進路なう

【進学の熊西】3学年集会(進路集会)が実施されました【講話全記録】

11月2日(水)4限に3学年集会(進路集会)が行われました。

 

目的:受験3ヶ月前のコンディション作りとメンタルケアを含めた励まし

 

以上を目的とした集会で、平井進路指導主事と寺田学年主任からそれぞれお話がありました。

 

【平井進路指導主事より】

 

3年生は「受験は団体戦 ~第一志望の貫徹~」がスローガンでした。

 

今まで進路主事だよりやグーグルクラスルームで適宜メッセージを発信してきました。

そして、寺田学年は修学旅行後から様々な仕掛けを皆さんに提供してきました。

手厚い指導をしています。そして皆さんもそれに応えようとしています。

 

日頃の様子を見ると、朝や放課後の自習室は満席ですし、教室で完全下校時刻まで受験勉強をしている生徒も多くいます。

 

しかし、受験生は今の時期、いちばんメンタルが落ちやすい。

大学入学共通テストまで3ヶ月を切り、多くの受験生たちが不安になりながらも受験勉強を続けています。受験生にとってこの時期が1年の中でどの時期よりも重要です。この3ヶ月の行動で、受験の合否が決定すると言っても過言ではありません。

 なぜ、この時期なのか。それは、この時期が一番、受験生のメンタルが落ちやすい時期だからです。

 「受験勉強は、短距離走ではなくマラソンである。」

 というのは、受験業界では古くから語られている説得力のある警句です。受験勉強は長く、1年以上も走り続けなければならないから、一気に勉強をしてしまって息切れを起こす受験生よりも、体力を温存しながらでも少しずつ前に進むことができる受験生のほうが合格しやすい、ということですね。

受験生にとってはこの時期が一番つらく苦しく「いっそのこと志望校のレベルを下げようかな」と思ってしまいがちなのです。

「○○大はやっぱり今のままでは絶対に無理だから、別の国公立大学にしよう」「早慶はこのまま勉強しても無理だから、GMARCHにしよう」「GMARCHはだめだから日東駒専にしよう」と、偏差値が届かないからという理由だけで、もう1段階偏差値の低い大学に志望校を変える人がどんどん出て来るのがこの時期なのです。逆を言えばライバルが減る時期です。

一方、模試判定がA・Bになり、ワンランク上を目指す(結果EやD判定から振り出し)生徒も出てくる。つまり上位志望校へのチャレンジ層の変動が多いのもこの時期です。

志望大学のランクを下げるこの傾向は、近年増えてきているように思います。予備校関係者に聞くと、「最近の学生はメンタルが弱くて、すぐに志望校を下げたがる。浪人はしたくないからと言って志望校を下げて、いける大学にいこうとする傾向がある」と言っていました。

 今の時期に志望校を変えるのは「もったいない」。

もちろん、こういった選択が正しい場合もあります。ですが、ほとんどの場合、「もし最後までやり切ったら合格できるかもしれないのに、『やり切る』ということをしないで、逃げる」という選択をした結果として、1段階偏差値の低い大学に志望校を変えてしまう「もったいない受験生」が多いわけです。

「これまで10のうち6まで頑張れた。あと4なのに、ここで途中棄権する」

頂上が見えかけてきたのにその頂上を追いかけない。頂上近くなればなるほど坂がキツくなるのは当然です。一歩一歩踏みしめ、息切れしないように進むしかありません。

急に問題が解けなくなる、急に物事が進まなくなる、急に英文が読めなくなるなど、「急に」の現象は、「スランプ」で、誰でも起こり得ることです。焦らずコンディションを本番に向けて整えていけばいいのです。

「やり切る」という体験は、生涯につながります。例えば、社会人となり、何かのプロジェクトを任されたときに途中棄権はできないわけです。受験と覚悟は社会の縮図です。

知識の吸収量であっても18歳の脳はスポンジのように吸収力はすごいものがあります。

11月模試結果は通過地点、3月までどれだけ学力が伸びるか。いや伸びるのです。12月の直前演習ではさらに伸びるはずです。

私たちが何かを選択するとき、「できる」範囲と「やりたい」範囲の2つがあります。「ここまでならいける」「今の自分の偏差値は50だから、偏差値50のこの大学にはいけるだろう」という「できる」の範囲と、「ここから先にいくには頑張らないと難しい」「今の自分の偏差値は55だから、偏差値65のこの大学には頑張らないとできないだろう」という「やりたい」の範囲の2つがあります。どちらも成功への確証はありません。

