2024年9月の記事一覧
【進学の熊西】1年生・卒業生の話を聴く会と分科会が行われました
9月19日(木)6限に、1年生を対象に、1学年進路指導部主催「卒業生の話を聴く会」を実施しました。
この会は、1年時早期に、今春大学に進学した卒業生の話を聞くことで、将来の展望をもとにどのような高校生活を送ることが望ましいかを自ら考え、学習や進路実現に向けて研究に主体的に取り組むためのきっかけづくりを目的として開催するものです。
熊谷西高校では、「適時に適切な進路指導」「耕す進路指導」を実施し、生徒の進路意識の高揚を図っています。
次第
1 橋浦1年進路指導担当挨拶
2 卒業生講話
3 質疑応答
4 平井進路指導主事より
5 分科会
当日は、以下の普通科、理数科から1名ずつ、計2名の卒業生をお迎えしました。
宮澤 美羽さん【普通科】 立教大学 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
田口 修平君 【理数科】東京農工大学 農学部 生物生産学科
卒業生講話の内容は以下の通りです。
①志望校決定時期(早ければ早いほどよい)
②今、やるべきこと(学習習慣の確立等)
③西高生活で心掛けること
④生活習慣とタイムマネジメント、メンタルコントロール
⑤大学生活と研究
生徒達は、先輩の話をよく聞き、多くの質疑応答がありました。
また、放課後は、教室にて分科会が行われ、個別相談が実施されました。
熊西の学びは、皆さんが、「どう生きたいか、どうしたいのか」を第一に考え、地域のみならず、日本や世界を支え、最終的には「人類の幸福のため」となる「世のため、人のため」、さらには自らが「生きる、生き抜く」ものとなるように「高次元でスケールの大きなもの」となります。
この卒業生講話をとおして、1年生の皆さんが、志高く、早期から戦略的に進路実現に向け、将来を見据え、学習活動、進路研究に励んで欲しいと期待しています。
そして、先輩の背中を追いかけ、越えるという伝統を積み重ねましょう。「あの先輩が進学した大学だから僕も進学したい」、「先輩たちが残した結果を、自分たちが越えていきたい」という先輩との縦の絆を再確認できると良いと思います。3年時に、受験勉強に打ち込むなかで、「受験は団体戦」の意味が理解でき、仲間とともに切磋琢磨し、時に互いを叱咤激励して「行きたい大学、行くべき大学」へ「納得のいく受験、納得のいく進学」をしていきましょう。
宮澤 美羽さん【普通科】 立教大学 異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
田口 修平君 【理数科】東京農工大学 農学部 生物生産学科
先輩の話に真剣に聞き入る1年生
真剣な眼差し
質疑応答の一場面 ~同級生も質問者に注目~
進路実現に向けた具体的なアドバイスを先輩から聞く
【進学の熊西】共通テスト出願指導が行われました【受験は団体戦】
9月5日(木)の統一進路にて、共通テスト出願説明会が実施されました。3年進路指導担当中原教諭から、進路だより「WEST」(共通テスト号)を用いて、配布された受験案内冊子とともに、「試験概要」と「出願」、そして「出願後」の取り組みについて説明がありました。
なお、「熊谷西高校 進路指導方針」には、
・四年制大学・短期大学受験者のほか、学校推薦型入試や総合型入試で進路が決定した者も3年間の学力を保障するために、学習を継続させ、大学入学共通テストを受験させる。
・国公立大学志望者については、国公立大二次試験を後期まで挑戦させる。
とあります。ほとんどの生徒が出願することとなります。
国公立大志望者の多い本校では、共通テストに向けた対策が重要視されます。各教科で演習授業が行われていますが、日々の授業を大切に「授業第一主義」と「自学自習」で目標を達成してほしいと思います。
全ての教育活動に全力で取り組んできた3年生。仲間と切磋琢磨し、仲間を気遣い、学力を高めていく、「タフさ、優しさ、賢さ」を身に付けてきました。最後まで「英姿颯爽」でやり抜く、やり切る生徒が誇りであるのも、熊谷西高校の魅力なのです。
令和7年度受験案内
中原教諭による説明
真剣に話を聞く3年生
いよいよ出願の時期
メモも取りながら
第一志望を目指して
当日の配布物 ~詳細な資料を使用~
【進学の熊西】文化祭後切り替え3学年集会【進路指導部より】
