令和5年度学校総合体育大会陸上競技県大会結果報告
5月10日(水)~13日(土)の4日間に亘り令和5年度学校総合体育大会陸上競技県大会が熊谷スポーツ文化公園で開催されました。陸上競技は県北大会ー県大会ー関東大会ー全国大会(インターハイ)へと一つの大会が繋がっていく形をとっていますので、全国大会までの第2関門としての本大会となりました。
本校からは4月の県北大会を勝ち抜いた男子5名、女子6名の生徒が男女のリレーを含め13種目に参加しました。
最初に登場した男子400mの岩田(3)は自己新記録の52.40を記録。1.2日目に登場した八種競技の地頭江(2)は1日目こそ自己記録を少し下回る苦しい展開でしたが、2日目は第1種目の110mHから自己新記録で波に乗り、県北大会を大きく上回る3820点の16位と健闘しました。女子円盤投に出場の萩原(2)、木村(2)の二人も健闘し、木村はセカンドベスト、萩原は14位でした。萩原は4地区の予選の結果、ランキングでは7位相当の記録でしたので、あわよくば入賞、関東大会出場かと思っていましたが、少々残念な結果となってしまいました。
3日目から本校の流れが少し変わり出します。男子400mHに出場した夏堀(2)が大幅自己新記録の59.56であと一歩で準決勝という結果を残すと、女子走幅跳に出場の野本(3)、二井(2)も大健闘、中でも二井は追い風参考ながら5m09を跳び、今後に期待を持たせました。最終種目の男子4×400mRは県北大会で胸一つの差で競り負けた松山高校が同じ組でした。リベンジの気持ちでレースに臨んだ結果、前回大会を約6秒も上回る記録で松山高校にも逆に2秒以上の差をつける快走で見事にリベンジを果たしました。
最終4日目に女子100mHに登場した鯨井(3)は好調さにレースでの高い集中力をプラスして、こちらも自己記録を大きく上回る16.56を記録し、昨年の県新人大会に続き2大会連続で準決勝に駒を進めました。本校として今大会の最後に登場したのは女子砲丸投の萩原(2)でした。雨が降ったりやんだりのコンディションの中、予選3投で自己記録近くを投げ、6位でベスト8へ進出。その後、一旦は逆転を許すも、再逆転。最後の6投目には10mの大台の乗せる10m06を投げて5位。この瞬間に本校陸上競技部として8年ぶりの関東大会出場が決定しました。
今大会を振り返ると、出場した選手の9割が県大会という大きなステージで自己新記録を出すことができました。選手本人の努力はもとより、周囲のサポート、マネージャーの献身的な頑張り、補助員としての1年生の頑張り、そして応援と様々な力が結集して成し遂げられた結果だったと感じました。部員の皆さん、本当にご苦労様でした。そして本人の努力はもとよりみんなで勝ち取った関東大会出場おめでとう。
4日間、朝早くから生徒を送り出していただきました保護者の皆様、大変ありがとうございました。またOBOGの皆様におかれましても、ご声援ありがとうございました。この結果に奢ることなくこれからも精進してまいります。