【探究の熊西】冬の天体観察会
2/13(月)~17(金)の週は、冬の天体観察会を行っています。
夕方の西空には金星と木星が、天頂付近には火星が見えており3つの惑星を観察することができます。
<望遠鏡と、煙突 金星(下)と木星(上)>
東の空にはオリオン座をはじめとした冬の星座が昇り切り、火星も加え明るく華やかな星空となっています。
<東の地平線とおおいぬ座(明るい星はシリウス)>
現在2年生の地学選択者は、天文分野を勉強しているところで、教科書などに出てくる恒星や星雲・星団、銀河などもみられる範囲で観察しています。
<オリオン座と冬の大三角>
星雲はM42・オリオン大星雲、星団はM45・プレアデス星団(すばる)、銀河はM31・アンドロメダ銀河などです。ボーっとしか見えないので写真のようには見えませんが、何百~何百万光年の光ですので距離に応じて過去の光を見ていることになります。例えばアンドロメダ銀河は230万光年ですので、230万年前つまり人類が誕生した頃にアンドロメダ銀河を発した光を今地球で見ていることとなります。
そんな壮大な時間と空間を感じつつ星座を見つけたり、神話や星の名前の由来なども解説しています。
2/14(火)に参加したおよそ20人くらいの生徒たちも、強風の寒い中でしたが楽しそうに見ていました。
<記念撮影代わりの遊びの写真(ISO100・F5.0 15”露出>