第Ⅲ期SSHの取組
SSH高大連携|埼玉大学 藤原研究室訪問
9月4日(水)文化祭の振替休日の日、自然科学部(化学班)のメンバーが、埼玉大学の藤原研究室を訪問しました。藤原隆司先生は埼玉大学科学分析支援センターの准教授でいらっしゃいます。今回の訪問は、SSH課題研究の実験結果の考察について、アドバイスをいただくことを目的としています。訪問内容についてご紹介いたします藤原先生に自分達の研究内容を見ていただくために作ったパワーポイントの資料を配付し発表しているところです。その分野の権威でいらっしゃる先生の目が入ります。
2年生の2人が中心に先生と議論を交わしました。硫化亜鉛に取り込まれた金属イオンの状態について、自分たちの考察に対し、板書を用いながらわかりやすく的確なアドバイスをいただきました。大学の先生に直接、しかも個別にご指導いただけて感激です!
高校で作った実験試料を持ち込み、先生に見ていただきました。そして、埼玉大学にある実験装置を使って蛍光スペクトルを測定してもらいました。分析結果についてパソコン画面を見ながら真剣に説明を聞く熊西生。1年生の4人も必死です。
2学期はSSH課題研究の実験がピークを迎え、まとめの時期へと入ります。大学の最先端の実験装置や技術に触れ、更に研究者としての先生方の話を伺える機会を持てたことは、大変貴重な経験となりました。今後の研究活動に活かして参りたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
SSH課題研究|植物成長のメカニズムを研究
現在は「カイワレ大根の光の屈性」を調べる実験をやっています。縦長のガラス張りのケースは「人工気象器」と呼ばれ、湿度や温度を一定に保つための装置です(今回は26℃設定)。段ボール箱に入れたカイワレを人工気象器内に置きます。段ボールは光を通しませんが、1つの面に穴を空け、そこからのみ照明灯の光が入るようにしてカイワレの伸びの様子を観察します。
カイワレは事前に発芽させ、同程度の長さのものを選び装置内に置きました。まっすぐ上に向かって伸びています(1つ目の写真)。
1日経過、光に向かって曲がっています。光源に近い方が大きく曲がっていることがわかります(2つ目の写真)。
研究チームはこのほかにも様々な実験を行う予定です。そして、重力による屈性と光による屈性を比較しながら、植物の成長を促す「オーキシン」と呼ばれるホルモンの働きについて研究していく予定です。「植物の成長するメカニズムの解明」がどのように進んでいくのか楽しみですね。
SSH生徒研究発表会|ポスター発表賞を受賞して
8/6火~8木に神戸国際展示場で開催された「令和元年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会」で、見事『ポスター発表賞』を受賞した熊谷西高校。始業式で全校生徒の前で表彰された本校理数科3年生の両名が、作品の前で記念撮影を行いました。
なお、ポスター発表賞は、全国のSSH指定校218校中22校に授与される栄誉ある賞です。
研究テーマは『銅ドープ型硫化亜鉛の合成と発光』 熊西HP「SSH生徒研究発表会|ポスター発表賞受賞!」へ
文部科学省HP「SSH生徒研究発表会表彰校の決定について」へ
文部科学省HP「各賞受賞校及び発表テーマ一覧」へ
今年度からSSH第2期の指定を受けた熊谷西高校。1・2年生は先輩に続いて、伝統ある課題研究の取組を益々発展させてほしいと思います。
熊西SSH|文化祭の展示・実験コーナー
8月31日(土)~9月1日(日) に行われた西高祭。文化祭では初めて<熊西SSHの部屋>を開設しました。
これは今年度新たに文部科学省から第2期SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されたことを受けて、熊西SSHのコンセプトや取組状況を広く知っていただくことを目的としたブースです。さらに、各種の実験コーナーを設営し、来場された皆さんに科学の面白さを楽しく体験していただきたいと考えました。実に地味な展示コーナーでしたが、予想を大きく上回る入場者の数に、係の生徒の手が追いつかない場面もありました。
