最近の熊西
漱石「こころ」についての探究活動
2年生の現代文の授業です。全員が夏目漱石の「こころ」を1冊読み、小グループでそれぞれテーマを決め探究して発表する、という活動をしています。
下の写真の班は、「先生の本当の恋心の真相」と題して、パワーポイントを利用しながら、作品の各部分にある表現やその変化の性質からから導き出した推論を、高い説得力で展開していました。
また、下の写真の班は、発表する生徒の横で、内容に合わせて他の班員による寸劇や本の該当シーンの再現を行って、注目を浴びていました。「先生の死の真相を暴く!」と題して、6つの根拠を挙げて論理的に論を展開していました。
全員で同じ一冊の文庫本を読み通しているので、説明でも「このページの何行目にあるように…」と、情報共有されている強みを感じさせられました。どちらの班も立派に発表しただけではなく、質疑応答では突然の質問にも絶妙な切り口の回答で対応し、西高生のすばらしさを示してくれていました。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
星を見ています!
節分とはいえ6時には暗くなる熊谷では、下校時刻前に地学の天文観測ができます。屋上は、少し早い春一番(?)の強風が吹いていて、南風と言えどもかなり寒いです。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスが作る「冬の大三角形」は有名ですが、これとは別に、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックスを結んでできる6角形を、「冬のダイヤモンド」と呼ぶのだそうです。
今はレーザーポインターの良いものがあるので、私のような素人でも、専門の先生が指し示す先がよくわかり、ありがたいです。本校の生徒たちも、いつか、日本の輝く星となってくれることでしょう。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
1年生、探究活動の発表会です!
今日の7時間目、普通科の1年生は探究活動の代表チームのステージ発表を行いました。SS探究基礎(一般の高校の『総合的な探究』の時間にあたります)の授業の中で、先週、それぞれの分野ごとに分かれて発表が行われましたが、その分野ごとの代表10チームが、学年全体の前で、体育館での発表を行ったわけです。
なかなかユニークなテーマが多く見られました。上の写真は、ハヤシライスが違う色になっても愛されるか?という研究でした。キーワードは、暖色と寒色でした。
また、現在の社会情勢にヒントを得て、このコロナ禍でボードゲームが脚光を浴びていることを踏まえて、研究をしてきたチームもありました。
パワーポイントを上手に使った素敵な発表の中から、2月10日の生徒研究発表会の代表が2チーム決まりました。テーマは「購買意欲の湧くパッケージとはどのようなものか?」と、「折れやすいシャーペンの特徴とはなにか、折れにくいシャーペンはどのように開発されたのか、またその構造は何か。」の2つです。あと10日間で、どんなふうに磨いてきてくれるか、それも楽しみです。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
図書委員会広報「銀杏」1月号です。
図書委員会の生徒が作る広報紙「銀杏」1月号が発行されました。表面の特集は「小説を音楽に!」です。You Tubeで再生回数1億回を超えたヒット曲「夜に駆ける」という曲は、ある小説を音楽にしたものなのだそうです。
また、本校のシステムの変更により、貸出冊数が10冊になったというお知らせもあります。続き物を一気に読みたいという人、たくさんの資料で調べたいという人、そのほか、色々な方に多くの本に出会う機会を作ってほしいと願っております。
裏面は、「今月の読書案内」です。2年生がおすすめする本の中に、高校生の定番ともいえる夏目漱石の「こころ」が取り上げられています。現代文の授業では、それぞれ「こころ」について小グループで取り組んだ成果の発表をしているところです。いくつか生徒の作った資料を見せていただきましたが、これが、ものすごく面白いのです。皆様に御紹介できないのが本当に残念です。本校の生徒たちは、すごいですよ!
