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2024年2月の記事一覧

【探究の熊西】中学校出前授業:熊谷市立大原中学校

 2月9日(金)中学校出前授業のため、教員1名+TA生徒3名で熊谷市立大原中学校へ伺いました。50分授業の中で「発光の化学」と題して、講義と実習を行いました。

 

①炎色反応「なぜ光るのか」、「なぜ金属イオンにより発光色がちがうのか」

 身のまわりの発光する物質を例 蛍光ペン等を出して興味を持ってもらい、炎色反応の演示実験を観察し、光る原理について講義を行いました。

 

②実験「発光する物質を作ってみよう」

 本校の理数科2年生3名が亜鉛と硫黄の粉末に少量の金属塩化物を加え、酸化還元反応により硫化亜鉛を生成し、実際に光ることを確認しました。中学生の代表3名にもお手伝いいただきました。

 

 中学生のみんなは集中して授業を受けてくれました。実験や講義を通して、少しでも自然現象に興味を持ってもらえたら、うれしいです。高校でさらに楽しく、専門的に学んでいきましょう。

【探究の熊西】理科教育研究発表会

埼玉大学にて2月3日(土)に開催された、理科教育研究発表会に参加しました。

埼玉県の高校生の課題研究や自然科学系部活動の研究発表の場となっている、規模の大きな発表会です。

本校からは物理・化学・生物・地学の各分野に合わせて14研究の発表をしました。

発表の中心は2年生理数科の生徒や自然科学部の生徒でしたが、1年生理数科の生徒もクラスとして発表会を見学し、間もなく始まる課題研究へのイメージを膨らませていました。

午前のポスター発表、午後の分科会に分かれての口頭発表と、どちらも活発な意見交換が行われ、刺激的な1日となりました。

【探究の熊西】【自然科学部】チームアライグマいきものフォーラム参加

 2月10日㈯、埼玉県環境科学国際センターで行われた第10回いきものフォーラムに、チームアライグマメンバーを代表して本校自然科学部生物班の3人が参加してきました。生物多様性に関する基調講演、事例報告ののち、16団体によるポスターセッションが行われました。高校生による団体はチームアライグマのみで大変注目され、ポスターセッションでは列が途切れることなく、多くの方々に活動を知っていただきました。大人とたくさん話し、生徒にとってはよい刺激になったようです。どの団体も地道に活動しており、草の根の活動が大事なんだと再確認しました。

 今後もこのような発信の機会を多く持ちたいと思います。

【探究の熊西】SSH生徒研究発表会(午後の部)

2月6日(火)今日は1年間取り組んできた探究活動・課題研究におけるまとめの全校発表会になります。

 

午前の部は、1・2学年や普通科・理数科関係なく、全員で楽しくポスター発表の予定でした。しかし、前日の雪の影響を受け、午前の部は延期となりました(3月12日(火)を予定しています)。

 

午後の部は、体育館での代表による発表です。

 前半はビブリオバトル(本の案内)と英語スピーチコンテストの学校代表者が発表し、普通科1・2年の各学年代表の発表が行われました。

 

        〈校長先生から激励です〉

         〈発表会 全体の様子〉

 (1)ビブリオバトル・・・学校代表

  『 か「」く「」し「」ご「」と「 』 2年5組 山田

 

 (2)英語スピーチコンテスト・・・学校代表

  “Oil crisis!?” 2-6 HAMAOKA

 

 (3)普通科1年:探究活動・・・学年代表

① 「熊谷市の川のゴミを減らす具体的な方法とは」 6組 田中、秋山、奥野、笹田

 

② 全国探究コンテスト2023 1次審査通過作品

  「フクロウにとって住みやすい環境を作るには 熊谷の森に何をすればよいのだろうか」

  6組 中西、小山、鈴木、吉田

 

③ 全国探究コンテスト2023 1次審査通過作品

  「将来男性の育児参画を広めるために今の中高生には何ができるだろう」

  5組 大坪、反町、坂本

 

④ 「ゴミをお金に変えよう!〜家庭で微生物の増殖と防臭は出来るのか?〜」

  5組 下山、摺木、髙草木、冨岡

  

 (4)普通科2年:探究活動・・・学年代表

① 「AIは仕事を奪うのか」 6組 荒川、大澤、三村

  

② 「アクアポニックスの認知度を上げるには」 7組 松谷、吉田

 

③ 「安価なのに利益が上がる飲食店の秘訣とは」 4組 前田、久保、佐久間

 

④ 「売れるコンビニスイーツの作り方」 5 組 山田

  

 

 後半は理数科1年のユニット型研究(化学・地学)の発表と、2年生の各分野(情報・数学・物理・生物・地学・化学)の発表が行われました。科学展で優秀な賞を取った作品の発表も行われました。

(5)理数科1年:ミニ研究 科学プレゼン・・・テーマ代表

① 【化学】「水溶液中で生成した硫化亜鉛の発光」 小曽根、岡戸、髙野、栗林

  

② 【地学】「過冷却」 加賀谷、髙野、佐々木、松﨑

  

(6)理数科2年:課題研究・・・SSH課題研究代表

① 第74回 埼玉県科学教育振興展覧会 中央展 優良賞

 【地学】「太陽系天体の光条の形成要因~PartⅢ~」 野村、小鹿、横矢

 

② 【物理】「じゃんけんが出来るロボットをつくる」 松村

 

③ 【数学】「カプレカ操作中に現れる数の特徴と分類」 本領、本田

 

④ 【化学】「キハダ由来農薬の実現に向けて」 嶋田、田幡

 

  各発表に多くの質問があり活発な質疑応答が行われました。難しい発表も多くあったと思いますが、質問によって理解が深まったり、新たな視点を得られたことと思います。みんな1年間よくがんばりました。素晴らしい発表会でした。

 

 

【探究の熊西】冬の天体観察会

1/29(月)~2/2(金)の期間、冬の天体観察会を行いました。

木星をはじめオリオン大星雲やすばるなどの星雲や星団を望遠鏡で観察しました。

 

 

<望遠鏡と空を見上げる生徒たち>

 

 

月曜日と水曜日にはI国際宇宙ステーション(ISS)が肉眼で見られ、3分ほどの間でしたが

追ってみることができました。

      <ISSを追っていく>

 

オリオン座をはじめ、冬の星座もきれいに見えて冬の大三角、ダイヤモンドなどの

一等星をたどりながら星座の観察もしました。

 

  <星座を辿りながら、神話などに耳を傾ける>

寒い中でしたが、少ない時でも15人くらい、多いときは50人くらいの生徒が参加してくれました。