進路なう

【進学の熊西】3年家庭研修前学年集会が行われました【最後まで駆け抜ける】

3年生は、2月1日(木)より家庭研修となります。

1月31日(水)も早朝から3年生は受験勉強をしています。学校を信じ、「学校完結型」の能動学習によって日々力を向上させていきます。そうした万全の環境が熊谷西高校には整っています。

 

1月31日(水)2時間目に、3学年家庭研修前学年集会が行われました。

コロナ第10波流行を受け、万全の体制で受験に臨ませるため、リモートで実施しました。

垣内学年主任、平井進路指導主事、進路指導担当橋浦教諭、生徒指導担当田島教諭よりお話がありました。

 

【目的】:家庭研修を有意義に過ごし、受験に自信と勇気を持って挑ませる。

 

熊谷西高校では、各種通信を併用しながら、直前の集会で丁寧に指導し、受験に挑ませています。事前・事後の手厚いフォローが生徒の力を大きく伸ばします。定期的に学年集会や統一進路としての集会を開き、全体に対してベクトルを合わせ、きめ細やかな指導を行う「集会の文化」が根付いているのも熊西の魅力です。

 

 

【垣内学年主任より】

共通テストが終わり、泣いても笑っても前に進むしかありません。2月1日から家庭研修に入ります。受験生にとっては受験勉強に専念できる大事な時期です。研修期間中も登校して自習室で学習する人もいるでしょう。国公立大を目指す人はまずは2次試験に向けて、私大を目指す人は各試験に向けて大いに頑張って下さい。登校して自習する際は、在校生は授業中ですので配慮をお願いします。学年だより「眺望7号」をしっかり熟読して下さい。

1日1回は日の光を浴びましょう。試験は朝早くから始まります。規則正しい、学校と同じスタンスで日々生活しましょう。家庭研修期間でも朝から学校に来て学習する人はとても良い習慣と言えます。適度な運動は、血の巡りを良くして、学習効果上げます。自分の健康管理は非常に大切です。受験は体力勝負です。

また、受験報告書等、卒業生の書いた資料は大変貴重です。後輩のために是非記録して、提出して下さい。これから熊西に関わる様々な面でご協力を頂くかもしれません。先輩としてのアドバイスをよろしくお願いします。

それでは、クラスみんなで集まれるのもあと2日。笑顔でまた3月に会えるよう、充実した家庭研修期間にしましょう。

 

 

【平井進路指導主事より ~講話の抜粋~】

 

1回1回、唯一無二の講話となるように中身の濃い講話をします。しっかりと思考を巡らせながら聞いてください。

 

<オホーツクの流氷(こおり)をとかせ!>    

遠くシベリアのアムール川から1000キロもの旅をしてきた流氷がたどり着く1月下旬。

オホーツクの冬は、この時期からが本番!

はじめは帯状になって近づき、風向きなどで接岸、離岸を繰り返し(まさに成績と同じです。上がったり下がったり)、やがて氷原になって、海全体を覆いつくす。1日に何キロも気まぐれな旅をする氷たちは、きのうまで青かった海を、一夜のうちに白い大地へと変えてしまう。氷原ができると気温もドンドン下がり、ピリピリ痛いような寒さを感じる2月、『シバレ』の季節がやってくる。

海を大地に模様替えした流氷も、4月上旬、春の気配を感じると、崩れだし、太平洋へと流れ去り(卒業と重なる思い、それぞれの道へ進んでいく)、『海開け』がオホーツクにやってくる。まさに受験生は、流氷とともに季節を過ごす。

皆さんは、例えれば、季節の移ろいの中でこんな風に過ごしてきたはずです。春は田んぼでドロンコになり、夏は川で優雅に泳ぎ、秋は虫たちと一緒に歩み、冬は雪合戦をがむしゃらにやる。そうです、冬こそがむしゃらにやるのです。

一方、熊西の周りの畑を見渡せば、麦のささやかな緑が映えて、菜の花も咲いている。春近し。春まであと少し。頑張れ!第47期生。 

 

<熊谷西高校という駅の停車時間もあと僅か>

西高の3年間は、あくまでも人生の通過点。しかし、人格形成の3年間。かけがえのない3年間。もうその停車時間が限られている。授業も幕を閉じた。二度と受けることのない授業。もう二度とない日々。やがて、全ての日々が思い出に変わる。卒業式が終わったら、君は、何番線の、どの列車に揺られて行くのか。垣内学年、よく頑張りました。

