第Ⅲ期SSHの取組
【探究の熊西】二学年 総合的な探究 分科会①
二学年普通科284名による計130班が、一年間探究してきた各自のテーマについて発表を行いました。
分科会1~16会場に分かれて、各会場でグーグルスライド or パワーポイントによる発表3分(最大3分30秒まで)+質疑1分をしました。各会場の上位2班、32班が20日の発表会に進みます。
どの会場でも、一生懸命な発表が行われました。
みんなよく頑張りました!一生懸命発表する姿が、格好よかった!!
【探究の熊西] 大気圧の大きさ測定
2年生文系地学基礎の授業(答案返却時)に標記の実験を行いました。今回の考査の範囲でもある大気圧について、どのくらいの空気の重さがかかってているかの簡単な実験です。
まずは吸盤やゴム板を持ち上げられるか確認します。地上の大気圧は1cm2あたり、約1kgの空気の重さがかかっているので、面積を求めればかかっている空気の重さを知ることができます。
<全体の実験の様子> <吸盤を持ち上げる>
<なかなか持ち上げられない吸盤> <ゴム板はもっと持ち上がらない>
<ゴム板の面積を測定する> <吸盤やゴム板の面積、体表面積から重さを計算>
吸盤の半径は3cm(接線を引き中心を求めます)なので、約28kgの空気がかかっています。
ゴム板は30cm×30cmなので900kg、日本人の平均体表面積は1.48m2なので
14800kgの空気の重さがかかっています。(大型トラック1台分)
生徒たちは先日行った断熱変化の実験と合わせて、改めて空気の底にいる自分達とその空気の重さや気圧を実感したようでした。
テスト返却に引き続きの短い実験でしたが、少ない時間を利用したこのような「ちょっとした発見」の実験を行っています。
【探究の熊西】楽しもうサイエンス!
11/27(土)小中学生科学体験教室「楽しもうサイエンス!」を実施しました。
昨年はコロナ禍で実施できず2年ぶりの開催となりました。まだ影響が続いている中、
前半(9:30~10:55)と後半(11:05~12:30)に分けて各40組
合計135名の参加となりました。参加してくださった、小中学生・保護者の皆様
ありがとうございました。アンケートでは楽しく充実したという意見が多く書かれて
いました。時間が少なく残念だったという意見もありましたが、昨今の状況ではこの様な
開催形態で対応せざるを得なくご了承願えればと思います。
理数科の1・2年生、自然科学部、美術部、サッカー部の生徒の皆さん、お疲れさまでした。
参加してくださった方からも、生徒や先生の対応がとてもよかったという感想が多く
寄せられていました。一生懸命説明し、丁寧に対応していた様子は「さすが熊西生」と
思わせるものでした。
実際に行った実験ブースの一覧は以下の通りです。
<回すとどんな色>(美術)
<数学で遊ぼう>(数学)
<プログラミング体験>(情報)
<歩くロボットを作ろう>(物理)
<水中エレベーター>(物理)
<ガラスに絵を描こう!>(化学)
<スライムで遊ぼう!>(化学)
<夜光バッジを作ろう!>(化学)
<葉脈標本を作ろう>(生物)
<バードセーバーを作ろう>(生物)
<化石レプリカのストラップを作ろう>(地学)
<エッキくんで液状化を再現しよう>(地学)
時間の少ない中全部を周り切れなったり、前半に集中してしまったりなど
ありましたが、けがなどもなく無事に終了することができました。
来年もどうかよろしくお願いいたします。
【理数科】今日の理数科
今日も朝から理数科は全力で前向きです。
2学年では水曜日の朝学習(8:05~8:35)は、古典の小テストと決まっています。
いつからか、生徒による朝学習の時間を利用した古典授業が始まりました。
(この確認授業の後に小テストを実施しています。)
生徒が自分たちで考えて行動できることに驚き、応援しています!!
今日は何月何日でしょうか?
みんな一生懸命取り組んでいるようです。
みんなすごいぞ、素晴らしい!がんばれ!!
