<<最新情報>>

2024年3月の記事一覧

【探究の熊西】SSH生徒研究発表会(午前の部)3月12日実施

 2月6日(火)SSH生徒研究発表会は午前の全員発表、午後の代表者発表を予定していましたが、大雪のため、午前の発表が延期されました。高校入試や学年末考査を経て、3月12日(火)1・2限の時間を用いて午前発表を行いました。

 

 1年1組~2年8組までの16教室を使って、文系・理系、1年生・2年生、普通科・理数科の枠をこえて、生徒が1年間をかけて取り組んできた探究活動・課題研究の成果を互いに発表し合います。

 1年生普通科から70テーマ、1年生理数科から10テーマ、2年生普通科123テーマ、2年生理数科17テーマの計220テーマについて行います。1回の発表は、発表5分+質疑応答3分としています。全員が2回発表し、4回発表を聞く側にまわります。興味のある発表を聞きに行き、積極的な意見交換・質疑応答を通して、生徒の質疑力を磨きます。

 

        〈教室での発表の様子〉

みんなが1年間の成果を楽しそうに発表し、様々な質問がとびかっていて、大変感心しました。

本当に1年間よくがんばりました。より良い明日の自分に向かって、ファイト!!

 

 

 

【探究の熊西】SSH数学タブレット研修

3月11日(月)午前、愛知教育大教授の飯島康之先生によるタブレット研修を実施していただきました。

知識よりも体験を大切にされ、「観察・事実・仮説・問題の発見」からの学びを大切にされています。

生徒たちは4人の班になりタブレット上で先生の開発されたソフトGCを用いて点を動かしたときに対応する点がどのように動くのかを実験・観察・体験を通して学んでいきます。まずは三角形を動かしながら、三角形の五心を学んでいきます。

 

その他にも、四角形の内部に一点をとり各頂点と結んだとき向かい合う三角形の面積和が等しくなる点の見つけ方や、プログラミングを用いた分析方法などについてご講演いただきました。高度な内容のものもありましたが各班で協力して生徒たちは試行錯誤しながら様々な発見をし、気づいたことをまとめて発表しました。

 

生徒と先生のやりとりが豊富な講義で、時には笑いが起こるなど生徒たちは楽しみながら講義に参加していました。本日の講義を通して生徒たちは数学の奥深さを知り、ますます数学に興味・関心を抱いたのではないかと思います。

【探究の熊西】理数科1・2年交流会

3/4(月)3・4限に物理室と化学室を会場に表記交流会を行いました。

目的は来年度1年生が課題研究を進めるにあたって、まずはどんな研究を先輩がしてきたのかを

知ることと、自分自身がどんな研究をしたらいいかを、先輩たちのポスターセッションを通じて

知るためです。2年生にとっては自分研究を引き継ぐ生徒を見つけることと、自分の研究内容を

発表を通じて総括することです。

 

                <会場の様子>

2年生は自分の研究を継続して行ってくれる1年生を獲得するために一生懸命説明し、1年生は

自分が研究するには何がいいのかを新規研究も視野に入れながら真剣に聞いていました。

 

 

    <真剣に説明する2年生と、それに対して真剣に聞き入る1年生>

会場では活発な質疑応答も行われました。研究内容に関するものはもちろん、研究の実際の

進め方やテーマ決めに関わること、研究や実験の様子に関わるものなど多岐にわたりました。

 

この交流会を通して、2年生は後輩に自分たちの研究を引き継ぎながら総括を行えたことを、

1年生はあと1ケ月に迫った、自身の課題研究のテーマ設定・具体的な研究内容を少しでも決める

きっかけになったと思います。2時間にわたるポスターセッションでしたが、当初の目的は十分に

達成できたと思います。