2023年2月の記事一覧
【探究の熊西】冬の天体観察会
2/13(月)~17(金)の週は、冬の天体観察会を行っています。
夕方の西空には金星と木星が、天頂付近には火星が見えており3つの惑星を観察することができます。
<望遠鏡と、煙突 金星(下)と木星(上)>
東の空にはオリオン座をはじめとした冬の星座が昇り切り、火星も加え明るく華やかな星空となっています。
<東の地平線とおおいぬ座(明るい星はシリウス)>
現在2年生の地学選択者は、天文分野を勉強しているところで、教科書などに出てくる恒星や星雲・星団、銀河などもみられる範囲で観察しています。
<オリオン座と冬の大三角>
星雲はM42・オリオン大星雲、星団はM45・プレアデス星団(すばる)、銀河はM31・アンドロメダ銀河などです。ボーっとしか見えないので写真のようには見えませんが、何百~何百万光年の光ですので距離に応じて過去の光を見ていることになります。例えばアンドロメダ銀河は230万光年ですので、230万年前つまり人類が誕生した頃にアンドロメダ銀河を発した光を今地球で見ていることとなります。
そんな壮大な時間と空間を感じつつ星座を見つけたり、神話や星の名前の由来なども解説しています。
2/14(火)に参加したおよそ20人くらいの生徒たちも、強風の寒い中でしたが楽しそうに見ていました。
<記念撮影代わりの遊びの写真(ISO100・F5.0 15”露出>
【探究の熊西】理数科1・2年交流会
2月13日(月)5・6限に表記交流会を行いました。2年生はこの1年間の研究成果をポスターにし、1年生に対して発表を行いました。
この会には2つの目的があります。1つ目は、2年生がポスターセッション形式で自由に発信し、興味のある生徒に対してたっぷりと質疑応答ができること。それにより考えを深化・定着させ1年間のまとめと総括ができます。
2月8日(月)のSSH研究発表会では、口頭発表だったため時間や聞き手がが決められていました。
2つ目は1年生が来年度行う研究テーマを決める参考にすること。先輩の研究を継続して行ってもよし、参考にしつつも分野などを参考にして、新規の研究テーマに取組むのもいいでしょう。先輩たちがどのようにテーマを決めたのか、仮説を立てたのか、実験方法を考え、実験をし検証していったのか。どの研究も一筋縄ではいかなかったはずです。
その経験を先輩たちから聞くことで、自分が考えている、またはこれから考えるテーマ決定や、進め方など色々なことに大いに参考になるはずです。
この数年間、県大会上位や全国レベル以上の大会に、SSHの課題研究が選ばれ複数出場・入賞しています。継続研究の特定の研究分野ではなく、各分野から年替わりで出場しています。それだけ裾野が広い優れた研究が課題研究で行われているということです。研究は賞を目指すことが目的ではありませんが、2年生は1年間のまとめと後輩への発信を、1年生はレベルの高い課題研究を維持していくため、この機会などを通じて先輩から多くを学んでほしいと思います。
【探究の熊西】理科教育研究発表会
2月4日(土)埼玉大学にて理科教育研究発表会が開かれました。
埼玉県内の高校理科部活が集まる大きな発表会です。
午前中は感染症対策をしながら相対でのポスター発表が行われ、午後は各分野(物理・化学・生物動物・生物植物・地学)で口頭発表が行われました。
本校からは理数科と自然科学部あわせて45名が参加し、ポスター発表8件、口頭発表12件を行いました。
全ての分野にバランスよく参加し、これは最も多い発表件数です。
すべての分野で生徒は研究の成果を精一杯発表していました。
この経験を活かして、さらに成長して欲しいと思います。
みんなよくがんばりました。
【探究の熊西】SSH研究発表会
2/8(水)1日かけて、表記発表会を本校を会場にして行いました。
午前中は他学年の各クラスに、クラス代表生徒が回ってプレゼンを行い、話し合いの時間を設けた後、質疑応答を行うスタイルで行いました。