しかし、できる範囲の連続だと、人間は成長できません。このままずっと同じ範囲でしか行動を選択できなくなります。逆に、いきたい大学を目指したら、受かっても落ちても、きっと涙が出るくらい嬉しかったり悔しかったりするでしょう。それだけ感情が動かされる出来事は、自分の人生にとって必ずプラスになります。だから「やりたい」に飛び込んで、全力で頑張って、泣いたり笑ったりしよう、と。諦めない理由は「いきたい大学にいくから」です。

この話からみなさんが何を得るかはわかりませんが、しかしどんな人でも、つらいときにこそ、「挑戦」というものの価値を忘れないでもらいたいと思います。「できないかもしれないけれど、やる」という選択を取るのは、とても大変なものです。とくにつらくなってきて、失敗や不合格が怖くなってくると、誰でも「できる」ほうに流れていきたくなるものです。でも、未来の選択は自分が責任を持って選ぶものです。エネルギーが必要です。その過程を入試で発揮してほしいと思います。「迷ったら苦しい方を選べ」です。

 データを見てみましょう。近年の18歳人口の減少にもかかわらず、私立大学の入学定員は増加し、大学間の競争が激化しています。その結果、各大学が入学者を確保するため、多くの合格者を出すようになりましたし、定員割れの大学も47.5%と多くなってきました。定員厳格化が4年間のスパンで緩みましたので追い風です。昨年よりも2万人受験生が少なくなり111万人ですし、既卒生も大幅に減少します。共通テストの受験者も2万人減ります。しかし、国公立大学の定員は同じなままです。2033年には102万人まで18歳人口が減少を続けます。

だからこそ、熊西で学習できる誇りを持ち、しっかり学習して、長期的に質が担保できる大学に進学してほしいと思います。

 

さて、これからは、

 

〔普段の授業の延長上に受験あり〕

演習授業も多いが、授業の最中に確実に問題を潰していく。

 

 〔受験なくして合格なし〕

皆さんは、各講演会で、入試の動向を聞いてきたはずです。チャンスだと。

もちろん努力は必要です。

共通テストで5教科総合点、私大も総合点。合格最低点をしっかり調べましょう。

私大型でも、二次との関係で、国公立受験できることがありますので受験してください。

まずは共通テストが全てです。対策を怠りなく。

前期は第一志望。後期まで必ず受験してください。

後期にチャンスがあるのに、私大に決めてしまうことだけは避けてください。最後までやり切って下さい。

国公立大学志望なら、絶対貫いてください。

中期も射程に入れてください。

自宅か下宿かの選択も考えてください。

国公立は「全国展開」で考えてください。

特に、5教科出願者は、5教科7科目を学習する集団を大きくし、最後の最後まで集団で走る寺田学年でいたい。国公立大第一志望で大学入試を迎えられるようにする、そのような努力を本気でした生徒は、MARCH以上の難関私立大にも合格する。

絶対にあきらめてはいけません。

 

〔共通テストでしか使わない科目を演習する〕

志望校で必要な科目だけでなく、共通テストでしか使わない科目の演習も始めていきましょう。共通テストしか使わない科目も計画的に勉強を進めないと、二次試験で使う科目ばかりに気を取られて十分な対策ができない、ということがあります。

 

〔併願校を決める〕

併願校を決める際に注意して欲しいことは、必ず「この大学ならいってもいい」と思える大学を併願校にすることです。もし第一志望に落ちてしまったとしてもこの大学なら自分が勉強したい・やりたいことができる」という大学を選ぶようにしましょう。併願校を決める際は、志望校のランクを3段階、偏差値差としては(3~5刻み)で分けて「最高目標校」DE「実力相応校」BC「合格確実校」Aと分けて出願校を決めてください。

先にも述べましたが、国公立の場合は、後期も必ず、そして中期も加えてみましょう。

その上で、逆三角形型から正方形型で併願を手厚くトライしてみましょう。

方式を最大限活用して、滑り止めの緻密な併願作戦を練るのです。

また、女子大は比較的合格しやすいと言われます。

進路主事だより、学年だよりの併願プランニングをよく読み直してください。

家庭の経済状況を考えて、方式を組み合わせ、傾斜配点や配点割合を勘案してください。特に、例を挙げれば、富山大の2次配点が高いなど、逆転が大いにある大学も多くあります。私大は、ワンランク上、記念受験でもいいので受験してみましょう。また、入学金との兼ね合いもしっかり考えてプランニングしましょう。

 

