<<最新情報>>

第Ⅲ期SSHの取組

【探究の熊西】【自然科学部】チームアライグマ公開シンポジウム

11月10日㈰、川越女子高校にてチームアライグマ主催のシンポジウムを開催しました。

次第は以下のポスターのとおりです。

基調講演の後、午後はポスターセッションと、テーマに基づいて討論を行いました。

参加校の生徒だけでなく、小中学生や年配の方の参加もあり、幅広い年齢層を交えた討論とすることができたと思います。

最後に一人一人が「未来への宣言」をして、終会となりました。

環境問題に対する取り組みに正解はなく、一人一人が模索しながら一歩ずつ進まなければならないことを再認識する機会となりました。

事前の準備も含め、生徒には学びの多い機会になったと思います。

講演↓

質疑応答も活発に行われました↓

ポスターセッション↓

討論会↓

各班からの発表↓

未来への宣言↓

 

 

【探究の熊西】理数科・自然科学部 科学振興展覧会から日本学生科学賞へ!!

 10/2(月)に科学展一次審査の結果が発表され、本校から9作品(物理1、化学3、生物2、地学3)を出展しました。県で約100作品が出展し、各分野に分かれて専門の先生方が審査し30作品が中央展に進めます。

1 グリーンフラッシュの発生条件の明確化と再現

  中島、北内、針谷

2 キハダの産地による成分含有量の違い

  根岸、鈴木、小曽根

3 BR反応におけるH2O2による反応挙動の変化

  野坂、新徳

4 硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング

  神田、片野

5 微生物燃料電池の性能の向上について

  細谷、三浦、津久井

6 光合成細菌の培養について

  津久井、細谷、三浦

7 熊谷西高校を中心とする風の関係性

  加賀谷、嶋、門田、小林

8 岩石天体の光条の形成要因

  松﨑、大野、飯塚

9 氷天体の光条の形成要因

  岡戸、久保、高野

 中央展に進んだ作品は次の6つです。県内の高校では多くて同一校から3作品が中央展に選ばれていますが、熊谷西高校は6作品、物理・化学・生物・地学がバランス良く選出されています。これは生徒が日頃から課題研究へ一生懸命に取り組んでいる成果です。

1 グリーンフラッシュの発生条件の明確化と再現

  中島、北内、針谷

2 キハダの産地による成分含有量の違い

  根岸、鈴木、小曽根

4 硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング

  神田、片野

5 微生物燃料電池の性能の向上について

  細谷、三浦、津久井

8 岩石天体の光条の形成要因

  松﨑、大野、飯塚

9 氷天体の光条の形成要因

  岡戸、久保、高野

 10/21(金)に中央展が行われ、30作品のうち上位6作品が日本学生科学賞の全国審査に行くことになります。また、各分野の上位が来年度の全国高等学校総合文化祭の候補になります。

4 硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング

  神田、片野

 上記生徒達は優秀賞を受賞し、

日本学生科学賞へ選出されました。毎日の研究活動の励みとし、今後もがんばってほしいと思います。

 

【探究の熊西】第2回SSH 理数科 課題研究発表会

10月21日(月)5・6・7限 視聴覚室で標記発表会が行われました。

1年生2グループ、2年生15テーマの発表が行われ、3年生をはじめ活発な質疑が行われました。

校長先生から課題研究の意義についてお話がありました。

   

発表テーマは以下の表のとおりです。

 

 1年生は、1学期に行った物理のユニット型研究を英語にしました。建物の3階から卵を落としてわれないように様々な工夫を凝らしました。クラスで選抜された班が発表しました。
 次に、2学期の生物のユニット型研究「コドラート法による学校内の植物の分布」でも最も優秀な班が発表をしました。

 

<物理「エッグドロップ」英語発表>英語の発表が上手!

 

<生物「コドラート法」発表>数値で比較できてますね。

 続いて、2年生が上記の15テーマの発表を行いました。先日科学展に出品し良い結果を得たものから、この研究発表会に向けて実験・まとめを頑張ったもの、数学・情報・物理・化学・生物・地学と多くの分野で研究中間発表が行われました。

 

「数学・情報分野」だんだん法則が明らかになってきました。

  

「地学分野」だんだん相関関係が見えてきた!!

「物理分野」再現実験で緑色が見えた!!

  

「生物分野」甘いトマトができました!!

  

「化学分野」化学反応の進む方向はどっちだ?!

3年生をはじめ、2年生や先生方からも多くの質疑がありました。

 

 

1つの発表に対してほとんど質疑応答があり、研究発表会としてふさわしい雰囲気でした。

   

 最後に講評のお言葉をいただきました。

 次回は、2月の校内SSH生徒研究発表会です。さらに、埼玉県理科研究発表会、つくばサイエンスエッジなど外部の発表も続きます。今回の中間発表の経験を生かして、さらに自分たちの工夫を加えて実験を進め、発表会に臨んでもらいたいと思います。

【探究の熊西】自然科学交流会+社会科学講座

 10月5日(土)熊谷西高校を会場として自然科学交流会+社会科学講座を開催しました。

 

 自然科学交流会は、日頃の理科(物理・化学・生物・地学)における部活動等の交流を行い、親睦を深めるとともに、互いの研究手法や知見を意見交換によって深め、今後の研究活動に活かし、生徒の活動意欲を高揚することを第一の狙いとしています。 また地域における科学教育活動促進を目指しています。

 社会科学講座は、熊谷西高校における探究活動のお披露目です。今回ははじめてということもあり、自然科学に近い数学・情報の課題研究とともに、普通科の地域における探究活動により全国歴史学フォーラムへ出場した作品も 発表を行いました。

