最近の熊西

2020年1月の記事一覧

登校指導です。

 今年は暖冬といわれていますが、通常は寒さの底となる時期だけに、朝夕の冷え込みはかなりあります。

 そんな中で、係の先生、当番の生徒の皆さんが、登校指導で立っています。

 すっかり明るくなってはいますが、太陽は真横から照らすようです。影が長く伸びています。

 そういえば、太陽や月が地平線から昇って地平線に沈む風景が見られるのは、日本では関東平野と北海道だけだと聞いたことがあります。そのため、絵に描かれた月に、すすきの穂がかぶさるようになっている構図を、古くから「武蔵野」と呼びならわしています。ここは武蔵国の北端近く。まだ日は短いですが、生徒の皆さん、寒さに負けないでくださいね。

 「全力 さわやか 西高生!」

  

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今日の上級学校訪問(上里中)

 今日は上級学校訪問として、上里中学校の皆さんをお迎えしました。日程が合えば、明後日の生徒研究発表会を見ていただけたのですが、準備の熱気の一端を感じてもらえたとしたら、嬉しいですね。

 渡り廊下に飾ってある、ブリティッシュヒルズへのサマーキャンプの様子や、ニュージーランドとの交流事業の様子を見てもらっているところです。職員室で読まれた英字新聞も、数日たつと、この渡り廊下に置かれて、生徒が自由に教材として使ってよいようになっています。

 色々なものを見ていってください。進路へのイメージをふくらませてくださいね。

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図書委員会広報「銀杏」1月号が発行されました。

 図書委員会広報班の生徒が作る広報紙「銀杏」1月号が発行されました。

 今回の特集の一つ目は、2月3日にやってくる節分にちなんで、「鬼の本を読もう!」です。節分の翌日の立春についても、解説してくれています。特集の二つ目は「、ノーベル賞を本で知ろう!」です。ノーベル賞にちなんだ本が紹介されています。そして、もう一つの特集は、「1月生まれの作家」として、サリンジャーとペローが紹介されています。

 裏面は、図書委員会読書案内班が作った「今月の読書案内」です。今回は、1年生がおすすめする本が4冊、紹介されています。コンセプトは、読書が苦手という人でも、まず、気軽に読むことができる小説ということのようです。読み始めることのハードルが低いのに、どんどん面白く読み進められそうな本が並んでいて、楽しそうです。

 さて、2月になると、全国学校図書館協議会と毎日新聞が主催する「青少年読書感想文全国コンクール」の入賞作品が発表されます。小学校低学年の部から高校の部までありますが、この感想文を読むと、「考える読書」が人間をいかに成長させるかが、はっきりと伝わってきます。

 西高生の皆さんにも、ぜひ読書体験による成長のすばらしさを味わってほしいと思います。図書委員の皆さんの、ますますの活躍にも期待しています。

 「全力 さわやか 西高生!」

  

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窓の雪?

 歌に「蛍の光、窓の雪」とうたわれているのは、中国の晋の時代にいた車胤と孫康という二人の若者のことです。官史志望でしたが、家が貧しく、夜に勉学に励もうとしても、灯火用の油も買えません。そこで車胤は夏に蛍を集めてその光で夜遅くまで書を読み、孫康は冬に窓をあけて雪明りで本を読み、ついに大成したという故事のことです。苦労して学び続け大きな成果を得ることを「蛍雪の功」と言います。 

 ところで、気象情報では、今日から明日にかけての降雪が予報されています。今年は暖冬で、割合に過ごしやすい日が多かったものですから、生徒の皆さんも今日の寒さは殊の外厳しく感じられたのではないでしょうか。明日は早めに起きて情報を収集して、雪で困ったことが起きていたら、どう対応するか、安全第一で判断してくださいね。

 さて、論語に「歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知るなり。」とあります。常緑樹の緑は厳寒の中で他の草木の葉がしおれてから、はっきりとわかりますが、そのように、人の真価は逆境の艱難の中にあってこそ、はじめてはっきりとわかるということです。

 大雪で交通機関が乱れたりするのは本当に困りますし、どんな自然災害も、あっては困ります。しかし、すべてが順調な、何の障害物もない快適な状態でないと自分の実力が発揮できない、という人は、社会では通用しません。

 勉強が思うように進まないとき、成績が思うように上がらないとき、部活動の結果が思うように出ないとき、そんなときこそ、自分の中の「常緑樹」を見つめてみてほしいと、雪にかこつけながら、生徒の皆さんに対して願っています。

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HR教室にプロジェクターが設置されました。

 本校では、今までも各学年のフロアーに可動式のワゴンに載せたプロジェクターをセットして、授業で活用してきました。しかし、さまざまなコンテンツが活用されるようになりました。本校も県からICT環境整備の予算をいただいて、すべてのHR教室の黒板上方に、超短焦点型プロジェクタが設置されました!

