漱石「こころ」についての探究活動
2年生の現代文の授業です。全員が夏目漱石の「こころ」を1冊読み、小グループでそれぞれテーマを決め探究して発表する、という活動をしています。
下の写真の班は、「先生の本当の恋心の真相」と題して、パワーポイントを利用しながら、作品の各部分にある表現やその変化の性質からから導き出した推論を、高い説得力で展開していました。
また、下の写真の班は、発表する生徒の横で、内容に合わせて他の班員による寸劇や本の該当シーンの再現を行って、注目を浴びていました。「先生の死の真相を暴く!」と題して、6つの根拠を挙げて論理的に論を展開していました。
全員で同じ一冊の文庫本を読み通しているので、説明でも「このページの何行目にあるように…」と、情報共有されている強みを感じさせられました。どちらの班も立派に発表しただけではなく、質疑応答では突然の質問にも絶妙な切り口の回答で対応し、西高生のすばらしさを示してくれていました。
「英姿颯爽(全力さわやか西高生)!」