9月2日(月)6限に各学年において文化祭後切り替え学年集会を実施しました。
文化祭の余韻を残さず、速やかに平時の学習体制、教育活動に入るための意識付けです。
このように熊谷西高校は「切り替え力」も重視し、行事後に学校全体で指導しています。
これも県北が誇る進学校、熊谷西高校の組織的指導力です。
3年生では、主に、中澤学年主任、平井進路指導主事より、受験に向けたお話がありました。
平井進路指導主事からのお話を掲載します。
こんにちは
さて夏休みが終わり、西高祭も終わりました。学習は順調でしたか。夏休みを経て反省点もあることでしょう。「反省」という字の「反」は反り返ること、「省」は、「少し」と「目」でできています。だから反り返って少し目を細めてみることです。今までに得た知識・情報を元に、過去の自分の行動・考え方をみて、将来に渡って、改め改善しようとする気持ちが、「反省」だと思います。その上で「切り替え力」が大事となります。切り替えられない時は、「とりあえずやってみる」と良いでしょう。一喜一憂せず、冷静沈着、粛々と前へ進みましょう。
熊西進路指導方針には、互いに支え合い、刺激し合える生徒集団を作るとあります。
1学期から夏休み中にかけて、自習室等で勉強する姿、自学自習・教え合いや学び合いをする姿を見てきました。もちろん一人で格闘する姿も沢山見てきました。先輩を追いかけて頑張る姿、友情をも武器にして支え合う姿、いいアイデア、いい解法、いい視点は、皆さんで共有しましょう。能ある鷹は爪を出すのです。得意な生徒は不得意な生徒に教えてあげて下さい。教えるという行為が一番身につくともいわれています。自身の学習の再確認にもなりますし、教えられた生徒は、友人の噛み砕いた知識や技能で学びの基礎を作ることができます。自分に厳しく、友には優しく。環境が人を育てます。進路決定に個人差はありますが、中澤学年全員が最後までゴールに向かう熱量を維持向上させながら西高の素晴らしい学習文化を積み重ねてください。
(勉強や学びの意義については、各種集会でお話ししているので、今日は省略します。)
受験生として、危機感を持つことは必要ですが、焦って悲観的になることはよくありません。落ち着いて、今すべきことを確認しながら丁寧に受験勉強を進めてください。本番まではリスクが取れるのが皆さんの特権です。今まで頑張ってきたことを止めてしまったり、まったく違うやり方をしてしまうことは良くありません。今まで信じて頑張ってきたことを継続して頑張ってください。
3年生はあと半年、「受験は団体戦」(第一志望を貫徹)を貫いて欲しいと思います。夏の成果は、簡単には出ません。入試当日まで学力は伸びていくからです。夏の成果が出るのは11月以降でしょうか。3年生はこれからが一番苦しい時期。しかし、これからの頑張りが勝負を左右します。高い志を持ち、へこたれず、中途棄権せず、諦めることなく、第一志望を貫徹して欲しいと思います。入試方法は大学からどんな学生を必要としているかのメッセージです。バランス良く学習すると同時に、勝負科目を作り、どの教科目に力を注ぐかも意識してください。入試研究をし、傾斜配点や英検の見なし得点をも大いに生かし、得意な分野で最大限の成果が得られるような戦略も考えてください。
この熊西で「学問のベビーフード」をじっくりと学び、吸収し、「自学自習」「教え合い」「学び合い」の精神で、アウトプットし、学力を高め、蓄積してください。
西高生の皆さんは「ベストを尽くしたか」をすべての判断基準にすることです。
渾身の努力が実を結ばない時は、腐らず、へこたれずに、努力を続け、努力のベクトルを考え、いつ、どこに、いつまでに力を集中させるか考えてください。そして、アウトプットをし続けてください。
最後に、先輩の背中を追いかけ、越えるという伝統を積み重ねましょう。
「あの先輩が進学した大学だから僕も進学したい」、「先輩たちが残した結果を、自分たちが越えていきたい」という先輩との縦の絆を再確認できると良いと思います。受験勉強に打ち込むなかで、「受験は団体戦」の意味が理解でき、仲間とともに切磋琢磨し、時に互いを叱咤激励して「行きたい大学、行くべき大学」へ「納得のいく受験、納得のいく進学」をしていきましょう。
受験が終わった後、「ただ合格した、不合格だったなんて薄っぺらいもんじゃない」と成長を実感できた言葉が聞けることが一番の喜びです。
また、進路主事だより第8号も発行しますので、よく読んでください。