 なんとなく教室の雰囲気も変わりました。実際に使われるには、まだ調整が必要なようですが、タブレット端末やプロジェクターなど、さまざまなICT環境が整備されることで、本校は生徒の皆さんの多様な学びにもっともっと対応できるようになります。

 いろいろと活用される授業を見るのが楽しみです。

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薬物乱用防止教室

 本日午後、薬物乱用防止教室が開かれました。日本薬科大学から渡邉峰雄教授を講師としてお招きして、「薬のスペシャリストからのアドバイス」をお話していただきました。

 講話の中で繰り返し強調していただいたのは、「正確な情報を得ることの大切さ」です。世の中に蔓延している「信用してはいけない情報」の恐ろしさ。そのことによって利益を得られる「肩書を持った人」による情報のねじ曲げの恐ろしさ。信用できる正しい情報をどう見分けるか、丁寧にお話していただきました。

 情報の吟味をして、正しい情報に基づいた判断を行うことは、安心・安全な生活を支える基礎でもあり、学問に向かう態度の基盤でもあります。生徒の皆さんには、そうした「つながり」を、さまざまな形で身につけてほしいと願っています。

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2年生の廊下から

 2年生は今年、SDGsをテーマに探究的活動に取り組んでいます。そのつながりからか、今、2年生の廊下を歩くと、マイクロプラスチックによる海洋汚染などの問題について書かれたレポートが掲示されているのを、たくさん見ることができます。

 現在、生徒の皆さんが学校で学んでいることは、かつて言われていたような知識の蓄積としてのインプットの側面だけではありません。わかることだけでなく、何かができること、つまり、アウトプットの側面が重要になっています。

 知行合一とまでは言いませんが、自分が得た知識を自分の中で再構築し、考えたことを誰かに伝える、発表する、というところまでが「学び」になっています。このレポートは、そんな「誰かに何かを伝えるための学び」を感じさせるものだと思います。

 こうしたテーマに取り組むことで、私たちの住む世界のどこかで、どんな問題が起きているのかがわかります。レポートを発表することで、何かが表現できるようになります。そうして培った問題意識を、問題の解決につなげることは、世界のどこかと、あるいは世界の誰かと、自分自身がつながることです。

 西高生の皆さんが、こうした「わかる、できる、つながる」のサイクルを作る学びを通して成長してくれることを、切に願っています。

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玄関の花

 本校の華道部は、いつも活動日には玄関に花を飾ってくれています。誰が生けてくれた花なのか知りたい、という声を受けて、今回から名札を立てることにしました。

 残念ながら花台は下足箱なのですが、花の伸び伸びした若々しい美しさが素敵です。生徒の皆さんも伸び伸びと成長して、花を咲かせてほしいですね。

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この土日の部活動結果

 1月18日(土)、19日(日)の部活動の活躍について報告します。まずダンス部は、USA Regionals 2020 School&College Song&Dance(学校団体対象/ダンス部門)埼玉大会に出場しました。残念ながら上位の大会に進出することはできませんでしたが、精一杯の良い演技をして頑張ってきました。

 また、女子バレーボール部は、県新人大会北部地区予選において第5位、県大会出場を決めました! 一人ひとりが着実に力をつけているようです。県大会でも日々の努力の成果を発揮してくれることを祈っています。

 そして、合唱部は埼玉県ヴォーカルアンサンブルコンテストにおいて、銅賞を受賞しました! 本校の合唱部としては8年ぶりの快挙だそうです。アンサンブルコンテストとはいえ、20人ほどの団体が主流の中で、わずか7名の部員が個々の力を磨いて臨んだ結果です。

 この時期も、さまざまな部活動が頑張っています。応援いただければ幸いです。

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美術部、今年も全国へ!

 第20回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)初戦の審査結果が出ました。本校美術部2年の髙橋萌未さん、坪川紬生さん、福木紗良さんのチームの、3月下旬に行われる全国大会への出場が決まりました!本校美術部は、これで7年連続で全国大会への出場となります。

 また、個人部門では1年生の永田晃大君が「UX新潟テレビ21賞」を受賞しました。詳しいことや作品の写真などは、また後ほどお知らせする機会を、と思っております。まずは嬉しい第一報をお知らせいたします。応援してくださった皆様、ありがとうございます。

 「全力 さわやか 西高生!」

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