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2022年2月の記事一覧

【探究の熊西】Hemerocallis属のDNA濃度の測定

先日、高信化学株式会社の今泉様とワケンビーテック株式会社の有田様に本校生物室へお越しいただき、

最新モデルの微量分光光度計をお借りして、DNA濃度の測定を行いました。

測定したのは、課題研究で系統解析を行っているHemerocallis属(ニッコウキスゲの仲間)です。

系統解析の過程でDNA濃度を測定する必要があるため、

その機械の最新モデルをお借りすることができました。

高校ではなかなか使用することのない高度な分析機器について、

仕組み等をとても丁寧に教えていただきました。

本当にありがとうございます。

本研究の研究メンバーは、全員理数科&運動部所属です。

文字通りの文武両道で、研究活動に励んでいます!

多くの方の期待にも応えるべく、これからも研究活動に邁進します!!

【探究の熊西】理数科1・2年生交流会

2/21(月)6・7限の授業(SS理数探究、SS理数基礎探究)に2年生がポスターセッション形式で、自分たちの研究を紹介する1・2年生理数科交流会を行いました。

2年生は自分たちの研究を発表するだけでなく、継続研究をしてくれる1年生を探し、自分たちの研究を引き継いでもらう意味もあります。またこの1年間で身に着けた研究のスキルを後輩に託す場でもあります。1年生は2年生になって行う課題研究のテーマの参考、研究の進め方や留意すべき点を先輩から教わるという意味もあります。

       <情報の課題研究>           <数学の課題研究>

      <物理の課題研究>            <化学の課題研究>

 

      <生物の課題研究>             <地学の課題研究>

2年生は3年生になって、このポスターや、埼玉大で発表予定だった要旨集などを元に、英語の要旨集を作っていきます。

1年生は2年生になったらすぐに、課題研究のテーマや予算・スケジュールなどを立てていくこととなります。

まだつくばサイエンスエッヂなどが残っていますが、2年生は基本的に校内で最後の発表会となります。

【探究の熊西】2年理数科タブレット研修

2月14日の5~7限の時間に愛知教育大教授の飯島康之先生によるタブレット研修をオンラインで実施していただきました。

飯島先生から出された課題に対して生徒たちは4人の班になりタブレット上で先生の開発されたソフトを用いて図形を動かし、実験・観察を行い、各班で発見したことや気づいたことをまとめて発表しました。どの班も協力して図形の問題の本質が何なのかを考えていました。

後半はPCを利用することで無理数の計算をWolfram Alphaという計算検索エンジンを用いてより精度の高い値を求めることができることの説明をしてくださいました。また素数・完全数・友愛数など特殊な数についても紹介してくださいました。もっと時間があればと思った生徒も多かったようです。本日の講義はタブレットを活用して考える新鮮な内容で生徒たちは数学の奥深さを知ることができたのではないかと思います。

【探究の熊西】埼玉県理科教育研究発表会

2/12(土) 午後に標記研究発表会が行われました。

本来は埼玉大学で、午前中はポスター発表、午後に口頭発表を行い、埼玉県内の自然科学系部活動・SSH校の生徒が多く集まり、活況を呈する発表会です。

しかし、残念ながら昨年はコロナ禍のために中止、今年は口頭発表のみオンラインで実施となりました。

物理・化学・生物・地学の各分科会に分かれて発表されるため、生徒も指導教官の先生、講評する大学の先生も専門分野なので、非常に活発でためになる質疑応答が行われます。

       <発表前に>                <配信テスト>

   

 

                              <発表をする様子>

    <質疑応答・講評の様子>

 

いつもなら、会場内で活発な議論が行われるのですが、今回はオンラインということもあってか、

質疑応答の数は少なかったように思います。

これからは、2/21(月)に行われる、1・2年生の交流会(ポスターセッション)で1年生の

研究テーマを考える”きっかけ”を作ったり、継続研究をする生徒への”引継ぎをする”など後輩に対して

「バトンを渡す」作業が始まります。また、3/26-27に行われるつくばサイエンスエッヂの準備も

兼ねています。

2年生理数科は3年生になって、今まで研究してきた成果を「英語の論文要旨にまとめる」ということが

SS理数研究論文で行われます。今回の発表会の研究要旨や、これから作るポスターを元にまとめて

いくので、来年の準備という側面もあります。

【探究の熊西】SSH生徒発表会

2/9(水)午前中は、当初生徒全員によるKP法やGoogleスライドを使った発表を行う予定でしたが、コロナ禍の拡大により教室で各学年代表者が他の学年の教室を巡って発表しました。

午後は例年と同じように全体での口頭発表会でしたが、さくらめいとが消防施設点検の関係で使えないため、体育館で2年生と理数科1年生、普通科1年生は教室でオンラインという形で実施しました。

午前中の発表では、学年で選出されたチームが、他学年の各クラスを回って発表する形式で行いました。1・2年、普通科、理数科とも活発な質疑が行われ大いに盛り上がった発表会となりました。

        <1年生が2年生に向けて発表する様子>

         <1年の発表と、2年生が質問の後のコメントを書く様子>

          <2年生が発表した1年生へ質問をする>

          <2年生が1年生に向けて発表する様子>

           <2生の発表と、1年生が質問の後のコメントを書く様子>

           <1年生が発表し2年生へ質問をする>

2年生が1年生に、1年生が2年生に発表するという異学年交流する形でした。1年生は2年生に堂々と発表し、2年生は内容の濃い発表をすることができていました。質疑応答は5分間と長めに設定しましたが、1年生は周囲と発表内容について検討し、怯まずに2年生に質問することができました。2年生もこれまでの探究活動で培ってきた多角的な視点で1年生の探究に対して鋭い質問をしていました。

1年間の探究活動の成果が、発表や質疑応答の様子から感じ取ることができる午前の部となりました。

 

午後の発表では前半に、ビブリオバトル学校代表、1年普通科の発表、2年普通科の発表、英語スピーチコンテスト学校代表の発表が行われました。

             <ビブリオバトルと会場の様子>

               <1年普通科の発表と質問>

               <2年普通科の発表>

<               2年普通科へのの質問>

 <英語スピーチコンテスト発表>

 

後半は1年理数科の発表、2年理数科の発表が行われました。

最初は1年理数科のユニット型研究の各分野代表者の発表でした。

       <1年理数科の発表>

続いて、2年生の課題研究で各分野ごとの生徒の発表がありました。今年度全国大会で入賞した研究や、来年度全国大会出場予定の研究の発表も行われました。

                 <2年理数科の発表>

<2年理数科への質問.>

<来年度全国総合文化祭出展研究の発表>

<今年度 日本学生科学賞・日本未来科学館賞受賞 作品の研究発表>

教室でオンライン視聴していた1年生の皆さんは、Wifiの電波の不具合などで見づらく聞きづらかったところがありました。また体育館にいた生徒の皆さんは、冷たい床に座っての長い発表で大変だったと思います。今回初めて体育館で行ったため、いろいろと至らない点がありましたが発表や質問などは活発に行われいい発表会になったと思います。