【探究の熊西】SS地学Ⅰ「断熱変化と雲の発生」実習
2年生理数科「SS地学Ⅰ」の授業で、断熱変化を実際に観察・観測し、雲の発生実験を行いました。
最初に真空調理機を使って、空気を抜いて気圧を下げると温度や体積はどうなるのかを観察・測定
しました。この実験の前の授業で、大気圧の測定実験も行っています(昨年度HP参照)
<真空調理器とデジタル温度計・袋菓子> <空気を抜いた時の様子・温度も低下>
次にシュポシュポくんを使って、雲の発生を定性的に観察しました。
<シュポシュポくんで雲を作る> <少し大きめのフラスコで作った雲>
今度は雲発生器を使って、膨張した時の温度やフラスコの中の変化、収縮した時の変化を観察し温度を測定します。
<雲発生器で観測している様子> <ピストンを押したり(収縮)引いたり(膨張)>
最後は真空調理機で気圧を下げ80℃のお湯を沸騰させる、低圧沸騰の実験です。
<ビーカーの中の80℃のお湯が沸騰する>
気圧と体積や温度の変化、そして雲がなぜ上空で発生するのかを、実験を通して理解してくれたと思います。