2021年2月の記事一覧
SSH生徒研究発表会
2/10(水)午前中に理数科1・2年生と自然科学部でポスターセッションが行われ、午後は全生徒で口頭発表が行われました。
今年度の発表会はコロナ禍の緊急事態宣言のため、ホールの座席が半分しか使えませんでした。そのため2年生と1年理数科がさくらめいとの太陽のホールで、1年普通科はオンラインでつなぎ学校の各教室で行いました。
午前中に行われた理数科・自然科学部のポスターセッションのタイトルなどは次の通りです。
令和2年度 熊谷西高校・生徒研究発表会~本校 視聴覚室, 3年8組教室~
9:00~10:50
ポスターセッション・・・理数科・陸上部・自然科学部 課題研究
「3年8組」
<数学分野>
1 「様々な円周率の求め方」
関根 耀介、田中 俊、橳島 啓剛、石川 裕人
<物理分野>
2 「太陽光の力で飛行機を飛ばす」
原口 葵
3 「Raspberry Piを利用した小型複葉機の飛行性能の研究」
永田晃大、岡村春弥、坂野湧太、安藤茂幸、神藤颯太
4 「食品による内部被ばく」
野呂 ひなた、中嶋 萌々香、原澤 笙
<生物分野>
5 「Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析」
松﨑 俊太、吉田 茉由、前田 来未
6「チームアライグマ活動報告」
府川里玖、吉田茉由、松崎俊太、高橋一希、関澤樹里
7「プラナリアのpHによる再生速度の変化」
田中 俊、丸山 晃生、引間 玲雄
8「放線菌を用いた農薬作成」
吉田 茉由、高橋 蒼空、関澤 樹里、山田 桃子
<地学分野>
9「火星の夕焼けはなぜ青いのか」
小林 優花、小西 桃佳、桑原 希望、浜野 栞、金 珉
「視聴覚室」
<陸上部>
10「パルスオキシメーターによる体調管理」
石川 裕人、野呂 ひなた
<化学分野>
11「人口宝石の合成」
原口 恭弥、嶋田 愛佳
12「光触媒を用いた人工光合成」
高橋 朝陽、舛田 義輝
13「リン酸二水素カルシウムを用いたガラスづ作り」
嶋田 愛佳、原口 恭弥
14「高吸水性ポリマーの作成と改良」
栗田 和宙
15「ヒドロキシラジカルを用いた水質改善」
原口 恭弥、中村 光瑠、高橋 孝之
16「アンモニアを使わない銀鏡反応」
浅見 和也、小松 拓夢
17「ストームグラスの仕組み」
片岡 明飛、四分一 優翔、島崎 奏人、日下 颯馬
18「セルロースナノファイバー作成の検討」
浅井 理沙
19「硫化亜鉛のナノ粒子化」
中村 光瑠、浅井 理沙、濱里 龍
20「新しいカイロの作成」
山﨑 聖太、引間 玲雄
21「銅合金の酸化膜による色の変化」
里見 有哉、嘉﨑 晴飛、神山 慧
22「ポリアニンを用いたポリマー電池の作成」
渡辺 悠里、中澤 大翔
23「放電による気体の発光」
佐々木 風空
24「アンモニアを用いない銀鏡反応」
山本 快斗
25「Nドープ型酸化チタンによるメチレンブルーの分解」
島崎 虹朱
26「エステル化によるアルギン酸糸の合成」
佐野 心咲
27「温度による銅樹の析出の違い」
樋口 稜岳、大阪 隼、木村 公祐
「 3-8での様子」
「視聴覚室での様子」
両会場とも活発な質疑応答が行われ、1年生にとってはこれから決めていく課題研究のテーマの参考になったと思います。口頭発表では質問がしづらく時間も限られていること、発表者も顔を見て説明や質問に答えられるなどポスターセッションの良さがうまく生かされていました。
午後に行われた口頭発表のプログラムとその様子は次の通りです。
【前半】13:00~14:00 <開会行事の後のもの>
(1)1年ビブリオバトル(学年代表)
「嫌われる勇気~「アドラー」の教え~」 1-3 渡邊 柊羽
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」 1-8 柳沢 匠
(2)普通科1年:探究活動(学年代表)
「折れやすいシャープペンの特徴とは何か、折れにくいシャープペンは
どのように開発されたのか、またその構造は何か」
1-4 酒井 陽向、田嶋 実冬、立石 凌聖、深原 陸斗
「購買意欲の沸くパッケージはどのようなものか」
1-5 河合 希歩、黒田 紗恵、小林 すずな、小室 明日香、関澤 樹里
普通科1年の探究活動では、会場内はもちろんのこと学校からもオンラインで質問が多く寄せられました。
(3)普通科2年:探究活動(学年代表)
①NIE投書編「都市ロックダウンに賛成か、反対か」
2-6 橋本 華穂、2-7 馬場 咲花
②「プロ野球無観客で変わったこと」 2-4 籏複 咲
③「多用される横文字、効果的?」 2-7 山口 朋大
④「新型コロナウイルスが与えた影響を若者の心理から読み解く」
2-6 門倉 琴望
⑤「ストレスと事件の関連性」 2-4 大谷 彩華
普通科2年の探究活動でも活発な質疑応答が行われました。
(4)英語スピーチコンテスト(学校代表)
"Embracing Sexual Diversity" 2-6 姫野 友里加
保護者の方も多く参加していただきました。
【後半】14:15~15:30<指導講評・閉会行事前のもの>
(5)理数科1年:英語による科学プレゼン(テーマ代表)
「Egg Drop(エッグドロップ)」
①How To Protect Egg
根岸 奈瑞菜、島崎 虹朱、佐野 心咲、小林 美月
②Whay is away to drop an egg without breaking it
須藤 一琴、杉田 陸斗、木村 公祐、小泉 涼介
③Fuwa Fuwa Parachute streagy
保延 知佳、藤高 小春、藤波 理穂、橋本 いまり
(6)理数科2年:課題研究(SSH課題研究代表)
①「Raspberry Piを利用した小型複葉機の飛行性能の研究」
永田晃大、岡村春弥、坂野湧太、安藤茂幸、神藤颯太
②「円周率の様々な求め方で正確性を追求する」
関根 耀介、田中 俊、橳島 啓剛、石川 裕人
③「Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析」
松﨑 俊太、吉田 茉由、前田 来未
④「硫化亜鉛の合成と発光」
中村 光瑠、浅井 理沙、濱里 龍
⑤「火星の夕焼けはなぜ青いのか~火星大気の散乱の原因の探究~」
小林 優花、小西 桃佳、桑原 希望、浜野 栞、金 珉
⑥「リン酸二水素カルシウムを用いたガラス作り」
嶋田 愛佳、原口 恭弥
理数科の生徒はもちろん、普通科の生徒からも素朴な疑問などの質問が多く出されました。発表者も本質を突かれる場面があり、いい勉強になったと思います。
普通科の発表も、理数科の発表も盛んに質問が出ていました。また会場内での質問はもちろん、学校の教室にいた普通科の1年生からも活発に質問が行われました。通信環境が悪い中、よく積極的に参加してくれたと思います。
質疑応答が活発に行われたことにより、一方的な発表ではなく、発表者も理解を深められるいい機会となりました。「対話しながら学ぶ」今期のSSHの目標が着実に達成されていることを感じさせる発表会でした。
オンラインで行ったため画像でトラブルやなどがあったりもしましたが、この状況下の中で全校生徒が発表会に参加できたことはとても有意義なことだったと思います。
来年はポスターセッションを普通科にも広げる予定です。より充実した探究活動が行われることを期待しています