2019年10月の記事一覧
SSH課題研究|科学展~埼玉県中央展~で優秀賞を受賞!
9/26土から27日まで、さいたま市青少年宇宙科学館で『第71回埼玉県科学振興会展覧会中央展』が開催されました。本校は北部地区で推薦を受けた3作品を出品し、1点が優秀賞を、2点が優良賞を受賞しました。そして10/29火に表彰式が行われました。おめでとう!
表彰式の会場です。
優良賞を受賞した『人工宝石』及び『人工光合成』の各研究チーム、作品の前で記念撮影。
優秀賞を受賞した『硫化亜鉛の合成・発光』の研究チーム。本当によく頑張りました。代表者が表彰式に臨みました。
夏のSSH生徒研究発表会の「ポスター発表賞」に続く、今回の科学展「優秀賞」受賞。熊谷西高校SSH課題研究の取組は、着実に成果を上げています。充実した研究活動と受賞の喜びが笑顔に表れています。
SSH|第2回課題研究発表会を開催します!
10月28日(月) 5~7限、第2回SSH課題研究発表会を開催します。場所は本校HR棟5階視聴覚室です。内容は、理数科2年課題研究の中間報告、理数科1年ユニット型ミニ課題研究<物理分野>「エッグドロップ」の英語による発表、<化学分野>「発光の化学」の発表、部活動からは自然科学部と陸上部が参加します。当日は学校公開週間で一般に公開されます。ぜひ足をお運び下さい。
発表プログラムです!
SSH理数科1年|課題研究グループ発表会
理数科1年のSSHユニット型ミニ課題研究 ~化学分野『発光の化学』~ で、グループ発表会がおこなわれました。大テーマは共通ですが各グループごとのオリジナルテーマ(小テーマ)は個性豊かで、様々な着眼点があるものだと感心しました。研究の中で、問い→仮説→実験→考察の手法を学び、この日は研究の成果をホワイトボード1枚にまとめ、10グループのプレゼンテーションをおこないました。
グループも工夫を凝らしたホワイトボードになってます。
会場は化学実験室。聞き手も真剣です。
ジェスチャー、見栄えの良い写真等を使い、デリバリーを意識したプレゼンテーションになりました。
10グループから3グループが選出され、10/28月に開催される、第2回SSH理数科課題研究発表会に出場できます。どのグループが進出するのか・・・。当日は一般公開しますので、ぜひ学校に足をお運び下さい!
SSH課題探究|普通科1年探究活動グループ発表会
普通科1年ではSSH探究活動のスタートとして、「課題を見つける・問いを立てる」 実習を重ね、「課題設定力」 を育成してきました。そして 『自分はなぜ学ぶのか』 をテーマに、問いを立てることから学ぶ意味を探究する活動へとステップアップしました。
二学期に入り、クラス内でKP法(紙芝居プレゼンテーション)による1回目の発表会を行いましたが、2回目の今回は、「クラス混合形式」で行いました。はじめて対面する人の前で行うプレゼン。どんな様子だったでしょうか?
ブレーンストーミングを兼ねて自己紹介から。グループは異クラスの生徒ばかりです。自己紹介もKP法で行っています。
教室の後黒板には、KP法の説明が掲示されていました。
プレゼンテーションがはじまりました、
様々なスタイルで発表がおこなわれました。
『なぜ学ぶのか』をテーマとしたプレゼンの「紙芝居」
様々な考え方がありますね。とても有意義な時間です。
他者評価・自己評価、及び本日の振り返りをおこないます。どんな学びがありましたか?
まさに、熊西SSHの理念~発信は新たな学びにつながる~の実践の場となっています。
SSH高大連携|埼玉工業大学プログラミング研修
10月7日(月) SSH高大連携事業の一環として、埼玉工業大学を訪問し情報研修(プログラミング基礎)をおこないました。プログラミングの基礎を学ぶことにより、論理的な思考力を高め、高度なコンピュータプログラムソフトウェアを開発することへの発展が期待できる。今後のSSH理数学習活動に必要な問題解決能力を育成することを目的とします。埼玉工業大学での研修は今年度2回目です。1回目は「3DCG」の研修でした。
今回も引き続きお世話になった特任客員教授の井門俊治先生です。手にしているのは「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」と呼ばれるシングルボードコンピュータです。
スクラッチ(Scratch)によるプログラミングの画面です。スクラッチ(Scratch)はスクイーク(Squeak Etoys)をベースにマサチューセッツ工科大学(MIT)で開発された教育用のプログラミング環境です。
Scratchで、さまざまな図形・曲線を描くプログラムを作りました。
さらに、RaspberryPiで発光ダイオードの点滅を制御するプログラムを作りました。プログラム通りに光って感動します!
そしてパイソン(Python)という言語でも発光ダイオードを点滅させるプログラムを組んでみました。Pythonはコードがシンプルで扱いやすく設計されている汎用のプログラミング言語です。
2つのプログラミング言語(Scratch/Python)を比べるとScratchの手軽さがよくわかり、小学校に導入される理由がよくわかります。
12/14(土)に熊谷西高校で「楽しもうサイエンス(小中学生科学委体験教室)」を実施します。スクラッチのプログラミング体験もできます。この研修で腕を磨いた熊西生がアシスタントとして小中学生のお手伝いをします。ぜひご参加下さい!