【探究の熊西】地学基礎探究A テーマ研究発表の実践
3年生普通科で実施している「地学基礎探究A」の授業では、問題演習を中心に、普段の授業を進めています。しかし「探究」という名がついている以上、単なる問題演習とその解説では名が廃ります。各種実験も行っていますが、2年間地学を勉強してきた集大成の卒業研究に相当する、テーマ研究を口頭発表する授業を取り入れています。
2学期の1カ月(11月の授業)は、生徒が地学の分野の中で興味を持ったことを調べ、クラスで発表する授業を行います。1学期に大まかな分野を決め、夏休み明けに概略のレポートを提出し、発表の始まる前の中間テスト明けに決められたフォーマットで作成した発表の要約に当たるレポートを作成します。
<レポートの一例>
そのレポートをクラス全員に印刷・配布し、予め発表の予習をして発表に臨みます。これは大学のゼミや研究室の授業、卒業論文・卒業研究の発表、学会発表でよく行われれるやり方です。大学で行う研究方法を先取りし、大学生になって戸惑わないようにするのも目的の一つです。
計時・司会、発表の評価、質問は全て生徒で行い(評価は担当教員も行いますが)1人8分の発表、2分の質疑応答を行います。普通科ではSS探究基礎やSS探究で、理数科ではSS理数探究やSS理数探究で同じようなことを行っていますが、授業で行ってきたことをベースに各自テーマを決め発表し、生徒だけで進めていくところがポイントです。
<計時・司会>
<計時と評価の様子>
<恐竜はなぜ絶滅したか>
<気候変動の人類への影響>
<深谷断層帯について>
<地球以外に住める星はあるか>
<天気予報について>
<質疑応答の様子1>
<質疑応答の様子2>
<質疑応答の様子3>
レポート作成や発表の準備など大変なところもありますが、実際に発表を行っている生徒には好評の授業です。
「自分の好きな、興味のある内容を深く知ることができた。」「いろいろな人の様々な発表を聞けて勉強になった」などの意見が多いです。
【探究の熊西】カイコの生殖行動に関する実験
3年の生物の授業で、カイコの生殖行動に関する実験を行いました。
カイコガの成虫を初めて見た生徒も多く、非常によい経験となりました。
離した距離から、オスとメスの行動をじっくり観察
勇気をもって翅を切断!(触角も切断しました!)
行動の様子を動画で撮影しました。メスの側からあおぐと、行動も変化します。
動物の行動に関する分野は、自分の体を使って様々な実験を行うことができます。
味覚に関するミラクルフルーツやギムネマ茶の実験、
膝蓋腱反射、ハンガー反射、
ある歌を歌いながら別の歌の歌詞を書く・・・
授業でもミニ実験を多く取り入れています。
いきもののからだって、本当に不思議ですね!
【探究の熊西】物理実験~浮力を調べよう~
2年生の物理基礎では、浮力の実験を行いました。
おもりを水に入れたときの浮力が、授業で学んだ公式と同じになることを実験によって確かめました。
手順書を見ながら、グループで協力して実験を進めました。
今回は活動の様子と、生徒の感想を紹介します。
「身近な現象と公式が結びついていることが分かって感動した。」
「おもりを水中に入れると、容器に触れていなくても全体の重さが大きくなることに驚いた。」
「班員と協力できたので楽しかった。次回は手順書をしっかり読んで、ミスなく実験が進められるようにしたい。」
時間が余った班は、身近なモノを水中に入れて浮力を調べました。
消しゴムや定規、なかには自分のスマホの浮力を測定しようとした班も…!