3年生実質最後の一番濃く深い2学期を期待しています。頑張って下さい。
それでは、進路実現の合言葉です。
「今を精一杯生きる」
「ベターではなくベストを尽くす」
「フィジカル パッション 演習量」
終わります。
進路指導主事
平井 利久
【進学の熊西】第2学期始業式・進路指導主事より【勉強の偉大さとは】
熊谷西高校では、始業式・終業式・朝礼・学年集会・統一進路等で、進路指導主事講話を行い、適時に適切な進路に対する意識喚起を行っています。
令和6年度2学期始業式に平井進路指導主事から全校生徒へ、2学期にあたって、「勉強の偉大さ」そして「2学期の学習と進路実現へ」、2つの観点からお話がありました。
1年生は「西高生になる」2年生は「勝負の2年生」、3年生は「受験は団体戦」のキャチフレーズの下、「英姿颯爽」の校風の中で、高い志を持ち、自己実現のために日々ベストを尽くしましょう。
おはようございます。
1学期終業式には「志」についてお話をしました。今日は「勉強の偉大」さについて、さらに2学期に進路を考える上で意識して欲しいことをお話しします。
「私達にとって勉強とはなんだろうか?」
永遠のテーマでもあります。
私が考え抜いて出した結論は、「生きるなかで遭遇するあらゆることが、すなわち勉強」だということです。「勉強とは特定の限定的な知識を注入することだけを意味するのではない」ということです。限定的な知識注入は、勉強という大きな括りのなかのほんの一部にすぎません。高校での学習もほんの一部にすぎません。
本来、勉強とは生きるための目的ではなく「手段」です。
「勉強したことを自分の強みとして、いかに人生を豊かにしていくか、楽しくて幸福なものにしていくか」。そのために使ってこそ価値があるのです。無駄はありません。いつか「これだ!」と気づく時を期待して、将来につながるワクワクを心に抱いて勉強することです。「study」はラテン語の「studium」が由来で「パッション」という意味でした。
勉強することで多様なものの見方、考え方があることを知る。そしてまた、自らもさまざま可能性を幅広く考えられるようになっていく。
これが勉強の意義であり、勉強することによって得られる最大の果実と言っていいでしょう。
まとめれば、令和からの新時代は、「知識を更新し、材料とし、いかに思考を続けていくか」という視点、そして「その思考をいかにアウトプットし、世の中に貢献していくか」という視点が、非常に大きなカギになると確信しています。
電子体温計はあなたの口の中で微分方程式を解き、携帯電話のGPSは現在地を割り出すのに連立方程式を解いています。桜の開花予想だって積分を解いています。
ここでは数学という人工言語が世に大きな影響を与えています。
まさに勉強や学びが世の中に貢献しています。
多くの勉強によって得られたフレキシブルな姿勢は、「発想の原点」「精神の自由」「知性の解放」につながるのだと私は思います。
スティーブ・ジョブズが2005年6月、スタンフォード大学卒業式辞で語ったスピーチ。その中で、締めくくりの言葉として述べた有名な言葉「stay hungry, stay foolish」にも通じると考えます。
今述べた観点を繋げると、毎回述べていることに繋がっていきます。
熊西の学びは、皆さんが、「どう生きたいか、どうしたいのか」を第一に考え、地域のみならず、日本や世界を支え、最終的には「人類の幸福のため」となる、さらには自らが「生きる、生き抜く」ものとなるように「高次元でスケールの大きなもの」となります。
もちろん、勉強というと、勉強よりも大切なものがあるという意見もあります。しかし、勉強は続けていかなければなりません。勉強よりも大切なもののために勉強するのです。勉強よりも大切なものを手に入れるときに、勉強が必要になることがあるかもしれません。時に気負わずに、時に冷静に、でも、もがいて探し、アウトプットを繰り返す。一生探究、一生勉強なのです。
こうした大きなうねりを持つ「学びのストーリー」が獲得できるのはまさに私達自身なのです。
こうして学んだ皆さんは、将来、地域に生き、日本に生き、世界に生き、宇宙に生きていきます。
世界の西高。宇宙の西高。
そして、学んで、極めて、世界を救う人材になってください。
これが、我らの母校、熊谷西高校生の誇りとなるのです。
さて夏休みが終わりました。学習は順調でしたか。夏休みを経て反省点もあることでしょう。