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
1月の登校指導です。
登校指導です。この時期、二十四節気では大寒にあたります。校長先生をはじめ、先生方が生徒を迎えます。寒い中、風紀委員の生徒も一緒に頑張ってくれています。
朝学習を推奨している本校では、ほとんどの生徒が8時前に校門をくぐります。ラッシュアワーの密を避けるために、時差登校として始業を遅らせるなどの対応をしている高校もありますが、本校では元々生徒の大半がラッシュアワーを避けて登校していることになります。生徒の普段の努力が、意外なところで役立っています。
出迎えるのは、先生や委員の生徒だけではありません。上の写真は校舎側から正門を見たところですが、生徒がボランティア活動の一環として植えてくれた花が、この寒い中でもきれいに咲いて、登校する生徒を迎えてくれています。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
書き初め展で活躍!
昨日に続いて嬉しいお知らせです。先日行われた埼玉県の書き初め展において、本校書道部2年の髙橋花歩さんが、埼玉県書写書道教育連盟賞を受賞しました。たいへん大きな賞をいただきました!
いずれこのホームページで写真なども紹介したいと思いますが、まずは報告いたします。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
はんが甲子園に出場します!
本校美術部が、第21回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)本戦に出場します!8年連続の快挙です。出場するのは1年生の阿部美波さん、河合希歩さん、須永皓さんの3人のチームですが、詳しくは改めてお知らせいたします。
例年は新潟県の佐渡ヶ島を会場として行われるこの大会も、今年は事項を会場として制作に取り組み、開閉会式もリモートで行われるそうです。本校美術部の皆さんは、コロナ禍で部活動が休止になる前に、予選に応募する作品を完成させていたそうです。本選でも素敵な作品を完成させてほしいと思います。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生!)」
1年生の探究活動学年発表会
1年生は今日の7時間目のSS探究基礎の時間に、10の分科会に分かれて「プチ探究」の学年発表会を行いました。数人のグループで、自分たちの興味関心に基づくテーマで研究した成果を6枚程度のスライドにまとめて発表します。
ゲームの課金についての発表の場面では、印象的なイラストを使って表現するなど、芸が細かいところも見せています。
上下の写真のように、身近な人などに行ったアンケートをグラフで表現した班もあり、工夫が見られます。テーマの違いや表現したい内容によって、円グラフと棒グラフのどちらを選んだ方が内容理解に役立つ発表になるのかも、練られていたことでしょう。
自分たちのテーマについて、古代から時代を追って変化を比較しながら発表したり、日本と世界の状況を比較した結果を発表したりと、水平方向・垂直方向にわたって研究をしている班もありました。
こうした経験の積み重ねが、大きな高みにつながることでしょう。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
「ほけんだより」1月号
保健委員の生徒が作る「ほけんだより」の1月号が発行されました。表面の特集は「今年は『感染症対策』も忘れず!」です。「感染経路のおさらい」「対策として」「マスクの性能の比較」の3つの柱で書かれています。内輪ぼめになりますが、本校の生徒は探究活動で鍛えられているせいか、雰囲気で書いてしまうことなく、データを背景に説得力のある内容を提示してくれます。
驚いたのは、不織布マスクに対して、ウレタンマスクの性能が低いことでした。息の吸い込み・吐き出しともに、ウイルスが倍以上透過しているそうです。紙面にも「ウレタンマスクは洗って何度でも使えたり、多少しゃべりやすい等のメリットがありますが、一番大切な「感染予防」の性能では~劣ります」とありました。役に立つ知識、生かしたいです。
裏面の特集は「冬のお手軽ダイエット」です。「実は冬って痩せやすい!?」と、お年頃を感じさせる内容ですが、嬉しいのは「ダイエットに効果的な冬野菜」でした。やみくもにダイエットを特集するのでなく、あくまで健康を基盤とした記事に感心しました。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」
イラストさまざま
昨日紹介した書道の作品に続いて、校内に飾ってある生徒の作品を紹介します。美術の授業で3年生が取り組んだイラストレーションです。
自由度が高いせいか、個性的です。名画のパロディか?と思われるものもあり、背景となる文化的素養もちょっと滲んでいます。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」