【探究】理数科1年生 ユニット型課題研究(化学分野) 「ろ過と蒸留」について報告【SSH】
本校理数科1年生が「SS理数探究基礎」の授業において、ユニット型課題研究(化学分野)「ろ過と蒸留」を行いました。
<日程>
9月8日(月) オリエンテーション・仮説設定
9月13日(土) 実験 ※土曜の公開授業日でした
9月22日(月) 考察・まとめ
9月29日(月) 発表
赤ワインの製法と蒸留の原理を題材に、混合物の分離を実験的に学びました。
赤ワインを「赤色色素・水・エタノール」からなる混合物と位置づけ、活性炭への吸着を用いたろ過で色素を除去し、その後の蒸留で水とエタノールの分離を試みました。
あわせて、エタノールは水と共沸混合物をつくるため、通常の蒸留だけでは100%にはならないことを確認し、分子ふるいや共沸蒸留など実用上の高濃度化手法についても調査しました。
さらに、冷却器に名を残すユストゥス・フォン・リービッヒ(ドイツ)の生涯と業績を調べ、現代化学への貢献を学びました。
初めて扱う装置に最初は緊張していましたが、役割分担が進むにつれて声かけも増え、各工程の確認がテンポよく回り始めました。「もう少し待てば…」と粘り強く観察する班も。
物理に続き、今回は2回目のユニット型研究・発表会でした。
前回よりスライド構成が洗練され、要点の絞り込みも上手になってきた班が増えました。
いっぽうで、図の提示タイミングや話し方(聞き手に届く声・アイコンタクト・話速)にはまだまだ改善の余地があり、次回の成長が楽しみです。
次のユニット型研究は生物分野。観察・実験計画の立て方やデータ可視化にも挑戦し、「伝わる発表」をさらに磨いていきます。