では、さっそく部屋をのぞいてみましょう会場の物理室前。外から見える位置に、最も目を引く展示を設営しました。準備完了直後、一般公開前の写真です。
入口に一番近い「プログラミングロボットカー」の実験ブース。センサーで白黒を識別し、黒い線上を自力で走り続けます。PCに接続し、「Scratch(スクラッチ)」のプログラムで動きを制御することもできます(実は音や光も)。西高の卒業生で小学校の先生になられた方が、来年度から小学校で始まるプログラミングの授業の参考になったと言っていました。本校理数科の生徒は埼玉工業大学と連携してScratchプログラミングを学んでいるので、その部分で小学校と連携できるのでは…と可能性を感じた場面でありました。
1学期に理数科1年がSSH課題研究で取り組んだ「エッグドロップ」の研究結果をプレゼン発表するときに使ったホワイトボード。コンパクトによくまとまっています。また、1学期から夏休みまでホームページ掲載した記事を展示しました。様々な取組を行っていることが伝わったと思います。
昨年度の2月に、さくらめいと太陽のホールで行った生徒研究発表会(全校発表会)のビデオを上映しました。普通科課題探究・理数科課題研究の口頭発表、ビブリオバトル学校代表者・英語スピーチコンテスト県大会優勝者の発表、英語による研究活動のプレゼン発表など、熊谷西高校で行われている取組の1年間の成果発表が行われました。さらにプレゼンで使用したパワーポイントのスライドも展示。工夫を凝らしたスライド内容に見入っていた方もいました。
実験コーナー「3Dホログラム」。小さい子供から大人まで、「見えるのにつかめない不思議」を体験していました。実験コーナーでは、生徒がガイド役になって実験のサポートや原理の説明などを行いました。
「ガウス加速器」「衝突球」の実験。これが一番人気でした。ガウス加速器は強力な磁石を使うのですが、子どもは磁石そのものが好きなので、最終的には「楽しい磁石遊び」になってしまいます。
通称「プラズマボール」蛍光灯を光らせることができ、びっくりします。磁石球が金属パイプ中ではゆっくり落下する実験では、誰もが不思議100%になり、原理を説明すると納得して笑顔になります。説明役の生徒はとてもやりがいを感じたでしょう。
第2期熊西SSHのコンセプトをお伝えするコーナー。パワーポイントのスライドに解説をつけた展示です。少し地味で難しかったかも知れません。しかし、ここには、熊西がSSHに取り組む目的・理由など、原点となる理念が記されているのでした。
今後とも熊西SSHの活動状況は学校ホームページに掲載していきたいと思います。ぜひご覧ください。また、11/10日は「高校生によるサイエンスフェア(大宮ソニック会場)」、12/14土は「楽しもうサイエンス!(熊谷西高校会場)」で小中学生を対象とした実験教室を開催します。科学実験に興味がある方はぜひ足をお運びください。後日ご案内を掲載します。よろしくお願いいたします!
SSH理数科|文化祭の展示発表です!
8月31日(土)~9月1日(日) に行われた文化祭で、理数科は展示ブースを設営し活動発表を行いました。
内容は、8/4(日)~6(火)の2泊3日で実施された臨海実習のレポート発表、SSH課題研究をまとめたポスター展示です。
今年度臨海実習の様子
理数科の展示会場となった地学室前の掲示物です。
臨海実習のレポート。各自でA4用紙1枚にまとめる形式です。個性的な着眼点・多様な表現力で作成されたレポート。現地で調査・観察した内容がよく伝わってきます。
SSH課題研究で取り組んだ内容をまとめたポスター。昨年の文化祭以降に賞をいただいた作品も展示しました。
今年度は、文部科学省から新たに第2期のSSHに指定された熊谷西高校。2学期は発表会・実験教室などのSSH理数科行事が盛りだくさんです。活動内容を更に充実させ、伝統ある熊西理数科を盛り上げたいと思います。