生徒たちは主体的に学習に臨んでいました。
【探究の熊西】第72回埼玉県科学教育振興展覧会および全国高等学校総合文化祭推薦校選考会結果
県中央展に進んだ30作品の中から、本校からは次の5点が各賞を受賞しました。
最 優 秀 賞 化学 硫化亜鉛ナノ粒子の発光特性
優 秀 賞 化学 酸化チタン(Ⅳ)を用いた二酸化炭素還元装置の定量化
優 秀 賞 植物 Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析
優 秀 賞 植物 放線菌を用いた農薬作成
優 秀 賞 地学 クレーターの形成と光条~さまざまな形成条件についての探究~
最優秀賞の「硫化亜鉛ナノ粒子の発光特性」は日本学生科学賞(全国大会)に進みます。
この後、一次審査を経て本審査となります。
【探究の熊西】第2回課題研究発表会
10/25(月)午後の5.6.7限に理数科1~3年で研究発表会を行いました。
発表順テーマ・科目は次の通りです
1 Egg Drop Group6 物理
2 Egg Drop Group9 物理
3 封筒問題における期待値の変化 数学
4 硫化亜鉛のナノ粒子化の発光特性 化学
5 竹炭を用いた金属の結晶化 化学
6 酸化チタン(Ⅳ)を用いた二酸化炭素還元装置の定量化 化学
7 振動反応を安価で安全に起こす 化学
8 オリジナルの洗顔料の作成 化学
9 細胞周期の短縮方法の検討 生物
10 チームアライグマの活動報告~特定外来種アライグマとクビアカツヤカミキリの痕跡調査 生物
11 放線菌を用いた農薬作成 生物
12 Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析 生物
13 二硫化アリルによるにおい成分の抽出~青臭い野菜として嫌われるネギ属を使って~
生化学
14 強化学習を用いた植物の分枝と葉序に現れるフィボナッチ数列とフラクタル構造の再現 情報
15 位置エネルギーを利用して前進する歩行ロボットの制作 物理
16 コマの形状による比較・作成 物理
17 素材と形状による音の軽減率 物理
18 雪は天からの手紙~様々な条件によって生じる雪の結晶の違い~ 地学
19 クレーターの形成と光条~さまざまな形成条件についての探究~ 地学
1年生は1学期行ったエッグドロップの研究を英語にし、選抜された代表2グループが英語で発表しました。
2年生は課題研究の中間発表です。数学や情報などの理科でない課題研究も発表しました。
情報の発表
数学の発表
物理の発表
化学の発表
生物の発表
地学の発表
最後にSSH運営指導委員の先生方より講評をいただきました。
この発表での上位が、全校で2月に行われるSSH研究発表会での口頭発表の代表者となります。まだ中間段階での発表なので今後の研究に期待しています。
【探究の熊西】2年生普通科 第2回中間発表会
10月4日(月)、11日(月)の2日間にわたり、普通科2年生(1~7組 285名)の総合的な探究における中間発表会を開催しました。
夏休み前に立てた計画を実行し、情報収集を行い、その分析結果を発表することが目的です。
グーグルスライドを用いて、3分間発表を行い、2分間の質疑です。
発表に対して、先生や生徒から多くの質問が飛んでいました。
相手の主張を理解して、自分の考えとすり合わせ、違いに気付くことが大切です。
発表の様子
質問に答える様子
ここでもう一段レベルアップしよう!
担任の先生方から「アクションを起こそう」、「行動しよう」と呼びかけられたと思います。
これは「社会に働きかける」ということです。
今まで自分で仮説を立てて、校内でアンケートやインタビューし、自分を含めた高校生の意見をまとめました。それを社会にぶつけてみよう!専門家へアポイントメントを取って、対談に出掛けてもいい、SNSで大人の意見を集めてもいい、世界とコミュニケーションして比較してみてもいい。
社会に向けて発信しよう!!殻を破って、一歩を踏み出そう!!!
【探究の熊西】物理実験~メートルブリッジ
3年生「物理」の授業では、電磁気学の分野を学習しています。
今回の実験は「メートルブリッジを利用した抵抗の測定」
メートルブリッジという回路を組んでから、抵抗値の分からない未知抵抗の値を測定しました。
生徒たちは実験プリントをもとに相談し合いながら、意見を出し合って回路を組み、測定を行います。
最も精度がよかった班の誤差率は、約3%!(素晴らしい精度です!)
実際に手を動かしながら、電気回路についての理解を深めることができました。
実験の様子
生徒が組んだ回路
【探究の熊西】埼玉県科学教育振興展覧会(県一次予選) 5作品が中央展へ!
