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2022年6月の記事一覧

6/20(月) 第1回 理数科 SSH課題研究発表会

6/20(月) 第1回 理数科 SSH課題研究発表会 (5~7限、視聴覚室)が行われました

研究発表のテーマと発表者は以下の通りです。

3年

 1 Quantification of carbon dioxide reduction system using titanium dioxide(Ⅳ)

           OOSAKA Shun, SHIMAZAKI Konatsu, NAKAZAWA Hiroto, YAMAMOTO Kaito 

 2 The Mystery of the White Fireworks Blooming in the Moon
               ~Factors in the Formation of various ray~

          ICHIMURA Haruka, KOJIMA Airi, HASHIMOTO Imari

 3  Luminescence characteristics of zinc sulfide

         WATANABE Yuuri, KIMURA Kousuke, SANO Misaki, HIGUCHI Ryouga

 4  Phylogenetic analysis of habitat differences and speciation in the genus Hemerocallis

       YAGIHASHI Ayumi, SUDOU Itsuki,  KITAMURA Shinnosuke

2年

 1  Hemerocallis属における生息地の違いと種分化に関する系統解析  鈴木、小澤、田中、原 6限
 2  チームアライグマの活動報告~特定外来種アライグマとクビアカツヤカミキリの痕跡調査 桑原、木村、奥野
 3  放線菌の単離方法の模索 長島、阿部、河井
 4  季節が単離に与える影響 北村、一戸、矢澤
 5  プランターで野菜を育てよう~安く・早く・たくさん収穫~ 田口、髙尾
 6  多様な植物を使った紙の作成 桑原、木村、奥野
 7  染料の抽出 石川
 8  モータースポーツ研究計画 空力部門 井上
 9  位置エネルギーを利用して前進する四足歩行ロボットの制作 笹沢、小野瀬、新
 10 位置エネルギーを利用して前進する関節付きロボットの制作 田所、藤井、富樫
 11 歩行AIの作成 篠﨑、髙山
 12 カプレカ数と分野ごとの関係 赤瀬、相澤、浅賀、池田、新井勇
 13 酸化チタン(Ⅳ)を用いた二酸化炭素の還元 中村、小川
 14 硫化亜鉛ナノ粒子化の生成方法の最適化

 15 分離色の分離の速さに関する研究 丸田、日髙
 16 クレーターから白い足跡を追え!~光条ができる要因~ 山下、松島
 17 風の学校~地域・学校の微気象を探る~ 新井理、江利川、髙橋

1年

 1 エッグドロップ 9班 本領、松村、武藤

               <3年:英語による発表>

       <2年:物理>               <2年:化学>
  

         <2年:生物>             <2年:地学>

       <2年:数学>                <2年:情報>

    <1年:エッグドロップ>

               <活発な質疑応答の様子>

3年生の英語による発表は、日本語の要旨も配布されていたため研究内容もよくわかり、発表も

分かりやすかったと思います。英語による発表のためか、規定の時間をオーバーするところも多く

ありました。

2年生の発表では質疑応答が活発に行われました。特に継続研究をしているグループに元々研究

していた3年生が、計画や方法の妥当性など厳しい質問が相次ぎました。2年生はこれらの指摘事項を

今後の研究に生かしてもらいたいと思います。

1年の発表はクラス代表ということもあり、よく工夫された実験とプレゼンでした。今後、他のユニット型

課題研究でも頑張ってほしいと思います。

 

【探究の熊西] 関東ロームを調べる

理数科2年「SS地学Ⅰ」の6月8日・10日・13日の3時間の授業で、

表記実習を行いました。

1時間目は通常の授業+岩石・鉱物の標本を使っての実物標本実習を行い、

その後、次の準備としてロームを椀がけ法で洗い出す作業を行いました。

   <ロームを何回も水で砥ぐ(椀がけ)>

授業の時間内では乾燥できないので、椀がけをして紙に鉱物を広げ

乾燥させ、次の時間に本格的な観察を行いました。

2時間目は鉱物の選別と、同定・スケッチです。元のロームは赤土ですが

前回椀がけしたものを、図鑑を元に分類・同定・スケッチしていきます。

 <元の赤土のロームと「火山灰分析の手引き」>

最初は磁石を使って、磁鉄鉱の採取。同定です。

     <磁鉄鉱を磁石でより分けて観察>

磁鉄鉱の観察の後、有色鉱物と無色鉱物を1つずつ同定し

スケッチします。ここで2時間目は終わりです。

 

次の時間はさらにスケッチした鉱物以外のものの同定と、

それからどのような性質のマグマや火山が噴火してロームを

作ってきたのかを考えていきます。

     <図鑑を見ながら鉱物の同定>

本来は2時間で行う実験ですが、椀がけの時間が15分くらいだった

こと、鉱物の同定を最後までやりたいとのことだったので少し多めの

時間をとりました。

火山灰分析から様々なことが分かることに、興味深そうでした。

分かっている試料ではなく、未知の自然のものから同定・分類する経験は

臨海実習でも役に立つと思います。

 

 

【探究の熊西】SSH松山高校英語研究発表会

6/4(土)坂戸市民文化会館「ふれあ」で標記発表会が開かれました。

受付を済ませ、ポスター発表の準備をしてから松山高校の生徒たちの

口頭発表を聞きました。

松山高校の口頭発表の様子

メモなどを見ず、流ちょうな英語で発表し、質疑も一部英語で行われました。

質問する熊西の生徒

 

口頭発表の評価やコメントを終了後書いてから物理・化学はステージで、

生物・地学はフロアでポスター発表が行われました。

評価とコメントを記入

ステージ(物理・化学)     フロア(生物・地学)

人工光合成(酸化チタン)の発表

硫化亜鉛の発表

ニッコウキスゲ(Hemerocallis属)の発表

月の光条の発表

松山高校が14本、熊西が6本、大妻嵐山が1本発表を行いました。

英語での発表も行いましたが、日本語での発表の要望が多かったです。

大妻嵐山高校の発表

 

その他に発表を聞きに、松山女子高校の生徒たちも参加しました。

松山女子高校の生徒たち

 

多くの学校が参加することにより、様々な学校の様子もわかり

いい刺激を受けてきました。また、松山高校の方たちも他校の参加を

大いに喜んでくださいました。

【探究の熊西】火山噴火実験

SS地学Ⅰの授業でコーラとメントスを使った火山噴火実験を行いました。

ントスコーラ噴火実験

コーラにメントスを入れ、火山の噴火を模擬的に実験した画像です。

 You Tube 動画はこちらのURLです。

https://youtu.be/IwDJExZoKlk

 

続いて火山噴火(火山灰・火砕流)モデル実験を行いました。

チョークの粉などを使い、火山灰が吹き上がり広がる様子と、重いものが落ちてきて火砕流になる様子をモデル実験したものです。

You Tube 動画はこちらのURLです。

https://youtu.be/uGT0ODIVhFs

 

実物の火山噴火を目の当たりにするということはできないので、このようなモデル実験で感じを掴んでもらっています。