2023年5月の記事一覧
【探究の熊西】ユニット型課題研究「物理」発表会
理数科1年生では研究のプロセス「仮説→実験→考察→発表」を身に付けるため、物理・化学・生物・地学の4科目にてSS理数探究基礎と位置づけ、ユニット型課題研究を実施しています。
今回は物理のユニット型課題研究にて『卵落とし』に取り組みました。
建物3階から落としても卵が割れないように工夫します。仮説を立て、それを装置に具現化し、実験を行い、結果を考察して、機能面の改善を繰り返し科学的探究の過程を体験します。
4月24日から5月29日の発表会まで、計5回の授業において実践しました。
まずは先生から簡単なガイダンスを行いました。
調査して、意見を出し合いながら、設計図を作ります。
設計が決まったら、ケント紙を用いて卵を守る装置を作ります。
作りながらも、意見を出し合っているようです。
完成した班から卵を守れるか、実験です。さあ、どうだ?!
3階から卵を装置に入れて落とします。風の影響を受けるので慎重です。
下から観察している生徒が卵の落ちる様子を観察し、さらに割れたかどうかチェックします。
5月29日は生徒達が今までの実験をグーグルスライドを用いてまとめ、発表を行いました。
発表は1~11班まで各4分です。
装置の構造をわかりやすく説明してくれています。
構造がどのように衝撃を減らすかを図にしてくれて、わかりやすい。
3回繰り返した実験の結果を丁寧に説明してくれています。
卵の割れ方からどのように割れたか考察しています。
まずどの班の発表も丁寧にまとめられ、自分達の実験を伝えようとする意思が感じられ、素晴らしかったです。
内容も衝撃を見積もってみたり、装置の構造がどのように衝撃を分散するのか仮説を立てたり、説得力のあるものでした。
本当に素晴らしかったです。
まだユニット型課題研究ははじまったばかり、これからも積極的に頑張っていこう。
次は今回の発表を英語にして挑戦します!がんばれ!
【探究の熊西】1・2年生 探究交流会(普通科:総合的な探究)
5月13日(土)は普通科1・2年生の1~7組において、総合的な探究の探究交流会を開催しました。
2年生が探究のプレゼンを通して、1年生にお手本を示します。
また公開授業となり、多くの保護者の方にも見学いただきました。
食品ロスについてアンケート結果です。何がわかったのでしょうか?
結果を比較しています。すごいね。
発表に一生懸命な生徒へ、先生からも優しいフォローが入ります。
「探究活動は答えのない戦いだ!」先生から素晴らしい一言!!
生徒からも積極的に質問が飛びます。良い質問ですね!
質問から新しい発見が生まれます。いいね!
みんなの個性輝くいい交流会でした。
特に2年生は緊張の中、よく一生懸命発表してくれました。
この経験を活かして、さらなる探究活動を期待しています。
1年生は先輩を手本に、一歩づつ探究活動に取り組んでいきましょう。
みんなの探究活動が君たち自身を成長させてくれます。
「研究は違いを生む」
探究・研究する意思と行動は、一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。
英姿颯爽!がんばれ、熊西!!
【探究の熊西】チームアライグマ野外研修
先日、初夏のすがすがしい青空の下、川越市の森林公園計画地にてチームアライグマの野外研修会が開催されました。
熊西のチームアライグマには、自然科学部生物班の生徒が参加しています。
今回の研究には越谷北高校、川越女子高校、熊谷西高校が参加し、かわごえ環境ネットの方にガイドしていただきました。
今年はやはり季節のめぐりが非常に早く、キンラン、ギンランはすでにピークを過ぎていましたが、
可憐な姿を観察することができました。
チームアライグマとして外来種問題に携わりながら、
こうした身近な自然の保全に寄与する活動を続けていきたいと思います。
↑ 観察会の様子
キンラン
ナナフシのこども(動画のスクリーンショット)