9月末より各科目の研究委員会(各科専門の先生方)で、表記一次審査が行われました。
本校からは9本出品し、全県では87本の論文が集まり審査が行われました。
そのうち30本が二次審査(中央展)に進むことができ、本校からは
化学2本、生物2本、地学1本の合計5本が中央展に進むことが決まりました。
これは松山高校と並んで県内最多の作品数です。10月末に審査が行われ、
30本のうち6本が全国(日本学生科学賞)に進みます。中央展へ進んだ作品テーマは次の通りです。
<化学>
・酸化チタン(Ⅳ)を用いた二酸化炭素還元装置の定量化
・硫化亜鉛ナノ粒子の発光特性
<生物>
・Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析
・放散菌を用いた農薬作成
<地学>
・クレーターの形成と光条~さまざまな形成条件についての探求~
【探究の熊西】1年理数科情報研修会
10/9(土) 8:35~12:30にかけて,1年理数科(1-8)を対象に、埼玉工業大学の松田智裕先生を招いて「モノのプログラミング入門」を行いました。
<講義の様子>
前半はmicro bitによるプログラミングの実習です。小さな基盤にLED、ボタン、端子、光センサー、温度センサー、加速度センサー、コンパス、Bluetoothなどが組み込まれており、MakeCodeエディターというソフトによりプログラミングして制御します。ブロックと呼ばれる非常にわかりやすい制御言語から、JavaSpriptなどのプログラミング言語まで対応しており、プログラミングの教育的利用を念頭に置いて開発されたプログラムです。最初にマイコンとはどういうものか、プログラミングとは何かの説明をしていただきました。
<講義スライドの一部>
実際に基盤が配布され、micro bitをダウンロードして、プログラミングの実習が始まります。
最初に各種センサーを使った基盤の様子を試してみました。その後プログラミングを実際に行いました。
<説明を見ながらプログラミング>
<相談しながら音を出す実験>
<サイコロのプログラム動作の確認>
<チャレンジ課題で様々なコマンドを試す>
<グループで相談する>
<先生に質問しながら様々なプログラムを考える>
半日かけた実習もあっという間に終わり、今日作ったプログラムは月曜日の授業で続きを行います。
また作ったプログラムは、専門の河田直樹先生に講評してもらう予定です。
【探究の熊西】わかやま総文祭(自然科学部門)奨励賞受賞!
7/31~8/1にかけて、全国総合文化祭「わかやま総文祭・自然科学部門」に参加してきました。場所は和歌山県紀の川市にある、近畿大学生物理工学部です。埼玉県からは物理・化学・生物・地学の各部門1校と、ポスター発表校の合計5グループが埼玉県代表として発表しました。本校からは「火星の夕焼けはなぜ青いのか」が、地学部門代表として選ばれ発表しました。
発表会場が遠いとことから、サポートセンターが指定した関西空港近くのホテルに前日と発表当日連泊しました。
<オリエンタルスイーツエアポート大阪りんくう ホテル>
行きは高崎線の大幅遅延(1時間半)で電車に閉じ込められ、ホテルに本当に着けるか心配でしたが何とか無事に着くことができました。関西空港に近いので会場まで遠いのかと思っていたら、バスで40分ほどで着く場所でした。
<会場に到着して> <受付を済ませ、巡検前に>
受付を済ませ早めの昼食をとり、巡検(今回埼玉県のグループは大学内の研究室を訪問し実習・講義)に向かいました。
<巡検先の研究室に向かう> <最初はスーパーコンピューターの研究室>
<次に臨床工学のパルスオキシメーター実習> <最後に稲の品種改良と電子顕微鏡実習>
巡検が終わり、休憩した後機材の動作確認などをして発表が始まりました。今年はコロナ禍の影響で全国を3グループに分け、さらに各部門発表も2会場に分散して行いました。埼玉県はBグループ、私たちは地学の第1会場で6校中3番目の発表でした。
<発表の様子(学校・校外合わせて今回で6回目)>
<他校の生徒から多くの質問が寄せられ、それに対して答えました>
地学専門の生徒や教員・評価員のため、ベースとなる知識は共有しているところが、今までの発表会と決定的に違うところでした。そのため発表内容もわかりやすく、深い発表や質疑応答が活発に行われました。今までの発表では質問の意図が理解に苦しむものが多く(つくばサイエンスエッジなど)、答えるのに戸惑うことが多かったのですが、今回は的確かつ鋭い質問で、今までで一番スムーズで深い質疑応答ができました。