<1年教室での2年生の発表> <2年生の発表に1年生が質問>
<2年教室での1年生の発表と話し合い> <1年生へ2年生が質問>
午前中の発表では、特に2年生の教室で発表した1年生は緊張したと思います。また自分の興味の
あるテーマだけでなく、様々な発表を聞けたことで知見が広がったと思います。
午後の前半は体育館でビブリオバトル(本の案内)と英語スピーチコンテストの県代表者が発表し、
普通科1・2年の学年各代表各グループの発表が行われました。
<ビブリオバトル> <英語スピーチ>
<1年普通科・発表タイトル画面> <1年普通科・発表の様子>
<2年普通科・発表タイトル画面> <2年生の発表に質問する1年生>
後半は理数科1年のユニット型研究(化学・地学)の発表と、2年生の各分野(情報・数学・
物理・生物・地学・化学)の発表が行われました。
科学展で優秀な賞を取った作品や、日本学生科学賞入選作品など全国レベルの発表も行われました。
<1年理数科・発表スライド> <1年理数科・発表の様子>
<2年理数科・発表スライド> <2年生・理数科の発表に質問>
午後の部の全体発表会でも、各発表に多くの質問があり活発な質疑応答が行われました。難しい発表も
多くあったと思いますが、質問によって理解が深まったり、新たな視点を得られたことと思います。
【探究の熊西】ユニット型課題研究 地学 「過冷却とその破綻」
毎年3学期に行っている、1年理数科・SS理数探究基礎のユニット型研究の掉尾を飾る研究です。
水などは凝固点を過ぎても、氷にならず液体の水の状態を保ちます。これを「過冷却」といい自然界では雲の中や冬の地表などで多く見られる現象です。今回は自然界の一面を切り取り、モデル実験を通してその要因や条件を探る実験を行いました。条件や要因は複雑で答えがない実験です。2年生になって、答えのない研究をテーマにして探究を行っていく、1年生の最後のユニット型研究となります。
様々な飲み物を使って予備実験を行い、濃度を変えて実験を行ったり、凝固点を下げて実験を行ったり、凍りにくいものを凍らせるにはどうすればいいかを調べたり、各班様々なアプローチをしました。
実験の結果をまとめたり、どのような要因が考えられるかWBなどにまとめて行いました。
最後はGoogleスライドにまとめて発表しました。
評価の集計の結果、10班が1位、5班が2位、3班が3位でした。1位の10班の「醤油と野菜ジュースを凍らせる」は2/8(水)のSSH研究発表会の午後の部(公開発表)でも発表されます。
【探究の熊西】SS探究(2年生) 全体会
2学年が分科会(会場ごとでの発表)を経て、1月23日(月)に全体会を行いました。これまで試行錯誤してきた探究結果をクラスごとに発表し、その中で評価の高かった代表7班の発表です。
長期休業の期間も有効に使い、細かく調査をしている班や、企業に具体的に働きかけを行っている班など、1年生の時よりも内容的に深化している調査があり、努力の成果が見られました。発表を聞く生徒たちも、各クラスの代表の発表を聞いて、自分たちの探究に足りなったところを探る有意義な時間となりました。代表に選ばれた班のタイトルは以下の通りです。
1. 最強の宣伝は作れないか?
2. なんで日本は死刑を廃止しないの?
3. 絵画を現代風にリメイクすることで関心は高まるのだろうか
4. 先生は必要なのか
5. フードロス削減
6. うずらの卵を孵化させる
7. より遠くに飛ぶ紙飛行機とは?
その後、教員による厳正な審査の上、トップ4は以下のものとなり、2月8日のSSH研究発表会で全校生徒の前で発表予定です。さらによりよい探究を堂々と発表してくれることを期待しています。
第1位:フードロス削減
第2位:より遠くに飛ぶ紙飛行機とは?
第3位:最強の宣伝は作れないか
第4位:先生は必要なのか