【探究の熊西】長瀞・自然の博物館巡検
7/19(金)標記巡検を理数科1年生が行ってきました。9:00に長瀞駅に集合し自然の博物館の学芸員の方に案内していただき巡検が始まりました。最初の目的地は岩畳です。
<長瀞駅> <駅前での説明>
<岩畳に行く前に概略の説明> <岩畳で埼玉の地質と岩畳の説明>
特別天然記念物である岩畳がなぜそこまで大事なのか、埼玉の地質・関東の地質、そして日本の地質と
絡めて説明がありました。岩畳を作っている石墨片岩についてのレクチャーもありました。
<石墨片岩の観察> <片理の観察>
岩畳を離れ、荒川上流沿いに赤壁の方に歩いて行きました。
<植生とダムの関係> <節理に沿って崩落する崖>
断層と節理の関係などのレクチャーを受け、自然の博物館でおさらいとこれから見る虎岩・紅簾石片岩
や生物などの学習です。
<自然科学部の研究が特別展に!> <自然の博物館を後にする>
自然の博物館を出て最初に言ったのは虎岩とよばれる、スティルプノペレン片岩と呼ばれる大変貴重な
結晶片岩です。そして最後に親鼻橋近くのやはり珍しい紅簾石片岩に向かいました。
<スティルプノペレン片岩の虎岩> <紅簾石片岩とポットホール>
紅簾片岩の観察場所で解散となりました。すぐに帰る人、昼食をとって帰る人と様々でしたが
上長瀞の駅から秩父線に乗って帰りました。
前半は曇りで風もあり比較的過ごしやすかったですが、後半は強い日差しの猛暑で大変でした。
野外観察(フィールドワーク)とはどういうものか、その一端がわかってくれたらと思います。