部員ブログ

U-18 vs.本庄第一高校(サッカー部 部員ブログ)

6月22日(日)U-18 vs.本庄第一高校


■試合結果

熊谷西高校 2 ー 3 本庄第一高校


■マッチレポート

<試合経過>

U-18前期の最終戦。
3年生が引退を迎える試合でもあり、勝ち点3を取って良い形で前期を終えるための大事な1戦です。

気温が高く、動きに重さが感じられるようなコンディションで試合が開始しました。

前半開始早々に左サイドから攻められる場面が続きますが、望月(3年)、久(3年)の献身的な守備でゴール前にクロスボールをあげさせず、相手にチャンスを与えません。

その後は、相手の中盤の選手に翻弄されチャンスメイクをされてしまう場面が多々ありましたが、ゴール前での競り合いに勝ち、本庄第一に得点を許しません。激しい空中戦が続きますが、高田(3年)が自身の跳躍力を生かし、競り合いに勝つ場面が増えマイボールにする時間帯が増えていきます。

熊西は、渋澤(3年)のロングスローなどで攻撃のリズムを作り、シュートまで行くことができるようになりますが、惜しいところで相手にクリアされてしまいます。後藤(3年)などのキープからチャンスが生まれますが、相手の集中的な守備により、中々シュートまで行くことが出来ません。

対して本庄第一は、サイドバックから対角へのロングフィードなどで熊谷西のDF陣を揺さぶることでチャンスを作ります。

そんな中、本庄第一のロングスローからゴール前で混雑状態となり、PKを取られてしまいます。ここを冷静に決められ、1点のビハインドを背負います。

激しい攻守の均衡を保っていた試合でしたが、この1点で本庄第一のオフェンス陣が波に乗ります。本庄第一のDF陣がボールを保持し、フォワードに楔のパスや裏へのパスを狙ってきます。熊谷西のDF陣はなんとか対応してクリアしますが、そのクリアボールがラインを割ってしまい、本庄第一のスローインに。波状攻撃を仕掛けられます。そんな中で本庄第一に追加点を決められ、自分たちでボールを保持する時間が少ないまま前半は終了します。

 

後半、2点を追う熊西は得点の機会をうかがいつつも、これ以上点差が離れないようにまずは守備の修正を徹底します。クリアなどのルーズボールへの反応を早くすることで、ボールを保持することを狙います。

すると後半開始3分、正田(3年)がヘディングで前線へ大きくクリア!それを渋澤(3年)が反応し、こぼれたボールを新井(2年)が回収。そのままゴール前へ切り込んでシュート!後半開始早々に1点を返します。

勢いに乗る熊西は後半8分、フリーキックを獲得。ゴール前へのクロスボールが混戦になり、ボールは関根(3年)のもとに。これをダイレクトで右足を一閃!追加点を獲得します。

同点に追いついた熊西は気を引き締めます。後藤(3年)や渋澤(3年)を中心に、クロスやロングスローで攻撃し、相手にクリアされても望月(3年)や高田(3年)がヘディングではね返して対応します。

勝ち越したい熊谷西でしたが、後半30分に痛恨の失点。残りの時間で追いつくために、松崎(3年)、清(3年)などの交代で流れを変えにいきますが、得点にはつながらず、2-3で試合が終了しました。

 

〈MVP〉

関根(3年)

前線の選手として攻撃、また守備にも励み大きく活躍した。自ら得点し、チームの士気を上げた。

 

〈監督より〉

結果としては負けてしまい残念でしたが、内容においては諦めずに最後まで戦うことができて良かったです。これからは1,2年生が主体となりますが、先輩方の姿勢をしっかりと引き継ぎましょう!