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2025年12月の記事一覧

【探究】理数科1年生 ユニット型課題研究(生物分野) 「酵母アルコール発酵の比較実験」について報告【SSH】

今年度の「ユニット型研究生物」では、酵母(イースト)のアルコール発酵を題材に、実験→データ整理→考察→アウトプットまでを一気通貫で体験する授業を行いました。
“教科書で知っている反応”を、自分の手で確かめ、数字で語れるようにするのがねらいです。

R7ユニット型研究生物


ねらい
①酵母の発酵(糖→CO₂+エタノール)の仕組みを、現象として理解する
②「比較」「対照」「仮説」「誤差」を意識した実験計画の基礎を身につける
③表・グラフを使って、結果を第三者に伝える力を育てる

実験の概要:シリンジ法でCO₂量を測る
今回の実験では、発酵により発生する気体(CO₂)をシリンジの目盛りで測定し、時間変化として記録しました。

・条件(温度・時間・操作)はクラスで共通
・ただし、試験液(イーストを溶かす液)だけは生徒が自由に選択。

ジュース類、炭酸飲料、乳飲料、糖濃度を変えた溶液など、発想が多彩でした。

R7ユニット型研究生物
“自由に選ぶ”からこそ、仮説が立つ
試験液が自由だと、実験前から自然にこんな会話が出てきます。

「甘いほど発酵が進む?」
「果汁100%と20%って差が出る?」
「炭酸は…最初からCO₂が入ってない?」
「乳飲料は酵母に影響ある?」
「糖の“量”だけじゃなく“種類”も大事では?」
この段階で、すでに探究が始まっています。
“なんとなく”を、「比較可能な仮説」に言い換える練習です。

R7ユニット型研究生物


結果:同じ“甘そう”でも、反応は同じではない!
測定してみると、発生量が大きい試験液もあれば、ほとんど変化がないものもあり、結果はさまざま。
また、多くの班で

  • 途中から増加が加速する(立ち上がり)
  • 増え方が鈍る(停滞・飽和)

といった“グラフの形”が見られ、発酵を「反応の進み方」として捉えるきっかけになりました。

 R7ユニット型研究生物


考察のポイント:結果を「糖」だけで片づけない
考察では、単に「糖が多いから」で終わらせず、次の観点について考えてみることがポイント。

・糖の量だけでなく、糖の種類(発酵に使いやすいか)
・添加物や酸性度など、酵母にとっての環境
・炭酸飲料の場合は、もともとの溶存CO₂(混入の可能性)
・測定の誤差(気泡、温度管理、混ぜ方、読み取りなど)と、低減策

「結果→理由」をつなぐには、複数の可能性を出し、どれが妥当かを説明する力が必要です。ここが、まさに研究の入口でした。


個人レポート作成へ:データで語る練習
実験後は、各自が個人レポートを作成しました。
今回のレポートでは特に、データ提示(表・グラフ)と図表の作法を重視し、“レポートの型”に沿って書くことを意識してもらいました。

小さな実験でも、探究の型は身につきます。今回のユニット型研究では、身近な材料を使いながらも①仮説を立てる、②条件をそろえて比較する、③数値で示す、④考察する、⑤次の実験を提案する…という、研究の基本プロセスを体験できました。
“やって終わり”ではなく、結果を「伝わる形」に整えるところまでが学びです。

 

最後に、残るユニット型研究もいよいよ「地学」が最後となりました。

今回の生物で経験した 仮説の立て方、条件のそろえ方、データの見せ方(表・グラフ)、考察の組み立て方 といったポイントやコツを、ぜひ次のレポート作成にも生かしてほしいと思います。学びの積み重ねが伝わるレポートにつながるはずです。次のユニットでも、皆さんの工夫と挑戦を期待しています。

 

 

【探究】リアース校内発表会

10月20日(月),12月1日(月)に熊谷市都市計画課の方々とユーカリヤ社の方々をお招きし、リアース探究(3D都市モデルを活用した熊谷市の都市計画に係る探究活動)の発表会を行いました。

準備期間の短い中でしたが、どの班も独自の視点で熊谷市の都市開発について探究し、3D都市モデルを活用した将来構想を発表しました。駐車場を立体駐車場に変えることで空いた土地を活用する方法や、子育て支援の施設を建てるために必要な予算とその支援金の集め方を計算している班もあり、それぞれが設定したテーマに沿って深く探究することができていました。また、今回の発表会で選出された2班が、2月に行われる立正大学での発表会に臨むことになりました。

熊谷市都市計画課の方々からは発表のフィードバックもいただきました。今後の探究活動に活かしていきます。

 

準備風景↓

【SSH】科学実験体験イベント『楽しもうサイエンス!』を開催しました

11月22日の土曜日に、本校の体験型イベント「楽しもうサイエンス」を開催しました!

当日はたくさんの小学生・中学生とその保護者の方にご来場いただき、会場はとてもにぎやかで、笑顔の多い一日になりました。来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

また、感染症が流行している時期でもありましたが、手指消毒や体調確認など、感染対策にもご協力いただき、無事に実施することができました。ご理解・ご協力、ありがとうございました。

今年度は申込者数が昨年度よりも多く、想定以上に早い段階で定員に達してしまいました。参加をご検討いただいていたにもかかわらず、お申し込みいただけなかった皆さまには申し訳ありませんでした。

来年もさらにパワーアップして開催できるよう、生徒と一緒に準備していきます。

R7熊谷西高校楽しもうサイエンスポスター

 

今年度も、生徒たちがブースの準備から当日の運営までを担当しました。
「どうしたらわかりやすく伝わるかな?」「ここは実際にやってもらった方が楽しいかも!」と、直前まで試行錯誤しながら本番を迎えました。実験や観察に目をキラキラさせる来場者の様子に、生徒たちも自然と声が弾んでいたのが印象的でした。

 

↓↓↓当日の様子↓↓↓

<書道>

R7熊谷西高校楽しもうサイエンス写真

 

<家庭>

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<数学>

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<情報>

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<物理>

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<化学>

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<生物>

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<地学>

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