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【探究の熊西】理数科 日本科学未来館『探検』研修!!

 11月1日理数科1年8組41名は、日本科学未来館において「探検」の講義・実習を行ってきました。これに伴い、事前・事後学習も実施しました。

 事前学習『学校を探検しよう』

 生徒の興味関心、疑問点、違和感と直接結びつく課題を見つけることが、探究学習には必要です。まず、生徒自身が「何に興味関心を持っているのか」を理解します。そのため、興味関心は身のまわりに存在する些細なことへの好奇心から生まれることを実感するのが「探検」です。

 実際に学校内を歩いて気になるものを何となく集め、他者と共有し対話するなかで、自分の気づきに気づき、小さな発見に価値を見出せるようになります。

 

 『探検』について説明します。生徒も何をするのか、ドキドキです。

  

 撮影した写真を見せ合いながら、お互いの意見を交換します。楽しそうですね。

 

 ふりかえりを発表してくれました。わかりやすくてよかったです。

 事前学習『科学技術って何だろう』

 「科学技術」は、「科学」と「技術」に分けて考えることができます。「科学」とは何でしょうか?「技術」とは何でしょうか?科学がさまざまな仕組みを解き明かし、技術が人間の生活を豊かにしている例を具体的に挙げます。

 例.机、照明、シャープペン、スマートフォン、服・・・etc.

   

 さらに科学技術がもたらすメリット・デメリットに対して話し合います。立場や時間などの視点から議論することで、科学技術が過去に課題を克服したことや新たな課題を生み出したこと、意見を出し合い、共有します。今後も発展し続ける科学技術が、私たちの未来にどのような影響を与えるでしょうか?

 11月1日(金)日本科学未来館へ

 日本科学未来館でも「なんとなく」気になるものを集め、「探検」を実施します。「もっと知りたい」「面白い」と感じるものに出会うことが目的です。日本科学未来館を探検するにあたり、3つのコースから1つ選びます。

 A.人生100年時代をどう生きる?

 B.テクノロジーで未来はどう変わる?

 C.この地球で豊かに暮らし続けるには?

    

   

   

   

   

 事後指導『探検記録を作成しよう』

 同じコースを体験しても、個人が得る気づきや発見は異なります。これらを互いに共有し、違いを楽しみます。独自の視点に気づくと同時に、自分にはない他者の視点を吸収する機会となります。気づきや発見を自分なりの方法で整理する過程から、自身の疑問や興味に自分で意図的に気づく力を得ます。

    

 情報収集や調査を行うと問題意識が明確になります。これは自分の興味関心に合った問題を課題へつなぐ手がかりとして役立ちます。『探検』から生徒の興味・関心、疑問点、違和感による「問題」を発見し、その問題を解決するための「課題」へと具体的に落とし込んでいきましょう。

 二年生のSS理数探究へと続いていきます。みんな頑張れ!!