活動の記録

【自然科学部】日本顕微鏡学会へ参加しました。

 自然科学部では毎年、株式会社日立ハイテク様から電子顕微鏡をお借りしています。今回、その成果を日本顕微鏡学会の「第1回中高生によるポスター発表」、6月2日(日)幕張メッセ国際会議場において発表してきました。

 まずは講演会がありました。幾原先生による「原子の世界とナノテクノロジー」、上田先生による「全身・全脳透明化のその先へ」を聞き、透過型電子顕微鏡により水素原子を観察できるまでに解像度が上がったことでコンデンサに添加されたランタノイドがどこにあり、なぜ性能向上に寄与したのか分析できたり、マウスの脳を透明化して観察することでカルシウムイオンが睡眠を誘導していることを直接観察できたりと非常に刺激的で面白い科学の最先端を知ることができました。

 次はポスター発表です。主に関東圏からの出展が多く見られました。

 本校からは『キハダ由来農薬の実現に向けて』を理数科3年嶋田と普通科3年田幡でポスター発表を行いました。

 多くの方が二人の発表を聞きに来てくださいました。

 研究成果を知ってもらうため、一生懸命説明しています。

 専門家の方々から難しい質問を受けても、自分達の実験経験や論理的に予想して一生懸命に答える姿が印象的でした。研究を通して生徒の成長を大いに実感できました。二人とも今まで本当に一生懸命取り組んでくれて、ありがとう。良い発表でした。お疲れ様でした。