自習室で、教室で、公共施設で、家庭で、本当に頑張り抜く第47期生の姿を見ると胸が熱くなります。友情は大切です。教え合い、学び合いで燃える集団、受かろうね会も最後まで、そして自学自習を貫いて下さい。好きなことと同じくらい嫌いなことにも対面して頑張りたいとメッセージを残してくれた生徒もいます。よくわかっています。人生プラスマイナス0でできていますから。プラスだけでもマイナスだけでもつまらない。人生のストーリーは重なって「ヒストリー」となるのです。

私も皆さんの大・大・大ファンとなって、皆さんを追ってきました。自習室の自学自習の風景、渡り廊下での学習風景、教室での自習の風景や面談の風景を写真に収めてきました。後輩のモチベーションアップや、熊西を志願する中学生のためにもHPなどでアップしてきました。卒業まで協力をお願いします。卒業後も、多方面で力を貸してください。皆さんの体験や経験に勝るものはないからです。

 

<「知性」を磨く3年間が間もなく終わる>

「知性」を磨く3年間という「時間」は誰にも平等に与えられると同時に、二度と戻ってこないのです。その3年間がまもなく終わろうとしています。「好奇心」・「探求心」・「謙虚さ」を持ち合わせ、逃げずに、与えられた機会、掴み取った機会などあらゆる機会(タイミングは逃さない。チャンスは逃さない。両者はストックできないのですよ。)において、直面する困難や失敗と格闘し、乗り越え、「本当の達成感」を体感する。それが「成功体験」でもあり「成長」「自信」や「勇気」の源ともなります。そうした経験をこれからも意図的に積んでください。「努力」し、「行動」を積み上げ「知識」を積み上げ、「態度」を積み上げる。それらはやがて賢さとして「知性」インテリジェンスとなり、「武器」となり、最後は「個性」となり還ってくる。深みのある人間になります。

人は「環境」で変わります。日々の高校生活の中で様々な人と出会い、多くの考え方に触れること、それらの積み重ねがイマジネーションを可能にします「時間配分の変化」「付き合う人の変化」「環境の変化」の3つで、人は大きく変わることができます。熊西には、高次元で現役での進路実現を可能にする「質の高い環境」が存在します。大きな伸びしろのある生徒が熊谷市内外から集い、それぞれの境遇を超えて、切磋琢磨する環境が存在します。そこで、感性を豊かに、明朗な心情と強固な意志を育て、高い目標を掲げ、進んで困難に挑む不屈の実行力を養います。力の限りベストを尽くし、仲間や先輩後輩と多様な経験をとおして、タフで優しい共感力や人間力を育みます。そこに自主自律の精神が育ちます。強くて頼れる自分を作ります。自己肯定感を高めます。時を守り、場を清め、礼を正せる「にんげん」を作ります。熊谷西高校生は、3年間で「立派な成人」に成長します。その結果、質の高い大学で学び、地域や日本、世界を支える皆さんへと変容します。そんな皆さんへの夢を私は持っています。

西高で鍛えた成果が現れ、集大成となる3年間がまもなく終わろうとしています。卒業まで己という「にんげん」をまだまだ鍛えていきましょう。

4月の自分と全く違う自分があるはずです。

西高生、やればできるじゃないか!という成果を残して下さい。是非、努力の基準の高い人になってください。皆さんは謙虚で、良い学生になれると思います。

 

<出願検討会が終わりました>

共通テストは多くの文章を読ませるテストでした。最初の過酷な試験でした。今ではまだ、センター試験と比較されますが、10年もすれば問題も練られ、普通になります。世の中、働き方改革も相俟って、短時間で最大の成果を日々更新して求める厳しい生き残りの時代に入り、AIやChatGPTをはじめとして知性化が急速に進んだのですから、思考の瞬発力、情報処理能力を問われることは、社会との接続においてある意味必要なことなのかもしれません。数学もデータサイエンスも必要になり、まさに「読み・書き・そろばん」の原点に返ってきました。しかし、どんな状況においても学んだことは崩れません。自信を持って下さい。