他の発表もとても面白く、現2年生の課題研究につながる内容や、新たな課題研究のヒントになるようなものも多くありました。専門分野の分科会で行える2月の「埼玉県理科教育研究発表会(生徒の部)」が貴重なものだということが改めて実感できました。
8/2のオンライン閉会式で表彰式がありました。その結果「火星の夕焼けはなぜ青いのか」が全国4・5位に相当する「奨励賞」を受賞しました。ちなみに同じグループの東京都立立川高校の「視程の研究」が最優秀賞(全国1位)になりました。日本学生科学賞、つくばサイエンスエッジに次いで3回目の全国大会でしたが、やっと全国で結果を残すことができました。
【探究の熊西】1年理数科 英語研究発表会
7/19(月)13:30~15:00の放課後に、1学期行った物理の「エッグドロップ(卵落とし)」の英語による発表会を行いました。日本語での発表はすでに6月までに終わっており、7月期末試験後に日本語での発表を元に、英語発表用にスライドを作りました。短い準備期間でしたが、全10班きちんと発表していました。
<各班の発表の様子と、それを聞く生徒たちの様子>
<ALTの先生からの質問に、相談し英語で答える様子>
<ALTの先生からの講評>
日本語でも発表は難しいのに、英語での発表は大変だったと思います。ALTの先生からは「大きな声で」「きれいな画像でわかりやすい」といい点をほめていただきました。改善点としては「メモを読むのではなくアイコンタクトを重視する事」「スライドの文字数は15単語に抑えること」など日本語でのプレゼンテーションでも通じる講評をいただきました。
【探究の熊西】1年理数科 長瀞・自然の博物館巡検
7/16(金)の午前中9:00~12:00に、長瀞の地質・生物の巡検と自然の博物館での見学・調べ学習を行ってきました。
密を避けれるため、前半巡検・後半博物館のAグループと、逆順のBグループに分かれて実施しました。
巡検は最初に「日本地質学発祥の碑」「宮沢賢治の句碑」を見て、「虎岩」、緑泥片岩、小滝の瀬、岩畳・赤壁の順に現地見学と説明・観察を行いました。
<日本地質学発祥の碑> <宮沢賢治の句碑>
<途中では昆虫や植物の観察・説明も>
<天然記念物「虎岩」での説明と観察>
<緑泥片岩の説明と露頭の様子>
<森林の階層性の説明と観察> <小滝の瀬をラフティングするボート>
<岩畳・赤壁の説明と観察> <ポットホールの観察>
巡検と入れ替わりに博物館で、見たもの(見る予定のもの)の解説を見てわからなかったことや疑問点などを自分で調べました。
最後は全員がそろって終わりとなりました。
【探究の熊西】SS探究基礎(1年生) 中間発表会
1学年では7月7日に探究計画の中間発表会を行いました。1年生はグループによる探究活動を行っています。
勉強は「与えられるもの」というイメージもありますが、1年生の探究では
「自分たちが」気になる「身近なこと」から調査していく「主体的な学習」を特に重視しています。
映画監督の宮崎駿氏も「企画は半径3メートル以内にいっぱい転がっている」ということを述べています。
司会も各クラス係の生徒が務めました。試行錯誤しながら一生懸命考えてきたプランを、発表2分+質疑応答1分
の時間で発表し、さらによりよいものになるようにクラスメイトからフィードバックをもらいました。
アドバイスを生かして調査内容を修正した班もあります。それぞれのアドバイスを活用して、さらに面白い、
ワクワクする「探究」を推し進めていってくれると信じています。続報をお待ちください!
【探究の熊西】生物実験 大腸菌の遺伝子組換え実験
3年理系生物の授業で、大腸菌の遺伝子組換え実験を行いました。
抗生物質であるアンピシリンに対して耐性のある大腸菌を作成し、
併せてGFP(緑色蛍光タンパク質)の発現する仕組みを考察しました。
GFPはオワンクラゲに含まれる光るタンパク質で、
あらゆる物質の目印として非常に便利なタンパク質です。
日本人研究者の下村先生がオワンクラゲからGFPの単離に成功し、
ノーベル賞を取ったことで一躍有名な事象となりました。
教科書にはよく出てくるタンパク質ですが、
GFPの光を初めて見る生徒も多く、貴重な経験となりました。
【探究の熊西】3学年SS研究論文 個人探究発表会
6月21日、28日の2日間を使って、3学年の個人探究発表会を行いました。
2学年の2学期から約1年間を使い、それぞれの興味関心に基づいた探究活動の成果発表会になります。
3学年ということもあり、発表6分+質疑応答3分の時間設定で実施しました!