SSH理数科1年|発表会に向けて準備!
理数科1年課題研究で取り組む<ユニット型ミニ課題研究(化学分野)>は、まとめの段階に入りました。
10/5(土)7限に、研究内容をホワイトボードにまとめるグループワークを行いました。この日は公開授業ということもあり、中学生や保護者の方にも観て頂きました。
各班とも実験内容やデータの分析・考察等で、活発な議論を展開していました。来週はこのホワイトボードを使って、班ごとのプレゼンテーションを行う予定です。発表会に向けての準備に力が入っていました!
熱気溢れる理科講義室!1年生の成長を感じました。
話し合いながらホワイトボードづくりを進めています。
議論を重ね・・・・・
検討、判断、選択・・・・・試行錯誤を繰り返し、より良いものを目指します。
全員の力で発表用ホワイトボードができあがっていきます。
10/28(月)の午後、理数科全体の「第2回課題研究発表会」が開催されます。理数科1年からも数グループが推薦され発表のチャンスが与えられます。
各班ともホワイトボード・プレゼンに磨きをかけ、堂々と発表に望んで欲しいと思います。
なお、10/28(月)の発表会は授業公開週間中なので一般公開いたします。理数科2年課題研究の発表もあります。
ぜひ学校に足をお運び下さい。
SSH課題研究|モデルロケット打ち上げ!
理数科2年SSH課題研究(物理分野)に取り組む「モデルロケットの研究」 チームが ロケット打ち上げ実験 を行いました。
ロケットを発射台にセット!発射スイッチ準備OK!
20m離れた所(両側)から高度を測量します。広い校庭の真ん中で打ち上げます。
発射スイッチを押すと、ロケットは白煙を噴射して飛び立ちました!
ロケットの様々な部分の形状を変えて打ち上げ実験をしました。ほぼ垂直に打ち上がり、安定感抜群でした。
様々なデータを取り、分析して、ロケットの最適な形状を見つけるのがこのチームの研究です。
ロケット・発射スイッチ・測量道具は手作り、実験は手探りです。大変ですが、楽しみな研究ですね。
考えて試行錯誤しながら前に進むのがSSHの探究活動。
そこで身につく 「探究力」は、生徒の未来を、可能性を、自ら切り開く力 であると確信しています。
SSH課題研究|科学展出品作品校内展示
9月28(土)から29(日)まで、埼玉県立川の博物館で行われた、「埼玉県科学教育振興展覧会・地区展」に出品した14作品が帰ってきました。現在、科学展出品作品を校内展示しています。
展覧会にはSSH課題研究に取り組む2年生、自然科学部2年生・1年生・・・総勢26名/14チームが参加しました。磨きのかかった2年生の作品に加え、1年生も5チームが、初参加ながら大健闘しました。
2階理科講義室前の展示ブース。作品を並べてみると圧巻です!
2階東通路には1年生の作品、3階化学室前にも、理数科2年生・自然科学部の作品が展示されています。
上記の他にも、SSHの全国発表会に出品した作品・英語による課題研究のポスターなどが展示されています。
熊谷西高校にお越しの際は、ぜひ展示ブースにお立ち寄りください。
SSH理数科1年|化学分野の課題研究
2学期に入り、理数科1年生が取り組んでいる「ユニット型ミニ課題研究(化学分野)」は、いよいよ実験の段階に入りました。前回まで各グループでは、専門知識を学び、仮説を立て、実験計画を練り、実験方法を検討するなどの事前準備を行ってきました。そして10月4日(金)、化学実験室にて「発光の化学」をテーマとした実験を行いました。
各班で金属を添加した発光物質を作り、さらに光る仮説を立て、具体的な実験条件を検討します。そして、新たな実験条件で実験を重ね、考察する・・・。
この「仮説→実験→考察」のルーチンを身につけることが、SSH理数科1年課題研究の目的です。
だんだん研究らしくなってきました。次回の活動は、実験のまとめです。
SSH理数科1年|ユニット型ミニ課題研究
熊西理数科では、1年間かけてじっくり取り組む「本格的な課題研究」を2年生で実施しています。そこで1年生では、本格的な課題研究実施に備え、『ユニット型ミニ課題研究』に取り組みます。ユニット型ミニ課題研究は、1年間に物理・化学・生物・地学の各分野(4ユニット)で実施し、「仮説→実験→考察」の課題研究の基本的な進め方を身につけます。
2学期に入り、化学分野のユニットが始まりました。テーマは『発光の化学』です。
まず、基本事項の講義と実験・研究全体の流れについて確認しました。グループワークで内容を深めます。
グループごとに研究内容についての事前学習および実験計画の立案を行いました。課題設定力・計画力・コミュニケーション能力などの「探究力」が問われる場面です。
ユニット型ミニ課題研究を通して、Scienceの基本的な知識・技術をしっかり身につけ、将来に繋げてほしいと思います。
本格的な実験はこれからです。