共通テストでは、直前より100点もアップした生徒が複数いました。50点アップはかなり多かったはずです。

そんな中、先日、先生方は、データを駆使して、朝から夜遅くまで、主に国公立大学を志望する生徒一人ひとりの合格校を検討しました。

共通テストから3週間が経ち、この間、「大きく運命が動いた」人もいるかと思います。初志貫徹する生徒もいます。吹っ切れた生徒もいます。国公立1本でいく生徒もいます。これからが強いのです。自分の人生に起こる全てのことには、意味があります。あなたにとっての第1志望校、誇りを持って、本気で「合格」を「勝ち取り」に行きましょう。出願したら「判定」は関係ありません。気持ちを入れ直して、一生懸命にやるだけです。諦めず、ある意味根拠のない自信をも持って、実力を実証し、勝ち取るチャンスや機会や制度はすべて使い尽くすのです。そうしないと、一生の後悔になります。前期、中期、後期と二次試験まで1ヶ月近くあります。夏休み1回分と同じ時間なのです。できることは沢山あります。E判定でも、二次力によって逆転の可能性もあります。頑張るしかないのです。私大受験の生徒も第一志望貫徹です。共通テストで失敗、日大不合格、GMARCH合格といった例もあります。

先日の私大の状況です。明治 102,015 (前年108,042) ▼6,027、法政 100,062 (前年99,051) △1,011、中央 64,790 (前年66,757) ▼1,967、立教 56,495 (前年58,208) ▼1,713、青学 45,939 (前年43,948) △1,991、学習院 20,240 (前年18,094) △2,146。

共通テスト → 私大 → 国公立前期 → 中期 → 後期まで、皆さん現役生の学力は一回一回の入試の節目を経て指数関数的に大きく飛躍します。限界点を超えると一気に応用が利くようになります。量が質に転化します。3月の最後の最後までやり切ってください。

そして、早々と浪人を決意しないことです。3月入試、国公立にあたっては欠員募集、私大にあたっては、追加合格、補欠合格からの繰り上げ合格等が3月から活発化し、合格獲得が十分にあり得ます。ギリギリまで走り切る経験をしておかないと浪人しても伸びません。学びが可能な場は、想定していなかった大学にもあるはずです。住めば都です。与えられたチャンスを最大限生かしましょう。

 

<最後の最後、後期試験まで>

大学入試が10代で一番の試練かもしれません。10代はあと1年で終わります。10代の後悔の無いように、結果はどうあれ、最後に泣くような受験をしてほしい。受かったのに嬉しくないとか、落ちたのに悔しくないという人は、本気で受験を戦い抜いたとは言えない気がします。終わったときに涙が出てくるくらいの思いで挑んで、その上で勝ったり負けたりするのが大学受験。試験前日に「できる限りのことはしたのだから大丈夫」という自信が持てれば、本番で思わぬ難問に出合っても、ミスをしても、気持ちを立て直すことができます。本番でわからない問題があってもクヨクヨせず、逆に1問でも解けたら「できた!」とテンションを上げることも大切。自己肯定感をキープしながら乗り切ってください。

例年、国公立大前期を終えると、とりあえず合格した私大でよしとして後期を受験しない人がいます。楽になりたくて最後のチャンスを放棄する安易な選択に逃げないでください。最後まで粘って、自分の努力を証明してください。現役学力の最高点は最終試験です。完全燃焼してください。毎年、本校から後期日程で合格する生徒は少なくありません。入学するかどうかは、合格してからでも考えることができます。しかし、その決断は最後の最後、3月まで必死に勉強を続け、受験し、現実に合格を手にしたあなたにしかできません。あなたは一人だけで戦っているのでもありません。試合放棄は、親身に支えてくれた人の心を無にすることにもつながります。中途半端はいけません。悔いを残さぬ受験生であってください。

講演会や集会や進路だよりでも何度も言っていますが、今年はチャンス、追い風の年。最後の1秒、1問まで粘り抜き、合格を勝ち取るのです。綺麗事ではありません。勝負だから勝ち取るのです。最後の受験まで学力は伸びます。

西高第47期生の誇りにかけてやり切りやり抜いてください。

皆さんの頑張りが後輩、さらには西高に還っていくのです。

 

<過去問の使い方>

過去問は基本3~10年解くのが一般的でしょう。注意点として言いたいのは、「過去問を解いたからといって成績は上がらない」ということです。解いた年数分で合否が決まるわけではありません。それでも過去問に取り組むのは、問題形式と自分自身の弱点がわかるからです。ですから、弱点を克服しないと点数は上がりません。解いて満足しないことが大事です。二次試験まで1カ月近くあります。夏休み1回分とほぼ同じ時間です。2月になれば添削指導も始まるでしょう。できることはたくさんあります。合格判定で良い判定をもらっている受験生はこの時期、過去問対策を含めてやり尽くしてしまっていて、復習ばかりすることになりがちです。実は、これが落とし穴になるのです。例えば、数学の問題を解く上では、問題をみて「○○を問うている問題だ」と見極めること、いわゆる「初動思考」が要です。復習ばかりだと、この勘が鈍ります。A判定の受験生が不合格になるパターンは、この「見極め力」が落ちることに起因する場合があります。過去問は再出題されないので、大学別の過去模試や、まだ見たことのない、新しい問題も探して解いてみてください。逆にD、E判定の受験生の場合は、とにかく書いて、答案を作る練習をしてください。誰かにみてもらうのが良いでしょう。