〔12月には共テ過去問に全力で取り組む〕

共テは難易度5割、私大にしても過去問は難しいのが当たり前。折れない、負けない。

遅くとも12月中旬、冬休みに入る前には共通テスト対策や志望校対策を始めていきましょう。3~5年分は過去問に取り組んでください。ただ、基礎が固まっていないのに問題演習に時間を割いても実力は身につきません。早めに身につけば12月より前から過去問にどんどん取り組んでOKですが、基礎範囲が定着していないと感じる場合は、焦らず基礎に立ち返って勉強に取り組みましょう。過去問を解きながら全範囲、および周辺知識の完成を目指してください。

特に地方や首都圏の一部は、共テの割合が非常に高く、先行逃げ切りです。11月から1月にかけて共テ70から90へ、二次過去問研究を30から10位の割合にコントロールすることです。

共テ試験勉強法の基本方針は過去問演習と弱点補強の繰り返しをメインの対策に置くべきです。やりながら、3年間の学習範囲を網羅、復習してください。

マーク模試の問題集や共テ向けの問題集と言うのは時間が余って他にやることがないという人以外使う必要はありません。「過去問至上主義」「過去問至上主義を貫け」、とにかく共テ試験の実際の過去問をセンター試験対策の主たる問題集としてください。

そして、模試過去問、授業中の演習教材を使い倒すことです。

 

さて、指定校や公募制推薦、総合型選抜で合格した者も大学入学共通テストは受験するわけです。また、一般受験組がクラス内には圧倒的に多くいるわけです。しっかり自制すると共に、入学後に学力の差がつかないようにしっかり学力を高めてください。共通テストへの手を緩めないようにしてください。

 

最後に、

高い学び、深い学びには「覚悟」がいります。決して容易な道ではありません。それでもなお、常に成長の歩みを止めずチャレンジして、「夢の実現」に向き合い続ける、そんな皆さんを応援します。

そして、戦略的に勉強すること。それは、ゴールから逆算して「いつまでに何をどうするのか?」を確定させ、その通りに勉強していくことです。

 

勉強に真摯に取り組み、

ガンガン質問に来て、

自習室をじゃんじゃん利用し、

問題集がボロボロになるくらいまで

回しまくって反復する。

こういう「勉強への熱」がある生徒が上昇していきます。

 

グーグルクラスルームでも流しましたが、11月5日(土)のマーク模試は、9月マークとの重複を避けて出題されます。できるだけ焦点を絞って確認してください。3年11月駿台ベネ共テ模試 9月から5%UPできるはずです。

 

「英語は音読を繰り返せ」

「フィジカル パッション 演習量」

「覚悟とガッツ」

「最終的には精神力」

「進学の熊西」「探究の熊西」

「受験は団体戦」

 

健闘を祈ります。

 

進路指導主事 平井 利久

 

 

 

【寺田学年主任より】

 寺田学年主任からは「セルフコンパッション」についてお話がありました。

 

セルフコンパッションという言葉を初めて耳にされる人も多いと思います。

セルフコンパッションは、「自分の愛する人を思いやるように、自分自身を思いやること」と説明されています。

セルフ=自分自身、コンパッション=思いやり・慈悲、を組み合わせた言葉で、直訳すると「自分への思いやり」を意味します。

コンパッションは、科学的に研究されているもので、「自分自身や他者を思いやり寄り添う力」を意味します。

「思いやり寄り添う力」であるコンパッションを大きく3つに分類すると、以下のように分けられます。

(1)他者へ向けたもの

(2)他者から受け取るもの

(3)自分自身へ向けたもの

人間関係のなかで、思いやりや慈しみの心を持ってお互いに接することは大事です。しかしコンパッションでは、他者との関係性だけでなく、自己の内面に向けた思いやりや慈悲も、同じくらい重要なことだと考えます。その自分へ向けた思いやり・慈悲の部分のことをセルフコンパッションと呼んでいます。

セルフコンパッションは他者との関係性においても切り離すことはできません。たしかに、自分自身を思いやり安定させることができていなければ、他者へ思いやりをもって寛容に接することも難しいでしょうし、また他者からの思いやりを素直に受け取ることも難しくなります。

西高生3年生の皆さん自分に優しくしていきましょう。

 

 

中学生の皆さん、このように熊谷西高校は、手厚いサポートで、進路実現を確実に後押しします。

今後も伸びる秘訣を全て公開します。

熊谷西高校は「志の高い、英姿颯爽な、タフで優しく、賢い生徒」を育てます。

是非、熊谷西高校で学んでみませんか。

第1回進路希望調査結果が公開されましたね。

倍率に怖じけず、第一志望を貫いてください。

熊西でお会いできる日を楽しみにしています。