今後は、
①量と質のバランスをとること
・量が多すぎて質が伴っていない。
・質は伴っているけど量が足りていない。
というアンバランスが一番いけません。基礎をいつでも確認できるように。
まず「量不足の人」へ。
不必要な時間を勉強時間に変えてください。
また「隙間時間」も「勉強時間」に変えてください。待ち時間や通学時間といった隙時間をかき集めれば量不足に陥ることはありません。
暗記や復習、反復時間に当てれば脳にも定着していきます。
次に「質不足」の人へ。
理由と過程に重きを置き、問題を考えるときに、なぜその答えになるのか?どうやってその答えになったのか?「思考のプロセス」を徹底的に自分で再現する勉強をしてください。この問題は何が問われているのか、単元を特定し、このことを聞いているんだと、問いの本質を素早く見抜く演習を繰り返し行ってください。そうすると、本質と本質を繋ぎ、組み合わせて、さらに大きな問いを解決する力も身に付いていきます。そして、仲間と教え合い、学び合いをしながら再確認と共有をしてください。能ある鷹は爪を出せです。
②継続力を持つこと
戦略を立て、選んだけれど、最後までやり抜けない、継続しない。なぜ継続できないのか?それは、人間の「感情」が邪魔をするからです。
模試でも何でも、中途棄権をしない。あきらめの感情に負けてはいけません。課題に責任を持ち、やり切ってください。やり抜くことです。毎日続けることです。それが自信に繋がっていきます。
③熱を持つこと
何事にも熱中した人が伸びていきます。
要領が悪いとか、地頭が悪いとか、偏差値が低いとか一切関係ありません。
熱があるかないかです。
冷めてしまってはいけない。
宣言したけれど1週間くらいで、ピタッと止まった人はいませんか。
「やる気がでない」は「やる気がない」と皆さんが判断したにすぎません。
「熱」を言い換えるなら「目標」です。
ガッツが必要。グリットが必要です。(2,3年生は統一進路の進路講話でお話ししましたね)
特に受験生は受験勉強の時間と量が圧倒的でないといけません。
3年生はあと半年、「受験は団体戦」(第一志望を貫徹)を貫いて欲しいと思います。夏の成果は、簡単には出ません。入試当日まで学力は伸びていくからです。3年生はこれからが一番苦しい時期。しかし、これからの頑張りが勝負を左右します。苦しいこともあるでしょう。でも、もがいて、もがいて前進して下さい。高い志を持ち、へこたれず、中途棄権せず、諦めることなく、第一志望を貫徹して欲しいと思います。バランス良く学習すると同時に、勝負科目を作り、どの教科目に力を注ぐかも意識してください。運も戦っていないとついてきません。軍(戦い)を進めていないと掴めないのが「運」です。
1年生は、「西高生になる」(基礎・基本の完成)、2年生は、「勝負の2年生」(大学入学共通テストレベルの完成)が進路指導方針で各学年のキャッチフレーズになっています。2年生は高校生活2年生の折り返し、3年0学期も見えてきます。
3年間で大学入試に必要な学習時間は「4000時間」です。
逆算して今から着実に学習習慣を定着させましょう。
例えば「駅5分」と聞いたとしても、見知らぬ土地だと遠く感じるように、何事も初めての学びはエネルギーを使います。
今は真価や底力がわからないかもしれませんが、この熊西で「学問のベビーフード」をじっくりと学び、吸収し、「自学自習」「教え合い」「学び合い」の精神で、アウトプットし、学力を高め、蓄積してください。
永久の学びを志向する皆さんは、他者の学びに対しても冷ややかであってはいけません。
西高生の皆さんは「ベストを尽くしたか」をすべての判断基準にすることです。
渾身の努力が実を結ばない時は、腐らず、へこたれずに、努力を続け、努力のベクトルを考え、いつ、どこに力を集中させるか考えてください。そして、アウトプットをし続けてください。日々繰り返して実践するうち、追い求めては逃げ、消えてばかりいたことが、いつの間にか、不思議と、振り返ればそこにあった、「まさに継続は力なりだった。やったぁ。」とそんな感覚になるのが理想です。もちろん、時に追い込み、実力を証明し、「勝ち取る」経験もするのも勉強です。
充実の2学期を期待しています。頑張って下さい。
それでは、進路実現の合言葉です。
「今を精一杯生きる」
「ベターではなくベストを尽くす」
「フィジカル パッション 演習量」
終わります。
進路指導主事 平井 利久