進路なう

2024年10月の記事一覧

【進学の熊西】全校朝礼 進路指導主事講話【耕すということ】

熊谷西高校では、始業式・終業式・朝礼・学年集会・統一進路等で、高いレベルでの進路指導主事講話を行い、適時に適切な進路に対する意識喚起を行っています。

 

言葉の力は大きな影響力を与えます。生きた講話です。毎回の講話が、西高生に勇気を、そして、西高生の生涯に影響を与え、自らが世界の幸福のために蓄えた力を還元することを期待しています。

 

熊谷西高校を志願する中学生の皆さんやその保護者の皆様のみならず、中学生や高校生の皆さん、一般の方々にも是非読んでいただき、未来を生き抜く基盤作りに生かしてほしいと願っています。

 

令和6年度10月朝礼では、平井進路指導主事から全校生徒へ、「自らを耕す」というテーマで話がありました。

全校生徒、教職員は耳を澄まして聴いていました。

 

1年生は「西高生になる」、2年生は「勝負の2年生」、3年生は「受験は団体戦」のキャッチフレーズの下、「英姿颯爽」の校風の中で、高い志を持ち、自己実現のために日々ベストを尽くしましょう。

 

 

【10月  進路指導主事講話】

 

おはようございます。

前々回、前回と、志、勉強の偉大さについて話をしました。
今日は、それらを耕し、再合成する大切さについて話をします。

皆さんが、あと20年後、30年後と、世の中の中核になる時には、日本の人口は一億を切り、9000万人、さらには8000万人台後半に突入していきます。毎年86万人のペースで日本人口は減少し、国家は危機的状況に陥っていきます。日本はアジアでも元気のない国になってしまいました。そうした世の中を救い、支えていくのが皆さんの使命です。


今日は、その時代を見据えて種まきをしておく講話になります。

よく私は講話をする際、皆さんは「学問のベビーフード」を学んでいるのだと語ります。
それもそうなのです。いい加減な根拠で語っているのではなく、皆さんは、社会の授業で重要な事柄を学んできました。

 

日本国憲法
第23条 「学問の自由はこれを保障する」

 

私が一番感動する条文です。

学び、考え、究め、伝え、表現することが自由に保障される国に私達は生きています。なんと素晴らしいことなのでしょう。

 

とことん学びなさい。

前へ、前へ進みなさい。

 

学んだ知識を繋ぎ合わせ再構築する。時には全てを「壊し」、「耕し」、「再合成」する。それらが学問を学び、学問の発展に寄与する基盤となる。


畑を耕すことと同じです。例えば、畑では、①固い土を壊し、土の深いところに酸素を送ります。②そうすると微生物が元気になり、有機物の分解が進み、③養分の吸収が早くなります。④根が張りやすく、ますます根は養分を吸い、土をがっちり「つかんだ」丈夫な作物に成長します。深く土を掘れば、⑤雑草がほとんど出ることはない。
まさしくその通りで、この過程を学習に戻せば、既存の知識にメスを入れ、深く学べば学ぶほど、知識は再構成され、(私もよくあります。学び続けるとあれっと時にわからなくなりますが、エッセンスが重複されて強固になる瞬間がある)理解度が高まり、知識の繋がりが幅広い思考力を鍛えていきます。柔らかい柔軟な思考で教科の本質をがっちり掴めば、雑念に左右されず、重要なエッセンスが研ぎ澄まされていくのです。

 

最近まで、3年生は英語コミュニケーションⅢの授業で「蒸気機関(スチームエンジン)」について学びました。例えば、この蒸気機関車を高校までに学んだ知識を結びつけて再合成して私なりに語るとこういうことになります。


「液体の水が熱せられ、気体の水蒸気になるだけで、体積は1000倍に増加します。この膨張に伴う莫大なエネルギーはSLの剛鉄の車輪を動かし、何百人もの乗客を乗せた重い列車を引いて、毎時時速100㎞で走ることが出来ます。」


非常に知的な知識の複合体となります。まさしく、これこそが知性の解放です。

このように知識の層を厚くし、学びを実生活にも繋げていくのが真の勉強です。

知性の解放は、精神の解放にも繋がります。精神が解放されれば、心地良く、幸せになりますね。

 

良き友人や良き師は、このように知識を繋げ、吸収しやすいように高いレベルで理解しているからわかりやすく説明できるのです。教え合い・学び合いもそうでしょう。
時に強制的に耕され、壊される経験を通じて、必死にもがく中で、新しい知恵を身に付けていきます。テストを受け、小さな、いや大きなショックを受ける。予想や期待すら壊され、それでも前に進もうと努力しながら知識以上のものを身に付けていく。私達はまさに「ひとつの畑」です。
定期的に耕されないと大きな実を結べません。人間関係もそうでしょう。神様が時に非情なトラクターでその畑を試練として耕すのは、私達が大きな、大きな実を結び、大きく、大きく成長するためなのだと思います。

 

世界や宇宙を救う人材が必要な時代、皆さんは、世界のどこかを支えながら、否応なしに学び続けなければなりません。変化の時代には、壊し、耕し続け、再構築しながら学び続けなければなりません。蓄えたエッセンスを昇華し、再合成し、世のため、人のために還元していくのです。
熊西で教科書を極め、教科書から飛び出す。学びを極め、インプット、アウトプット。世界の西高、宇宙の西高。熊西で学問のベビーフードを学んでいきます。