 当日は110名以上の生徒、教職員が集まり、主に熊谷西高校・熊谷高校・熊谷女子高校・本庄東高校から33テーマのポスター発表がありました。熊谷工業高校・杉戸高校・寄居城北高校からアドバイザーとして意見交換や助言をいただきました。

・自然科学交流会 作品一覧
1 熊谷高校 物理部 ゴムの伸びと弾性力の関係 物理
2 熊谷高校 物理部 コンデンサーの電気容量の測定 物理
3 熊谷西高校 SSH 位置エネルギーを利用した三足歩行ロボットの改良と分析 物理
4 熊谷西高校 SSH リニアモーターカーの仕組みを利用した簡易エレベーターを作る 物理
5 熊谷西高校 SSH グリーンフラッシュの発生条件の明確化と再現 物理
6 熊谷西高校 自然科学部 虹の原理を解き明かそう! 物理
7 熊谷西高校 自然科学部 ボルマトリクスと光が織り成す像 物理
8 熊谷高校 化学部 ライデンフロスト効果 化学
9 熊谷高校 化学部 ビスマスの電解酸化における色と電圧の関係 化学
10 熊谷高校 化学部 時計反応の反応速度について 化学
11 熊谷女子高校 自然科学部 マグネシウムイオンのリーゼガング現象 化学
12 熊谷西高校 自然科学部 硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング 化学
13 熊谷西高校 自然科学部 キハダの産地による成分含有量の違い 化学
14 熊谷西高校 自然科学部 BR反応における過酸化水素による反応挙動の変化 化学
15 熊谷西高校 SSH 自作スーパーボールの温度による跳ね方の違い 化学
16 本庄東高校 科学部 過飽和溶液における結晶の広がり方 化学
17 熊谷高校 生物部 微生物の分解機能について 動物
18 熊谷高校 生物部 熊谷市成田用水における水生動物と環境の調査 動物
19 熊谷女子高校 自然科学部 ムサシトミヨの色別選好性 動物
20 熊谷西高校 自然科学部 チームアライグマ活動報告 動物
21 熊谷西高校 自然科学部 チームアライグマ他校との交流活動 動物
22 熊谷西高校 自然科学部 微生物燃料電池の性能の向上について 動物
23 熊谷西高校 自然科学部 光合成細菌の培養について 動物
24 熊谷高校 生物部 EMぼかしとEM発酵液使用におけるサツマイモの収穫量の関係 植物
25 熊谷西高校 SSH 野菜とストレス 植物
26 熊谷西高校 SSH 丈の短いアサガオを作ろう 植物
27 熊谷西高校 自然科学部 岩石天体の光条の形成要因 地学
28 熊谷西高校 自然科学部 熊谷西高校を中心とする風の特性 地学
29 熊谷西高校 SSH 氷天体の光条の形成要因 地学
30 熊谷西高校 SSH 水と音の関係について〜水琴窟を用いた研究〜 地学

・社会科学講座
31 熊谷西高校 SSH もうひとつのカプレカ数について 情報
32 熊谷西高校 SSH カプレカ操作中に現れる数の特徴と分類 数学
33 熊谷西高校 SSH 伝統産業と近代化~埼玉県行田の足袋産業の発展・衰退・復活~ 探究

 

 開会式にて校長先生から激励を受けています。生徒達も真剣に聞いています。やる気十分です。

  

 

生徒達の発表の様子です。

 

 

 3会場でポスター発表となりましたが、どこも活発な意見交換が行われました。

  

 

 生徒達は「いいねカード」をポスターに貼って、互いの発表について感想、良い点、改善点を指摘していました。

  

 

   

どのポスター発表からも実験への熱意が伝わってきました。

今回の発表で多くの助言をもらい、新たに実験の進む道を切り拓いていきましょう。

みんなで埼玉県北部地区の科学リテラシーを担っていこう!ファイト!!

【探究の熊西】2年探究活動「3D都市モデルを活用したまちづくり」フィールドワーク

9/25(水)月曜日課の6・7限を使って、お世話になっており連携している熊谷市

都市計画課の方にご指導を受けながら、表記フィールドワークを行いました。

「3D都市モデルを活用したまちづくり」班、通称:Re:Earth班)が、

籠原南エリアを実際に歩いて、自分たちの探究テーマに沿ってどのように

なっているか実地調査することを行いました。

 

<フィールドワークの範囲       <籠原駅南口の建ぺい率と容積率>

左上が籠原駅・右がさくら運動公園通り線>      

                 

  

 <街作りに関係する場所で撮影>       <歩きながら公園の様子を実地調査>

実際に街を歩いてみて、新しい住宅が建っており区画整理が難しい場所であったり、商業地

として活用されているエリアであったり、空き地として取り残されている場所があったりなど、

改めて通学時にはわからなかった街の姿が理解できました。

果たして現在のこの状況の中で、自分たちが描こうとしている街作りが、どこまで現実に即した

ものなのかを考えることができました。

 

公園を街作りのメインにしていた班では公園の利用について確かめたり、道路や植樹などの

関係を、随行していただいた熊谷市の都市計画課の方に実地で質問したりなどしていました。

 

     <遊具の状況を調べる>             <都市計画課の方に質問>

 

フィールドワークが終わった後、各自のテーマとどのように関係してたのかのまとめを、各班1分ずつ

発表しました。

 

    <フィールドワークのまとめ1>         <フィールドワークのまとめ2>

次回の9/30(月)は3D都市モデルのソフトである「Re:Earth」の使い方を教わり、自分たちが

考える都市モデルを視覚的に表現していくことを中心に学んでいきます。