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【SSH】第1回課題研究発表会を実施しました!【理数科・自然科学部】


6月16日月曜日の5~7時間目に、第1回課題研究発表会を実施しました。

今回の発表会は、探究活動のスタートを飾る「所信表明」の場として、理数科の2年生全員が、これから取り組む課題研究のテーマや背景、仮説、今後の計画について、スライド発表を行いました。

熊谷西高校SSH第一回発表会

生徒たちは、自身の興味関心をもとに設定した問いについて、事前の文献調査や仮説の検討を行いながら研究計画を立ててきました。

すでに予備実験を行い、実際にデータを取り始めているグループもあり、研究への高い意欲がうかがえました。

熊谷西高校SSH第一回発表会

第1回発表テーマ一覧.pdf

 

「硫化亜鉛ナノ粒子のサイズチューニング」というテーマで、3年生による英語での口頭発表も行われました。

専門的な内容を英語で説明するだけでも大変ですが、原稿を手に持たず、日本語での発表と同じように自分の言葉で伝える姿勢に、多くの後輩たちが刺激を受けたようです。

SSHで培った力がしっかりと形になっていることを感じさせる発表でした。

 1年生にとっても、先輩たちの発表を間近で見聞きすることで、来年度の自分自身の課題研究をイメージする良い機会となりました。

質疑応答では後輩からの質問も飛び出し、学年間の学び合いが自然と生まれていたのが印象的でした。

 

<指導・講評>

また、本校のSSH活動を支援してくださっているJST(科学技術振興機構)の奥谷様にも御参加いただき、各班の発表に対して丁寧な御講評をいただきました。

①先行研究に関する情報をより深めること:特に、参考文献には著者名や所属などの情報も記載すると、信頼性や文脈が明確になること。

②研究の目的や方向性が、今後変わっていく可能性があるということ:実験や観察を進めていく中で、当初の仮説や興味と異なる発見をすることもある。それは自然なことであり、目的を修正してもよいし、元の関心にこだわってもよい。

③実験条件の理解と再現性への配慮:たとえば温度や湿度といった条件を正確に把握し、再現性のある実験を心がけてほしい。

④よい質問ができるようになること:よい質問をするには、発表を聞く側の視点や研究の「見方」を育てる必要がある。


また、3年生に向けては大学受験・進学後について「SSH校として取り組んできた経験の中で、着実にさまざまなスキルが身についている。そのことにぜひ自信を持ってほしい」とのエールもいただきました。

さらに、自然科学部の活動にも触れていただき、「地道に蓄積している生き物のデータは非常に貴重なものであり、今後もコツコツと続けていってほしい」との励ましの言葉をいただきました。

熊谷西高校SSH第一回発表会

校長先生からも講評をいただきました。

「自分自身や他の人の発表をしっかりと振り返り、そこから学んで、次の発表に臨んでもらいたい」というより良い発表に向けての宿題が全員に出されました。

一つひとつの発表の場を経験として積み重ねていくことが、探究力の向上につながっていきます。

 

今回の発表会は、研究の第一歩として、これからの探究活動を方向づける大切な機会となりました。

次回の校内発表会は10月を予定しています。その際には、各班がデータや実験結果をもとに、より論理的・科学的な視点で研究を深めた発表ができるよう、今後の活動にしっかりと取り組んでいってほしいと思います。