過ごしていますか。今回は女子バスケット部の2,3年生が自宅で行っている「Handclap(ハンドクラップ)」を紹介します。これは2月に突然臨時休校が決まったあと、「家でも身体動かしておけよ」とコーチが軽く投げかけたところ、当時の2年生(現3年生)から「ハンドクラップ30分やりました」といった報告が何人かから寄せられたので、「ハンドクラップ」なるものを調べてみたところ、家でやる有酸素運動としてなかなか適しているのではないかと思い、1年生(現2年生)にも推奨したものです。
臨時休校が長引き、部活動の練習はおろか顔を合わすことさえかなわない状況が続いたため、気分転換にと「ハンドクラップ大会」と称して、ハンドクラップをしているところを撮影し、ネット上でみんなで見せ合うということを行いました。それを編集したものが以下の動画です。(ちょっと凝ってみました。)
新1年生の皆さんもやってみませんか? かなりの運動量になり気分転換もできると思います。保護者の皆さんも運動不足解消にいかがでしょう。ただし、急に動くと危険なので、準備体操は十分に行ってからやってくださいね。アラウンド還暦のヘッドコーチには無理ですが(笑)。
こんな状況ですが、心の持ちよう一つでいろいろ楽しめるはずです。これほどの自由な時間を満喫できることなんて、この先なかなかありません。あまりの自由に耐えかねて、「自由からの逃走」(E.フロム)なんてことにならないことを願っています。(1年生は現代社会の教科書P.76「フランクフルト学派」を読んでみてください。自由を主体的に享受できないことがファシズムを支持し、ホロコーストなどを生み出す温床となってしまったことがわかります。)
新入部員のための練習メニュー紹介②
今回紹介する練習メニューは「3人のパスワーク」です。このパスワークそしてパスワークの動きをベースとした3対3は西高女バスが1年を通して行うメニューです。ただし、そのときどきのチームの状況や仕上がり具合によって、オフェンスにドリブルを禁止したり、ディフェンスをディナイディフェンスにしたりとちょっとしたアレンジを加えていきます。このメニューで切れ味鋭いプレーができるようになることが、西高女バスの一つの基準になります。
我が部の特別顧問である江上勝幸先生(元明大中野高校監督・第1回ウィンターカップ優勝監督)曰く、「練習を休んでいてもバスケットはうまくなる!」。新入生の皆さん、教科の勉強に疲れたら、バスケットボールの勉強もしてみたらどうでしょうか。(あくまで勉強をがんばっていることが前提です。スマホばかりいじってはいないでしょうね!?)
新入部員のための練習メニュー紹介①
新型コロナウィルスの影響で学校が臨時休校となり、新入生のみなさんは入学式だけは終えられたものの、何か中途半端な状態で戸惑っているかもしれませんね。早く高校で身体を思いきり動かしたいと思っている人も多いでしょう。そこで女子バスケット部では、入部希望の皆さんに向けて、練習メニューを紹介することにしました。映像もアップしますので、どのような動きをするのかイメージを膨らませて、練習が再開されたら少しでもスムーズに参加できるように役立ててください。
このホームページの記事でも何度か言及しているように、西高女バスの特徴の一つに「走るバスケ」があります。ゲームに勝つために、「ディフェンスをがんばる・早く運ぶ・シュートを決める」を心がけていますが、その中でもスピードは特に重視している部分です。ですからコンスタントに走るメニューが練習に存在します。その代表的なメニューがここで紹介する「パラレル」と「エアターン」です。平日は1つのコートを男子と分けて練習するため、ハーフコートのメニューが中心となります。そこでハーフコートで走力をつけるために行うのがこの2つのメニューです。パラレル(parallel)とは日本語で「 」ですよね。(わからない人はすぐ調べる。わからないことをわからないままにしないということが、部活動でも勉強でも大切です!)一人はリング下付近、もう一人はサイドラインにポジションを取り、2メンをします。エアターンも同じポジションからスタートしますが、言葉通りにエアでターンしながら行う2メンです。どちらのメニューも大事なポイントは入部して練習が始まったら指示しますので、動き方を頭に入れておいてください。
一刻も早く新型コロナウィルスが沈静化し、皆さんと一緒に練習できる日が来ることを楽しみにしています。
部活動紹介(で行うはずだったパフォーマンス)
新入生の皆さん、どのような春休みを過ごしていますか? 身体を動かしたくてうずうずしている人もたくさんいるかもしれませんね。まだまだ不透明な部分はありますが、もう少しで高校生活がスタートしますから、あとちょっとだけ辛抱してください。
さて、ご存知のように今年は新型コロナウィルスの影響で、さまざまなことが例年通りに行うことができません。入学式はもちろん、新入生歓迎行事も変則的にならざるを得ません。歓迎行事の一つに部活動紹介があります。体育館で各部活動がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスを行い新入生にアピールするのですが、それも難しそうです。
そこで、女子バスケットボール部が行う予定であったパフォーマンスをここで披露いたします。(例年新2年生が行うのが女バスの伝統です。)経験者も未経験者も大歓迎、プレイヤーもマネージャーも大募集です。高校生活がスタートしたら、ぜひ一度体育館まで足を運んで、女バスの活動をご覧ください。お待ちしてます!
祝・卒業!
3月13日(金)に熊谷西高校第43回卒業証書授与式が行われ、女子バスケットボール部3年生9人も立派に旅立っていきました。
女子バスケット部では、例年卒業式前日に1,2年生による3年生を送る会が行われるのですが、コロナウィルスの影響で今年はそれも中止を余儀なくされ、卒業式当日も現役部員たちが先輩たちを送りだすことはかないませんでした。また春休みに計画していたOG戦も、3月いっぱい部活動中止の決定により実現はかなり難しくなりました。(4月になると新しい進路先での活動が始まってしまい、全員が揃うのが厳しくなるのです。)彼女たちにとっては不本意だったと思いますが、2人の顧問が卒業生を見送りました。
今回のことで、「人生何が起こるかわからない」ということを身をもって体験したと思いますが、最後に彼女たちに伝えたことは、「目先のことに一喜一憂せず、良い人生を送ってほしい」ということでした。「大切にしなければならないことは、ただ生きるのではなく善く生きること」(ソクラテス)なのですから。善く生きるってどうすればいいかって? それはそれぞれ自分たちで見つけてください。自分の人生の主人公はあなた方自身なのですから。
卒業 おめでとう!
別れがあれば出会いもあります。先日令和2年度の入学許可候補者の合格発表が行われました。高校で女子バスケット部への入部を考えている新入生もいるかと思います。現状では、練習に参加してもらうことはできませんが(そもそも練習をやってない!)、4月になり状況が変化して練習が再開されるようになったら、一度練習に参加してみませんか。熊谷西高校女子バスケットボール部は、あなたの入部をお待ちしています!
(練習に参加できる状況になったら、ホームページ等で報告しますので、時折ホームページをのぞいてみてください。)