受験業界では「現役曲線」ともいわれる現象があります。現役生のラストスパートで急に学力の曲線が上昇する力は相当なものなのです。模擬試験を受けたタイミングと受験本番では状況も大きく異なっています。私大受験毎に学力はさらに伸び、例年、大逆転を果たす受験生がいるのも事実です。それがわかっているからこそ、受験関係者は「最後まであきらめないで」と声をかけるのです。

受験結果とは、取り組んだプロセス(過程)次第ということです。プロセスが正しければ良い結果を生むが、誤っていれば悪い結果となります。だから、プロセスを徹底的に考えるのです。プロセスとは、受験勉強で言えば、残された時間で何を、どうやるかです。答えは人それぞれです。受ける学校も、今の実力も全員違うからです。他人に聞いても分かりません。自分で考えて、自分の答えを見つけるのです。誰かに相談しても、アドバイスを受けても、答えは自分にしか分かりません。自分の考えたプロセスで事を進めます。それが正しいプロセスであるか、誤ったプロセスであるかは分からないが、徹底的考えた上であれば、そのプロセスに従う。「決断力」です。広く考えれば、企業の経営者に必要な資質です。(学びと経営が結びつく、すごいですよ、学びの威力は!)そのプロセスの正しさを証明するのが結果です。ついてきたのが良い結果ならプロセスが正しかったのであり、悪い結果ならプロセスが誤っていたのです。「結果はついてくる」とはよく言いますし、そうかもしれないが、受験勉強のプロセスを冷静に考えましょう。頑張り方をよく考えないと、ついてくるのは悪い結果となってしまいます。自分で考え、自分で決める。その過程で最後の追い込みを図るのです。

 

<合否通知は速やかに>

合否通知は、合否が出た段階で、指示された方法で速やかに「正確に」報告してください。

 

<家庭研修期間中>

家庭研修期間中は学校に来て受験勉強をすることもできます。学校を最大限活用し、ペースメーカーにしましょう。西高では、学校完結型で受験は突破できます。時に友人と語らい気分転換を図る。そうしたことでメンタルを保つことができます。

 

<最後に>

勝負事は厳しくなればなるほど、本質的な力がものを言います。付け焼き刃では勝負にならず、地金の強さがものを言います。しかも、3年間、皆さんを育ててきた西高のチカラが試される。それが本物であったかどうか。

西高で頑張ってきた自分を信じよう。その蓄積の重さを信じよう。その誇りにかけて。

この1年間、率先垂範、行動する、動く進路指導主事として思いは全てぶつけてきました。

あとは皆さんを信じ切ります。そして祈ります。

繰り返して書きます。ハラをくくろう。ブレるな。残りの時間のすべてを集中し、最後の瞬間まで粘り抜こう。そして、苦しくなったら西高での様々な日々を思い出せ。

これから大きく成長します。将来、どんな皆さんになっているでしょう。胸が膨らみます。

 

大丈夫!合格します!

 

「受験は団体戦」

「ベストを尽くす。最後までやり切れ!」 

 

そして、本当に最後に、

「フィジカル パッション 演習量」

 

ありがとうございました。

 

  

【進路指導担当橋浦教諭より】

 進路指導部の橋浦教諭からは、進路結果の入力方法について具体的な指示がありました。実際にグーグルクラスルームを開かせて、PDFを参照し、合否報告のデモンストレーションを行いました。

最後に、「皆さんは成長している真っ最中。物怖じせずにベストトライし、タフネスを獲得する。入試ごとに振り返りをして次の戦いに臨んで下さい」とメッセージが添えられました。

 

 

【生徒指導担当田島教諭より】

 家庭研修中こそ、「報告・連絡・相談」をしっかりして欲しいとお話がありました。特に届け出に関してはぬかりなく行うこと。2月になると生活スタイルが変わります。行動に責任を持ち、西高生としての自覚を持って生活すること。トラブル時は必ず学校へ連絡するようにと、家庭研修の意義も踏まえ、生徒への注意喚起を行いました。

 

 

いよいよ、3年生は、正念場に差し掛かります。

「進学の熊西」の組織的な進路指導と、「英姿颯爽」な生徒との相乗効果で、第一志望現役合格が達成できることを祈念しています。