 

そうした基盤の上に、3年生はまさに追い込みの時期。2年生は修学旅行終了後には3年0学期。勝負の2年生という大切な時期。共通テスト出願まで1年を切りました。高校生活半周分の復習を開始しましょう。1年生は2年0学期と意識を大きくしていきます。「授業第一主義」・「自学自習」・「教え合い・学び合い」の強度を上げてください。隙間時間を有効活用する。皆さんの日々の朝学。1年間で単語帳1冊のローテーションは可能です。シンプル イズ ベスト。朝学の力は偉大です。1年生のうちから何周もやってご覧なさい。3年時に全国の高校生の中で大きなアドバンテージが獲得できます。キャッチボールが上手い小学生は、小学校入学前に、家族とキャッチボールをしていたはずです。それと同じで、先手必勝こそがアドバンテージなのです。
3年生は、目の前にある大学入試にあたって、模試の偏差値は簡単には伸びません。全国の受験生が同時に頑張っているからです。同時に頑張る18歳はごまんといます。しかし得点は勉強した分伸びるでしょう。偏差値を上げるには、人の2倍、3倍努力することです。同時に心を鍛え、建設的な失敗は全て自分の糧にできる鋼のメンタル、メンタルの免震構造を作り上げていくことです。問題点は素直に、謙虚に即、修正することです。言い換えれば、そうした小さな努力を怠り、気を緩めた瞬間、偏差値はガタ落ちするということです。受験は団体戦。進路早期決定者は最後まで仲間を応援する。スクラム組んで、教え合い、学び合い、支え合う。努力と継続です。18歳の修羅場であるこの時期の努力と継続は絶対に無駄にはなりません。そして、先輩の背中を追いかけ、越えるという伝統を積み重ねましょう。「あの先輩が進学した大学だから僕も進学したい」、「先輩たちが残した結果を、自分たちが越えていきたい」という先輩との縦の絆を再確認できると良いと思います。3年時に、受験勉強に打ち込むなかで、「受験は団体戦」の意味が理解でき、仲間とともに切磋琢磨し、時に互いを叱咤激励して「行きたい大学、行くべき大学」へ「納得のいく受験、納得のいく進学」をしていきましょう。

 

熊西の学びは、皆さんが、「どう生きたいか、どうしたいのか」を第一に考え、地域のみならず、日本や世界を支え、最終的には「人類の幸福のため」となる「世のため、人のため」、さらには自らが「生きる、生き抜く」ものとなるように「高次元でスケールの大きなもの」となります。大きな力を身につけた者は、力を正しく使い、力を貸し、世の中に還元するのです。
そういう面でも、未来の可能性を秘めたタフで優しく賢い熊谷西高校生になることを期待しています。

 

今日は耕すをベースに、自然や学問が生き方と繋がるまさに「学問のベビーフード」を体現したお話をしました。

日々の学校生活をベースに精一杯頑張って下さい。

西高生全員が「ベストを尽くしたか」を全ての判断基準にしてください。

 

それでは最後に合言葉です。

 

今を精一杯生きる

ベターではなくベストを尽くす

フィジカル パッション 演習量 

       

終わります。

 

進路指導主事

平井 利久

 

学問の大切さを語る

見上げて講話に聞き入る生徒

 

【進学の熊西】3学年駿台進路講演会【統一進路】

10月10日(木)6限に、統一進路にて3学年進路講演会を開催しました。

中澤学年と進路指導部の企画です。

演題は「第一志望大学合格に向けて」です。

講師に駿台予備学校大宮校課長 出牛 清孝先生をお迎えして、全56枚ものスライドで系統別志望動向から、主要大学受験科目・配点・合格者数、様々な入試方式のメリットとデメリット、一般入試がスタンダードであること、受験校選定のポイント、併願スケジュールの具体例、地方国立大学の魅力、書籍や資料ではわからないマル秘情報、過去問演習の秘訣、今後の学習バランス、模試の活用、試験当日までの成績との向き合い方等、駿台予備学校の現役通学生や既卒生に伝える内容と同じポイントを講演して頂きました。

生徒や3学年団の教員は、非常に中身の濃い充実した講演に真剣に耳を傾け、メモを取っていました。

受験は情報戦でもあります。全3年生が、今後、ベストコンディションで100日を切った共通テストに挑めるように、日々の受験勉強を進めてほしいと思います。

大学入試は、日々の授業の延長上にあります。「授業第一主義」を掲げる熊西の質の高い授業で更なる学力向上を目指してください。

今後も学年集会・進路集会を行っていきます。学年団は、模試検討会、出願検討会などで皆さんの学力を分析し、アドバイスを行います。

こうした手厚い指導が熊谷西高校の魅力です。

今日も、早朝から自習室は満席です。

また、放課後には課外補習が実施され、多くの生徒が参加していました。

第48期3学年、「進学の熊西」「志高く、モチベーション高く」。

中学3年生の皆さんもこうした熊西の勢いを感じて志望してみませんか。

最後に「フィジカル パッション 演習量」

 

 

「第一志望大学合格に向けて!」 

57枚ものスライド

放課後満席の課外補習風景(初日)

ICTを用いての放課後課外補習は連日行われていた。机が足りないため、渡り廊下の机を補充して補習が行われた。

渡り廊下の長机も満席。仲間と教え合い・学び合いをする。