タイトルと問いの一部と、その様子を紹介します。
~音楽の魅力を広めるためには~
「音楽に興味のない人と音楽が好きな人の曲の解釈の違いが分かれば、もっと音楽の魅力を伝えられるのではないか」
~なぜ高校野球は送りバントが多いのか~
「高校野球がプロ野球よりも送りバントが多いのは守備力の差が原因か」
~勝手に階段で学校改造計画~
「階段を用いて空間を広く感じさせることはできるのか」
~コンビニで手軽にたんぱく質を取ろう~
「セブンイレブンの食品の中でたんぱく質を効率よく取り入れるものはどれか」
~ヒットする法則!?ヒーローズ・ジャーニー~
「『神話の法則』は本当に人気アニメ・映画にあてはまるのか」
~伝統芸能の神楽における着面と素面の関係~
「神楽でお面をつける舞とつけない舞があるのは、地域の特色によるものなのか」
今年度の目標は、
①昨年度行った報告会で出た改善点を踏まえ、これまでの探究をブラッシュアップすること
②自分の考えや他者の意見に対して、根拠に基づいた疑いを持ち、議論できるようになること
の2点です!
この1年間、たくさんのフィードバックを受け、時には行き詰まりながらもなんとか進めてきただけあり、
6分という時間を目一杯使い発表してくれました。
また、質疑応答の時間では核心をつくような質問が出たりと、成長した姿を見せてくれました。
この後代表者は2学期に学年全体での発表を予定しています!
【探究の熊西】火山の噴火モデル実験
地学基礎探究、SS地学基礎の時間で、コーラとメントスを使った噴火実験と、チョークの粉と祖柔軟剤のソフレを使った火山灰・火砕流実験を行いました。どちらも一瞬の実験ですが、火山学者もキッチン火山のモデル実験として利用しているものです。この実験の前に1985年に起こった伊豆大島・三原山の番組を視聴しています。実際の噴火をスケールダウンして、そのメカニズムや実際に起こった噴火を考えるために行いました。
<メントスをコーラに入れる準備と、噴火前のコーラ>
<メントスを入れた瞬間、急激な発泡が始まり噴火 高さ約3m>
メントスを入れるとが炭酸が気化し、激しく発泡します。それによる
急激な体積膨張によりペットボトルの内圧が一挙に上昇し、蓋に開けた
穴から勢いよくコーラが噴出します。実際の火山噴火では地下深くの
高温高圧のマグマ中に含まれる水が、上昇してくることによって気化
発泡し急激な体積膨張(爆発)により噴火が起こります。それを疑似
体験する実験です。
<噴火が始まったところ> <火山灰が広がっていく様子>
<重たいものは下に沈み火砕流になりかける> <山腹付近は火砕流が発生>
この実験では、火山灰と火砕流が粒径の差(重さの差)によって発生する現象を見ました。1985年の三原山の噴火は溶岩流による災害でしたが、それとは違うタイプの噴火を再現してみました。
高く吹き上がった噴煙柱~メントスコーラと同じ~の中には大量の火山砕屑物(火山灰<ソフレ>・軽石<チョークの粉)などが入っており、それらが吹き上がります。粒径が小さく軽い火山灰は水平方向に広がり、粒径が大きく重い軽石などは一度吹き上がるものの、降下してきて火砕流になる様子を再現したものです。
火砕流は一般的に1991年に発生した、雲仙普賢岳の溶岩ドーム崩落の火砕流がイメージとして定着していますが、大規模噴火の場合は今回の実験で再現した噴煙柱型(特に大きいものは全方位型)火砕流となります。
このモデルの山は長径15cmほどのものですが、これをkm単位にすれば実際の噴火の様子を想像できます。水槽は横の長さが45cmです。
地学の学習では、実物を使って実験するものは限られてきます。このようなモデル実験を通して、想像力を喚起し、事象の理解や(スケール感の実感なども)、現象を引き起こす原理についての探究が欠かせません。