【陸上競技部】令和8年度関東高等学校陸上競技大会結果報告
6月12日(金)より4日間の日程で関東高等学校陸上競技大会兼全国高等学校陸上競技対校選手権大会北関東地区予選会が茨城県ひたちなか市の笠松運動公園にて行われました。
本校からは5月の県大会を勝ち抜いた3年生2名(伊藤一馬さん、近藤淳平さん)が3種目で参加しました。ここのところは毎年のように関東大会(春または秋)に参加できている状況でしたので、今回は悲願の全国大会出場を達成するべく、本人たちはもちろん、部員も顧問も覚悟を持って臨みました。
大会1日目の男子1500mには伊藤一馬(3年)さんが予選1組目に出場しました。気持ちも入った最高の準備を整えてスタートラインにつきスタートを切りましたが、レースはスローな展開で始まりほとんどジョギングのようなペースで1周目を通過します。2周目もほとんど変わらないペースで進み、1000mを過ぎたあたりから集団の前のほうに伊藤さんが出てきます。鐘がなりラスト1周になるとペースが上がり集団が縦長になります。バックストレートでも2番手を位置してラスト200mへ、ここからもう一度スパートの勝負と思われたその瞬間、前の位置ではじかれた選手を避けようとしてバランスを崩した瞬間に集団が一層ペースを上げ、気が付くと5.6番手に…。ホームストレートで懸命に追いかけましたが、届かず予選敗退となってしまいました。記録も4分10秒台と本人にとっては不完全燃焼のレースでした。
大会2日目は男子400mHに近藤淳平(3年)さん、男子5000m決勝に再び伊藤一馬(3年)さんが挑みました。今までで一番だというコンディションにW-upも十分にできた近藤君は予選3組に登場しました。スタートからリズミカルにハードルを越え前半の200mまでは素晴らしい入りでした。ここから後半の勝負と応援していた本校の陸上部員誰でもが思っていたその時、6台目のハードルで歩数が合わずに上に跳ねるようなハードリングになってしまいました。関東大会という舞台ではそこから修正し、懸命に前を追っても中々届きません。予選通過ラインの2着まで届かず、4着55秒台という記録でした。タイムで決勝に進める+2名にも残れず、近藤君さんの挑戦はここで終わってしまいました。自分の事と合わせて、部長として部全体の事にも気を配りながらの挑戦でしたから、言葉には表せないくらいのプレッシャーがあったことだと思います。それでも弱音ひとつ吐かずに練習では常に背中で引っ張る姿は後輩たちに多くのものを残したと思います。
男子5000m決勝はこの日一番熱い時間帯の13時35分にスタートしました。こちらの予想に反して1000mの通過が2分50秒と速い展開で始まったレースは、やはり北関東の駅伝強豪校といわれる私立学校が強く、ラスト1000mまで7名が残る展開でした。伊藤さんも懸命に先頭集団につきましたが、3000mまでが精一杯でした。それでも最後まで懸命に走り抜き、セカンドベストの14分49秒台の14位でゴールを迎えました。前日の1500mに続き2本目ということで多少の疲れはあったと思います。その中でも名だたる駅伝強豪校の選手たちに立ち向かう姿は本当に逞しいものでした。
応援に駆けつけてくれた部員たちとみんなで最高の結果を喜び合いたかったのですが、本当に残念でした。結果はついてきませんでしたが、挑戦を続けたその過程は本人はもとより周りの部員たちにも経験という形で大きなものを残してくれたと感じています。この経験を次のチャレンジに生かし、やがて個人でチームで大輪の花を咲かせられるように倦まず弛まずこれからもやっていきましょう。
応援いただきましたOBOGの皆様、保護者の皆様そしてわざわざ現地まで応援に駆けつけていただきました、ライバル校の先生方やOB備前島さん、本当にありがとうございました。挑戦はまだまだ続きます。今後も温かく見守っていただけますと幸いです。