2021年8月の記事一覧
夏季県北選手権大会ベスト4進出も大会中止に・・・
昨年度は中止となった、夏休みの総決算として開催される県北選手権大会ですが、緊急事態宣言が出される中ではありますが、規則に則り多くの方々の御尽力により8/17から実施されました。しかしながら諸事情により20日の段階をもって大会は終了となってしまいました。
西高女子バスケット部は、1回戦シード、初戦となる2回戦は熊谷女子高校との対戦となりました。インターハイ予選のリベンジに燃える(であろう)熊女に対して、受け身に回らないように注意して臨んだ一戦。初戦ということもありゲームの立ち上がりは硬さが見られたものの、途中から持ち前のディフェンスからの速攻が決まりだし、第1ピリオドを20-11とリードすると、その後も徐々に点差を広げて最終スコア88-60と危なげなく勝利することができました。
続く3回戦(準々決勝)の対戦相手は鴻巣高校。このところコンスタントに県北上位をキープし、プレーはもちろんさまざまな行動面でもお手本にしたい好チームです。昨年1月の新人戦県大会(有観客だった最後の大会)では両チームに同じ中学の友達がいたこともあり、互いに応援しあいともに県ベスト16に入りました。試合は熊西ペースで進み、第1ピリオドで25-12とリードすると第2ピリオドでは点差を広げることができなかったものの、41-28の13点リードで前半を終えました。第3ピリオドで勝負を決める展開にしたかったところですが、逆にディフェンスの脚がやや止まりシュートもリングに嫌われる苦しい展開が続き、48-42と6点差まで詰められて第4ピリオドを迎えました。バスケットの場合、追われる立場は肉体的にも精神的にもかなり厳しいものがありますが、この苦しい場面でメンバーは力強さを見せてくれました。4Pスタートからスティール→レイアップを連発、さらには3Pシュートと畳みかけるように得点を重ね、終わってみれば76-54の22点差で勝利し県北ベスト4に進出となりました。
さらに上位進出を狙って準決勝・決勝と戦いたかったところですが、熊西女バスの今大会の挑戦はここで終了となりました。今大会を通じて感じたことは、西高が恵まれた環境にあるということです。現在のチームはプレーヤー23人、マネージャー2人の合計25人で活動していますが、多くの学校は部員数の少なさに苦労しています。交代メンバーが少なく試合に出ずっぱりであったり、練習で5対5ができなかったりするチームも多く見受けられます。その点我がチームはスタートメンバーだけでなく、控えのメンバーにも素晴らしい選手が多くいます。多くの選手を起用することで、疲労を少なくし、ゲームの終盤を有利に戦えるアドバンテージがあります。また緊急事態宣言中は練習ゲームなどできませんが、西高女バスにはチーム内で切磋琢磨できる環境があるのです。活動は制限されますが、今できることに精一杯取り組み、秋の新人戦に向かっていきます。
熊谷西高校女子バスケットボール部の今後にぜひご期待ください!